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統計

こんにちは 部活で統計グラフを作るのですが、テーマはブロードバンドで「現在利用している回線は?」などのアンケートをとりグラフにする予定なのですが、このようなアンケートは何人分とればいいのですか?(その人数分はとりませんが何人分とれば統計学的に十分信頼がおけるかな~?と思って質問しました)

質問者が選んだベストアンサー

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  • cgy02110
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回答No.5

No.4の者です。回答が遅れてすみません。 (1)調査テーマの決定 調査テーマは「ブロードバンドの普及率」とのことですが、これはテーマとしては少しだけ不十分です。というのは、このテーマでは「『誰に』対してアンケートを行うのか」が分からないから。これでは、アンケート回答者の数をどんなに増やそうとも、「よい結果」は得られません。従って、まずは『テーマの絞り込み』が必要です。 例えば、「日本全国におけるブロードバンドの普及率」とか。あるいは「○○中学校におけるブロードバンドの普及率」とか。私としては、日本全国を調べるのはムリっぽいので、中学校のほうがいいカナと思います。 (2)調査対象者の決定 テーマが決まると、調査対象者(アンケートに答えてもらう人)も決まります。例えば、日本全国について調べるんだったら、対象者は「日本国民全員」。また中学校であれば、「その中学校の全校生徒」になりますね。 このように、「対象者全員が集まったグループ」を『母集団』といいます。彼ら全員に答えてもらう方法を『全数調査』といい、統計学的には最も正確な方法です。ただし、母集団の数が多すぎて困るという場合には、(3)を読んでください。とはいえ、(3)は意外と難しいので、できれば全数調査を行うことをお薦めします。 (3)サンプリング調査 『サンプリング調査』とは、母集団の中から代表者(サンプル)を何人か選んで、彼らに答えてもらうという方法です。代表的なサンプルの選び方は、『無作為抽出法』というものです(『多段階層別抽出法』も、無作為抽出法の一つだったハズ?)。これは、「箱とボールを用意→ボール一つ一つに、母集団のメンバーを一人ずつ書き込む→それを箱に入れる→ボールを思いっきりかき回す→その中からサンプルを選ぶ」という手順で行われます。 なお、上の例は原始的な方法であって、最近ではパソコンを使うのが普通です。また、上の例は対象者の「学年」や「性別」などを無視しているので、アンケートの信頼性は下がります。もし無作為抽出をやるのであれば、担当の先生に聞くなどして、もっと細かく抽出してくださいね。 (4)質問項目の作成 さて、いよいよアンケート作りに入ります。が、その前に『質問項目(ブロードバンドの普及率を調べるためには、『何を』聞けばいいのか)』を決めます。 例えば、  ・家でインターネットを使っているか?  ・自分専用のパソコンはあるか?  ・ブロードバンドを使っているか?  ・ネットで、どんなことをしているか? など。あと、『属性(対象者の性別、学年や年齢)』を聞くのも忘れずに。 (5)質問文の作成 その上で、「『どのように』聞くか」を決めます。質問文を簡単にしたり、質問の順番を変えたりするなどして、対象者にとって分かりやすい質問を作るように心がけてください。 (6)アンケートの実施 (7)グラフ作り 男女別、学年別のグラフを作ってみると、面白いかも。 (8)考察 最後に、『アンケートを行って、分かったこと』をまとめます。例えば、「1年生よりも3年生のほうが普及率が高かった」とか。も少し頑張れるのなら、「また、それはナゼか?」というトコまで突っ込むのもアリかな? 「基本中の基本」だけを書いたんですけど、ずいぶんと長くなってしまいました(笑) それに、細かい部分を飛ばして書いてるので、少し説明不足かも。 上の文章は、「社会調査論」系の講義を参考に書きました。ですので、「統計学」には一切触れていません。「統計学」というのは数学の一種なので、かなりキッチリした学問です。それに対して、「社会調査(アンケートなど)」というのは、けっこう曖昧です。というのは、アンケートを作り、それに答えるのが「人間」だから。 ・あなたは、日本軍を戦争地域に派遣することに賛成ですか?  →反対意見が増える。 ・あなたは、戦争地域で暮らす難民を救うために、自衛隊を派遣することに賛成ですか?  →賛成意見が増える。 人間の頭は「機械」ではないので、同じような質問でも違う答えが返ってきます。これ以外にも「アンケート結果を操るウラ技」は、たくさんあります。こうした問題は、統計学で解決できるものではなく、どちらかというと「社会学っぽい問題」ですね。 要するに、『アンケートは役に立つケド、信じすぎちゃいけないョ』ということです。

