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点対称の条件です
麻野 なぎ(@AsanoNagi)の回答
No.1 です。 まず、点対称の条件ですが、一次元だと、p の 左右同じ距離のところに点があるということです。 で、その点を、x1, x2 とすれば、(簡単のため、x1 < x2 とする) x1 - p = p - x2 です。(p からの距離が同じ) これを書き直すと 2p = x1 + x2 となり、 p = (x1 + x2) / 2 になります。 二次元だと x, y 両方について同じことをやるという意味です。 で、y = f(x) が、点 (p, f(p)) について点対称であるというのは、 y1 = f(x1) という関係が成り立つとき、この点と(p, f(p)) について点対称な点、(x2, y2) があって、y2 = f(x2) という関係が成り立つということです。…… 1) なので、任意の点、 (x + p, f(x + p)) に対して、(x - p, f(x - p)) (この式は、「y = f(x)上にある」という意味の式)が、点対称の位置にあることがいえるので、1) がいえます。 あと、奇関数を使う方法は、まず、「奇関数は原点に対して点対称である」ということが前提になります。 与えられた y = f(x) を -p だけ(x軸上のプラス側にで)平行移動します。 一般に、y = f(x) を -p だけプラス側に(= p だけマイナス側に)平行移動すると y = f(x + p) になります。 ※例でいえば、y = x^2 を 1 平行移動(1だけ+側にへ項移動したもの)は、y = (x - 1)^2 になります。 これは、x = 1 のとき、元の関数の x = 0 と同じ値をとる(その他の値についても)ということから、元の関数に対して、x が 1増えたときに、同じ値になるからです。 これを、g(x) = f(x + p) とおきます。 これを用いて書き換えると f(p) = g(0 + p) = g(0) f(p + x) = g(x) f(p - x) = f(-x + p) = g(-x) となり、 f(p) = (f(p + x) + f(p - x)) / 2 が成立するので、 g(0) = (g(x) + g(-x)) / 2 がいえます。 あとは、g(x) をさらに、y 方向に -g(0) 平行移動します(y軸のマイナス側に g(0) 移動する) h(x) = g(x) - g(0) と書き直すとこれは、 h(x) + h(-x) = 0 となり、h(x) は奇関数です。 つまり、h(x) は、原点(0, 0)に対して、点対称です。 さて、h(x) は、どういうものかといえば、もとの f(x) を、x 方向に -p (f(x)→g(x)) y 方向に -g(0)(g(x) → h(x)) 平行移動したのです。 つまり、h(x) 全体を、x 方向(プラスの方向)にp, y方向(プラスの方向)に g(0)(つまり、f(p))平行移動すると、もとの関数になるわけです。 原点も(0, 0) から、(p, f(p)) に移動しますから、この点に対して点対称となります。
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