- 締切済み
少年が主人公で、児童書やラノベではない小説
以下のテーマの小説を探しています。 6~12歳くらいの少年が主人公 登場する少年は1~3人くらいの少人数 児童書やラノベではない 悩み、憂い、死、などあまり明るいテーマではない 古典~現代など刊行(執筆)時代、日文・外文は問いません。 できれば現在も入手可能な作品であると助かります。 これまでに「銀河鉄道の夜」「車輪の下」「寄宿生テルレスの混乱」、長野まゆみ作品は読みました。
- tokagenoshippo
- お礼率92% (73/79)
- 文学・古典
- 回答数9
- ありがとう数17
- みんなの回答 (9)
- 専門家の回答
みんなの回答
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
しばらくの間、冷却期間を質問者様にお預けしておきました。 実際に『源氏物語』の光を少年として読むことは可能です。一見して若者と観られがちですが、実際には彼の年齢が幾つであるかなどとは書かれてもいません。 具体的な年齢を記すことが、その作品を完璧にコントロールする材料ともなりえないからです。この逆を利用しているのが児童文学、殊にドイツやイギリスの作品群といえます。 質問者様の条件をそのままに受け容れる作品ならば、ルナールの『にんじん』もあります。現代文学の古典でいうならば、安部公房の『赤い繭』もあります。登場人物はただ単に「おれ」となっているだけで、あとは読者の想像に任せるとの手法がとられています。 家族が周りにいるにもかかわらず、その家族が最も遠い存在であることを知っている現代人ならではの筆致ともいえます。
- blue-paladin
- ベストアンサー率39% (212/538)
宮部みゆきの「ブレイブストーリー」 悩み、離婚、死などを少年の視点から見ています ファンタジー冒険小説なんですが。 永井豪原作の「凄ノ王」年齢はちょっと高め、高校生ですが えげつない内容がかなり含まれます。
お礼
お礼が遅くなってしまい大変申し訳ございません! ブレイブストーリーは読みました!すごく面白いですよね。 確かにあの作品も闇の部分も描いてありましたね。 へぇ、永井豪!デビルマンのイメージが強いのですがどんなのか気になります。 ご紹介ありがとうございます。
- ginkuro814
- ベストアンサー率25% (258/997)
パッと思い浮かんだのはこの本でした。 辻村深月『ぼくのメジャースプーン』 http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784062763301
お礼
お礼が遅くなってしまい大変申し訳ございません! タイトルは知っていたのですが、そういう内容だったんですね~ ご紹介ありがとうございます。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
6~12歳くらい 1~3人くらいの少人数 このどちらからも外れているのですが(作中でははっきり書かれていないがもうちょっと年上で人数も多い)、大江健三郎の「芽むしり子撃ち」は少年という世代の自分にいだく、でき上がっている世界に対する異物のような感じをテーマとした小説だと思います。
お礼
お礼が遅くなってしまい大変申し訳ございません! 条件から外れてるようですが、作品的に気になりました。大江作品は未読なのでご紹介ありがとうございます。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
トーマス・マンの『トニオ・クレーゲル』、紫式部『源氏物語』。トニオも光源氏も最初から大人ではありません。ここがミソです。 そして「児童書だから」と侮ってはいけません。テン・テグジュペリの『星の王子様』もミヒャエル・エンデの『果てしない物語』も海外では立派な文学として通用しています。とかく日本の似非読書家は「~たから」と根拠もなく断定的に分類することがお好きなようですね。これでは読書の楽しみもどこかに置き忘れられてしまいます 笑 痛烈に日本の社会を風刺した、開高健の『裸の王様』も傑作の一つです。また三島由紀夫の『金閣寺』も独特の耽美的な美学意識に基づいた書かれた作品ですので一読の価値はあります。あとは読み方次第で評価が180度変わるとの作品で有名な、志賀直哉の『小僧の神様』ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 今回「児童書・ラノベ」を外したのは、多少えげつない部分、残酷な表現があるものも含めたかったからです。 小説全体からすると児童書とそれ以外の作品に厳密な線引きはないと思いますが、一般的に児童書とされるものだと今私が求めているものとしては甘いと判断しました。 「ヴェニスに死す」を書いたトーマス・マンの「トニオ・クレーゲル」は知らなかったので気になりました。 「源氏物語」ちゃんと全部読んだ事ないですが、ちょっと今回求めるイメージとは違うかなと思うのですが、これは少年が主人公とみる作品でしたっけ?
