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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:代数を可換図式によって定義する方法について)

代数の可換図式による定義方法

itshowsunの回答

  • itshowsun
  • ベストアンサー率41% (15/36)
回答No.1

私は論理学を学ぶためにカテゴリー理論を学習しているので、 位相幾何学は専門ではありません。 そのため、あなたの質問に直接は答えられません。 しかし、トポス理論でトポロジー・カテゴリー、 層カテゴリー(位相圏、層圏というのが普通か)を学ぶ時、 あなたと同じ状況にあったのでその時の私の考えが参考になればと思います。 カテゴリー理論を基盤とする数学はブルバギの(古い)数学とは まったく違う数学の基盤を持っていることを理解しているものとします。 (これについて分からなければ、カテゴリー理論(圏論ともいう)のテキストを参照) まず、数学とは何かと考えると、実際的には、 物理的対象を概念的対象として把握し、その概念的対象体系をある算術体系に変換し、 その算術体系で計算を行い、その結果を逆変換して概念的体系に戻す、 ということです。これが 概念的対象体系 -> 算術体系  変換   ↓      ↓ 概念的対象体系 <- 算術体系  逆変換 これを範疇化すると一つの可換図式となります。これからカテゴリー理論が生まれました。 カテゴリ理論では、射で関係付けられる数学的対象を集めて一つのカテゴリーを 構成します。そして2つのカテゴリーの間の対応を関手として定義します。さらに 複雑な場合は2つの関手の間の対応を自然変換と定義します。 この定義により、2つのカテゴリーの間の変換と逆変換を決めることができますから、 (同型または準同型的な関係があるときのみ)、計算が容易ではないカテゴリーを 計算が簡単なカテゴリーに対応付けられれば、すなわち関手または自然変換を 定義できれば、簡単なカテゴリ-で計算を行い、それを逆変換によって難しいカテゴリーの 解とすることができます。 カテゴリー理論では、このような計算が簡単な基本的カテゴリーとしてトポスを定義します。 トポスは、おおまかにいって、 ・和と積の対象が存在する ・和と積の分配則が成立する ・指数対象が存在する カテゴリーです。 私が今のところ理解できているのは、集合カテゴリーを含むエレメンタリー・トポスだけです。 すなわち、普通の代数的数学的対象はエレメンタリー・トポス(おそらく要素的トポスか)から 関手を使って構成することができます。 一方、連続体を含む数学的対象は、すなわち、あなたの質問にあるような状況は、 グロタンディエック・トポス(位相的トポス)によって構成することができます。 あなたの問題としているところが、ブルバギ数学の範囲であるなら、私の考えは あまり参考にならないかもしれません。 可換図式を使ってη(普通は自然変換、時に関手)が出てくるなら、 カテゴリー理論です。この時は、さらに詳しいことは 圏論 トポス理論 層論 などをWikipediaで調べると良いでしょう。 この分野は新しいので日本語訳だけでなく、英語で読み、 その参照文献を調べてください。

graphman2
質問者

お礼

早速、ウィキペディアでも調べ、層圏トポスという本を買いました。 教えていただいた記述をもとに、しっかりと勉強していきたいと思います。 いろいろとお教えいただき、ありがとうございました。

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