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細胞が死ぬと・・・
hebikeraの回答
分かる範囲でお答えしたいと思います。 まず、細胞膜は「選択透過性」という性質を持っています。細胞膜には各種の物質の「受容体」と呼ばれるたんぱく質があり、細胞の外側にある受容体が目的の物質とくっつくと、ATPを消費して細胞内にその物質を取り込みます。ゆえに細胞が死んでしまうとATPを供給できないため細胞膜の選択透過性も失われてしまうのです。「全透性」という言葉があるかどうかは不勉強のため知りませんが、恐らくこの選択透過性が失われることをさしているんだと思います。 >そもそも細胞が死ぬってなに? 「死」の説明は難しいのですが・・・酸素や栄養の供給が停止し、細胞が活動できない状態になり、その結果として自己消化酵素により分解されてしまうことでしょうか。 次に糖について説明します。グルコースとフルクトースは化学式は同じですが分子構造が異なります。構造が違うため、舌の味蕾にある受容体にくっついたとき、味蕾の神経から脳に送られる信号も異なります。物質と受容体の結合はジグソーパズルみたいなもので、同じ重さのピースでも形が違えば必ずしもきちんと結合するわけではないからです。信号が異なるため、感じる甘さの度合いも違うというわけです。 また、デオキシリボースやリボースがエネルギーにならないのは生物の体内にこれらの物質からエネルギーを取り出す反応を行うための酵素がないからです。これらの糖が甘いのかどうかまではさすがに分かりません。なめたこともないし(笑) 以上で大体よろしいでしょうか?分からないことがあればまた聞いてください。
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