ディケンズの『オリバー・ツイスト』。 椎名誠の『岳物語』。 子供が主人公と呼ぶのは苦しいかも アイラ・レヴィンの『ブラジルから来た少年』。奥田英朗の『サウス・バウンド』。エラリー ・クイーンの『Yの悲劇』。ロバート・B・パーカーの『初秋』『晩秋』。色川武大の『百』。 途中で年齢オーバーか ギュンター・グラスの『ブリキの太鼓』。フィールディングの『トム・ジョウンズ』。アゴタ・クリストフの『悪童日記』。東峰夫の『オキナワの少年』。 年齢が越えているかも ジャン・コクトーの『恐るべき子供たち』。野坂昭如の『火垂るの墓』。幸田文の『おとうと』。多島斗志之の『少年たちのおだやかな日常』。乙一の『ZOO 』。ヒルトンの『学校の殺人』。 子供の数が多すぎるかも ゴールディングの『蠅の王』。小松左京の『お召し』。
お礼
回答ありがとうございます。 「オリバー・ツイスト」は映像作品ではいくつか見ていたのですが、原作は未読でした。 「ブリキの太鼓」は池澤夏樹編の河出の全集でしたっけ?以前帯を読んで興味をそそられたのですが、お値段に萎縮してそのままでした。 たくさん挙げてくださってありがとうございます。 書店で確認してみますね。
- tarutosan
- ベストアンサー率23% (1528/6451)
育ってしまうものでも良ければ「宇宙皇子」(うつのみこ)はいかがでしょう。 歴史の詳細な記述があり、ファンタジー要素も絡みます。 古い本になりますが、時代が確か700年とかの頃なので古さは関係なく読めると思います。 ただ少年らは5人なのでちょっと多いかな…歴史を含むので登場人物は全体に多いです。 いのまたむつみが作画を担当しているためパッと見そう見えないかもしれませんが、子供用やラノベではありません。 今年新装版がでる模様なので、この質問を期に気づいて良かったです。また読みたい…。
お礼
回答ありがとうございます。 「宇宙皇子」!実はちょっと気になってたのですが、表紙のせいでうーんどうしようと悩んでたとこでした。 試しに書店で立読みしてみたいと思います。
- usaginotawagoto
- ベストアンサー率50% (106/208)
質問者様の好みに合う・合わないは別として、少しだけ年齢が上(13~14歳)かもしれませんが、重松清の作品とかどうでしょうか。 ・ナイフ http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%95-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%8D%E6%9D%BE-%E6%B8%85/dp/4101349134/ref=pd_sim_b_3?ie=UTF8&refRID=0E928TEJM1CRPMTV86A6 ・エイジ http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%8D%E6%9D%BE-%E6%B8%85/dp/4101349169/ref=pd_cp_b_1 ・疾走 http://www.amazon.co.jp/%E7%96%BE%E8%B5%B0-%E4%B8%8A-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%8D%E6%9D%BE-%E6%B8%85/dp/404364602X
お礼
回答ありがとうございます。 重松清作品は説教くさいという評判を耳にしていたので読まず嫌いなとこがあったのですが、これを機に挑戦してみようかなと思います。
「車輪の下」と同じ著者の短編集はいかがでしょう。 世界観が同じだそうです。 「少年の日の思い出 : ヘッセ青春小説集」 ヘルマン・ヘッセ 著 ; 岡田朝雄 訳 出版元: 草思社 刊行年月: 2010.12 【掲載作品】 ラテン語学校生 大旋風 少年の日の思い出 美しきかな青春
お礼
回答ありがとうございます。 ご紹介くださったヘッセのその作品は未読でしたので気になります。 探してみますね。
関連するQ&A
- 鉄道に関する児童小説
鉄道に関する児童小説を御存知でしたら、ご教授下さい。絵本や写真集ではなく、読書の対象となるもの(できれば中高学年対象)です。鉄道建設や車両開発のドキュメンタリー、鉄道の旅がテーマになっている物語や推理小説、何でも結構です。私が一つ思いつくのは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」ですが、他にあれば、是非お願い致します。
- ベストアンサー
- 絵本・子供の本
- 最近の少年漫画は、超能力を使える少年が主人公の作品が多くありませんか?
問1 最近の少年漫画は、不思議な力や特殊能力を使える少年が主人公の作品が多くありませんか? 問2 それに比べ最近は科学の進歩や宇宙に憧れる少年が主人公の作品は少ないと思いませんか?21エモンや銀河鉄道999みたいな。 だとするなら最近はなぜ少ないのでしょうか?