その他の回答 (5)

  • cgy02110
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回答No.6

「戦争地域で暮らす難民」って、意味が通じませんね(笑) ですので、「戦争の犠牲者となっている一般市民」に直しておいてください。 余談ですけど、私の場合、「社会調査論」は一般教養科目ではなく、必修科目となってます。一方、「統計学」は選択科目です。「社会統計論」という講義があるのですが、難しげだったのでやめました。

  • cgy02110
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回答No.4

どーも。cgy02110――名前の由来は、昔使ってたプロバイダーのユーザーID――と申します。参考URL欄にもあるとおり、色々と大変なんですけど、息抜きがてら書き込んでみました。 難しげな回答が出そろってますね(笑) 私、いちおう社会学部社会学科に通う大学生なので、「母集団」や「多段階層別抽出法」、「無作為抽出法(別名:ランダムサンプリング)」などというコトバは理解しているつもりですが…。ふと疑問に思うのは、中学生であるyossan1様に、こうしたコトバを理解してもらえるのかどうかということ。 また、中学生が行うアンケートであれば、「全国の人々に聞く」というのは、ほぼ不可能だと思われます。もし仮に全国で調査を行うとなると、全数調査であれサンプリング調査であれ、母集団としての「選挙人名簿」や「住民基本台帳」が必須になります。そうした資料を中学生が全国から取り寄せられるとは考えがたく、したがって『調査対象は、yossan1様が通われている中学校の全校生徒』ぐらいが妥当なのではないでしょうか。 その場合、確かに「世の中を反映したデータ」とはいえません。ですが、調査テーマを「○○中学校におけるブロードバンドの普及率」と変えれば、有益な調査となりうるはずです。また、そうすることで母集団の規模も小さくなり、よって調査もしやすくなると考えられます。私としては、過度に難解な調査はかえって部活のメンバーを混乱させると思うのですが、いかがでしょうか。 【yossan1様へ】 アンケートというのは、『誰に、何を、どのように聞くか』で、そのデキが決まります。その辺のことを、も少し詳しく書きたいので、質問のほうは土曜日の夜まで締め切らないようにしてください。なるべく分かりやすく書いてみますので。 なお、私は「統計学」系の講義を受けてないので(とっても難しそうだったから(笑))、統計に関してはほとんど何も分かりません。ですので、「アンケートのやり方」についてのみ、書き込ませていただきます。てことで、土曜日の夜まで待っててくださいね。

参考URL:
http://www.okweb.ne.jp/user.php3?u=73370
  • norikunny
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回答No.3

えっと、「現在利用している回線」のアンケートはあなたの学校に通っている人の家庭でどの回線がどのぐらいの割合で使われているかを調べるために調べるのですか? そうであれば統計学的に信頼出来るサンプルの大きさはあなたの学校の生徒は何人いるかで決まってきます。  もし日本の家庭でどの回線がどのくらいの割合で使われているかを調べるのであれば、学校の生徒だけでは偏った答えになる可能性があるのでかなり広範囲で無作為にアンケートをする人を選ぶ必要があると思いますよ。

