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認知症と物忘れの違いは何ですか?
現在、寝たきりの祖母がいます。 祖母は昼夜逆転や大声で叫んだり、家族の顔を認識できなかったり、自宅にいても施設にいると考えて介護している祖父に帰りたいと泣き喚いたり、数十年前に亡くなっている人が会いに来ないと嘆いたり、自分の名前を言えなかったり、などします。 しかし、介護している祖父、手伝っている母は、祖母は老化による物忘れをしていると考えています。 認知症と物忘れの違いは何でしょうか? また、今の状況は老化による物忘れなので、神経質になる必要はありませんか?。できれば夜間に大声で叫び続ける行為だけでも辞めて欲しいのですが、意思疎通が難しく苦労しています。
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健忘症(物忘れ)と認知症は違います。 健忘症とは体の生理的な老化により起こる物忘れのことで、脳の老化により、記憶力や思考力が低下して起こる状況のことを指しています。 具体的には、「直前に覚えていたことを忘れてしまう」ということがあります。 例えば、「何を買うかあらかじめ決めておいたものの、買い物に出かけて、何を買う予定だったかを忘れてしまった」、とか、「物を取りに行こうと倉庫に出かけのに、何を取りに行くはずだったかを忘れてしまう」という日常生活でよく起こりうる物忘れです。 健忘症(物忘れ)の特徴は、物忘れをしてしまったことを自覚していることにあり、最近物忘れがちになったと思う場合は、健忘症と言えるでしょう。 また、健忘症では、その人の性格に大きな変化を及ぼすことは稀です。 対照的に認知症は、忘れてしまったことそのものを忘れてしまう症状を指します。 例えば、「朝ご飯を食べたのに、食べたことすら忘れてしまい、また朝ご飯を食べようとする」という行為がそれに当たります。さらには「家族の名前はおろか、なぜ自分がそこにいるのかさえ忘れてしまう」という極端な例さえあります。 このように認知症の場合は、健忘症と違い、自分が忘れているという自覚さえないのが特徴です。 また、そのことを指摘すると激怒したり、自分は間違っていないと正当化しようとしたりする特徴も持ちます。 老化による物忘れかにせよ、認知症にせよ、充分な注意必要です。 お疲れ様とは思いますが。おつかれさまです( ^^) _旦~~ zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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- USB99
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認知症そのものの治療は困難ですが、夜間の大声を叫び続けるのを抑制する薬は投与可能です。 ただし、認知症の薬をついでに普通量を投与してしまうと、難しくなります。その辺のさじ加減は難しいです。
完全に認知症かと思われます。老人ホームでも対応の難しいほうに当たるでしょう。脳の病気で頭で正ししく判断することが難しく、そのときの感情を露にする幼児のような状態なのです。家族は認知症に対する接し方を知る必要があると思います。 社会福祉協議会などに相談してみては?
お礼
治療は困難ですか、ありがとうございました。