- 締切済み
- マンガ・コミック
- 淡い・透明・妖艶な少年と無垢に残酷な少年を探しています。
お邪魔します。皆様のたくさんの読書リストの中から紹介していただけると嬉しいのですが・・・よろしくお願いします。 もともと「透明で残酷で切ない、苦いモノ」が大好きなんですが、最近はそのキーワードに「(美)少年」が加わりました(苦笑) 「少年らしさ」が全てを肯定してしまう、その問答無用さとか儚さの強さとか、そういったものを尊く思える作品を探しています。 あさのあつこさん、長野まゆみさんの作品はもちろんお気に入りです。特に長野さんの少年観はすごく好きです。なので、少年愛・同性愛大歓迎です。 文体そのものに惹かれないと読み込めない偏食者なのですがおススメがありましたらゼヒお願いします。
- 締切済み
- 書籍・文庫
- 少年同士が恋する一般小説
BLとして出ている小説ではなく、図書館でも借りられそうなBL(風味)、または病んでる少年が出てくる小説を探しています。 なるべく日本が舞台の話がいいです。 長野まゆみ、三浦しをん作品が好きです。 他にもスチール/織田みずほ や、 向日葵の咲かない夏休み/道尾秀介 熊の場所/舞城 王太郎 福音の少年/あさのあつこ ネバーランド/恩田陸 などが読んでおもしろいとおもった作品です。 有名どころの三島由紀夫や森茉莉、高村薫、 柴田 よしき なども読んでみましたが、 もう少し読みやすいもののほうが合っていると思いました。 おすすめがあったらぜひ教えてください。 メジャー物はだいたい読んだので、あまり知られていない本だと嬉しいです。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 満州引き揚げについての児童文学
満州からの引き揚げ逃避行を少年の体験として書いた児童文学で、1962年頃前後に刊行されたもの。作家名、作品名などお心当たりの有る方、お教えください。
- ベストアンサー
- 文学・古典
- 少年の宇宙への夢や憧れを書いた小説を探しています
少年の宇宙への夢や憧れを書いた小説を探しています。 SF色、ファンタジー色が強くて、できればセンチメンタルな描写が多い作品をお願いします。自伝はダメです。 『夏のロケット』(川端裕人) 『なつのロケット』(あさりよしとお) 『銀河鉄道999』(松本零士) 以外でお願いします
- 締切済み
- 書籍・文庫
- 外国の美少年もののBL小説を探しています
初めまして。長野まゆみさんの作品は前から愛読していたのですが 最近「風と木の詩」とその続編「神の子羊」を読み 美少年モノに本格的に目覚めました。 そして他にも、こういうブルジョア美少年のBL小説を探しています。 ・美少年同士(または十代であれば年齢が違ってもOK) ・受攻どちらかまたは両方が裕福な家柄(貴族だと尚良いです) ・舞台は現代でなければ、日本でもOK このような条件の小説をもし何方かご存知の方がいましたら 是非教えてください!内容や文章はどんな物でもいけます! この際受けが美少年なら攻めは普通でも良いです。 是非宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 満州引き揚げの児童文学
満州からの引き揚げ逃避行を少年の体験として書いた児童文学で、1962年頃前後に刊行されたもの。作家名、作品名などお心当たりの有る方、お教えください。 文学の方で、回答がないようなので、歴史ジャンルにも問い合わさせ、させていただきます。
- ベストアンサー
- 歴史
- ほんのりBLなオススメの漫画、小説
「これはオススメ!」という作品がありましたら、是非教えて下さい!宜しくお願いします。 独特の世界観の創作や心理・情景描写の上手な作家さんだと、嬉しいです。 ガチでBLな作品も全然OKなのですが、どちらかと言うと、一歩うしろに下がったような作品が好きです。二昔前の少女漫画、萩尾望都風な。 ちょっと不思議系日常ファンタジー作品や、思春期を描いた作品、欧州が舞台の作品、レトロな雰囲気の作品、漫画の枠に囚われずに深いテーマを扱った作品が特に好きです。 言葉足らずですみません。(^^;; BLでなくても、これは気に入りそうだ!という作品でしたら何でもOKです。 とりあえず好きな作家作品などを並べてみます。 漫画家で夏乃あゆみ、宮城とおこ、紺野キタ、藤たまき、テクノサマタ、びっけ、CLAMP、桂明日香、森薫、山下和美の「不思議な少年」。 小説家で長野まゆみ、あさのあつこ、梨木香歩、畠中恵、有栖川有栖、佐島ユウヤ、ヘッセ。
- ベストアンサー
- マンガ・コミック
お礼
回答ありがとうございます。 「源氏物語」の作中に光の年齢は書かれていないかもしれませんが、これまでのマンガ化、映像化を見るとほとんどが青年くらいの姿で描かれてるので私の中での光のイメージがそうなってしまってますね。 「にんじん」は読みました。好きな作品です。 ただ、今回の条件としてはもう少し暗い部分が欲しいところです。 「赤い繭」ざっくりとぐぐりましたら何やら難解そうですね。