  • LLcK
  • ベストアンサー率36% (13/36)
回答No.2

まず、標本調査の簡単な説明をしますね。 統計学において標本調査とは母集団の傾向や性質、分布を標本を用いて推定するということです。 例えば、日本人の意識調査を行いたい場合、日本人全員(母集団)にアンケートを出すのは不可能ですよね。 そこで、ある程度の人達(標本)のみにアンケートを行い、日本人全体(母集団)の意識を知ろうとするのです。 ここで問題になるのが、標本だけで母集団の特徴を表現できるか?ということです。 つまり、「統計学的に十分信頼がおける」とは、標本にる母集団の特徴の推定に十分信頼がおける、という意味なのです。 本題に入ります。 まず、標本のサイズの決定するためには、母集団の大きさがどのくらいであるかを知ることが必要です(不明や無限の場合でもできます)。 あと、有意水準(簡単に言うと仮説が正しくない確率)というものも決めなくてはいけません。 その他にも推定によっては決めなくてはならない変数があります。 そして、何を知りたいか(母集団の比率や平均など)によって計算方法が変わります。 よって、yossan1さんの質問からは何人分とればいいかはわからないのです。 ただし、前述したように、「統計学的に十分信頼がおける」とは、標本にる母集団の特徴の推定に十分信頼がおける、という意味なので母集団全員を調べてしまえば100%信頼のおける分析になります。 なるべく噛み砕いて説明しようとしたのですが、 中学生にはちょっと難しいかもしれませんね。 大学の一般教養課程(1~2年生)で習うので、その時また思い出してみてください。

  • zinchan
  • ベストアンサー率49% (97/197)
回答No.1

注意事項  アンケートは、サンプルの構成に偏りが出ないように、不特定多数のさまざまな人から回収しなければなりません。アンケート用紙によるデータの回収の場合、男女、年齢構成、職業、収入などに偏りが出ないように配る必要があります。よく、新聞のアンケートなどで多段階層別抽出法とか、無作為抽出法により行ったなどと断り書きがあると思いますが、決められた方式でアンケートをとったほうがいいかと考えます。それらの手法について勉強してみてください。できれば許される限り、回答者の構成が判明する質問事項をアンケートに加えておいたほうがいいと考えます。逆に、個人を特定できるような配り方や、質問は、行ってはいけません。  もし、あなたが中学生なら、あなたの学校の生徒を対象にしても、あなたの学校の学区(地区)における、12~15歳の子供を持つ家庭に限られたサンプルでしかありませんので、世の中を反映したデータとはいえません。  本格的なアンケートをとるための予備調査としてはいいでしょうが、参考データにしかなりません。  アンケートは、アンケート用紙による方法の場合、有効回答が7割回収できれば上出来です。よって、アンケート用紙は、欲しいサンプル数の2倍程度用意しておいたほうがいいでしょう。  まして、家でインターネットを行ったことがない人や、ブロードバンド回線を持つ家庭の割合が少なからずあるはずですので、それらの無効回答数を考慮に入れてアンケート本数を用意する必要があります。  これらを事前に調べておきましょう。  また、アンケートの質問数がやたら多いと、答えるのが面倒になり回答されなくなりますので、目的を絞って、できるだけ質問総数を少なくしたほうがいいでしょう。最も聞きたい質問を先に持っていくことも、有効回答を増やすテクニックです。  以上の注意事項を加味した上で、統計学的に信頼がおけるアンケート回答者数はいかほどかということになりますが、ブロードバンドの回線業者は多数ありますので、回答も種類が多数に分散してしまうはずです。  そのため、単純に最も多い回線業者、回線速度などを特定させるために必要な有効回答数は、多数になることが予想されます。最も多いデータと平均値との差が2~3程度では差があるかないかは何ともいえません。  まず、(本格的な)アンケートを行う前に、どのくらいアンケートをすれば分析するに足るデータが得られるのかを調べるため、予備調査として、学校生徒40~60人を対象に、予備アンケートをとられてみてはいかがでしょう。そうすれば、偏ったサンプルではありますが、比較的楽に回答を回収することができ、データの分布の傾向を調べることができるので、どのくらいデータを集めればいいか、推測することができるようになります。有効回答数が半分でも、20~30人分のデータが得られるでしょう。  その上で、本格的なアンケートをとる際に必要な回答者数について相談に乗りましょう。  とりあえず、予備アンケートをしてみて、その傾向を知らせてください。そうすれば何らかのアドバイスができると思います。

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