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ちまたの英語学習者の傾向とは?
- 中古本屋さんには英検対策本がたくさんありますが、英英辞書はほとんどありません。
- 学習者用多読本はレベル3以下が多く、5.6は少ないです。
- 英検2級までの書籍の売り手は多いが、それ以上のレベルでは少ないです。なぜでしょうか?
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まず、中学校で辞書指導が行われ、英和辞典を日本中の中学生が手にします。つまり、それだけの数が売れます。高校では、中学レベルの辞書で満足いかない人たちが、新たな辞書を購入します。英和辞典がほとんどで、英英辞典を買う人は少ないはずです。 また、電子辞書の普及で、中学・高校とも紙の辞書を使わない人たちもいます。(学校によっては電子辞書を禁じたり、推奨しなかったりします)。 大学以上で辞書を購入する人は、電子辞書、パソコン、その他があるのでかなり少ないと思います。 以上のことを考えると、英検2級(高校卒業程度)までの英和辞典が売れるのは当然です。 学習者用多読本でレベル表記付、1~6Levelとある本についても、 レベル3以下は大量に見かけますが、5.6は、下のレベルと比べると冊数が少ないです。 →これは、5つ理由があると思います。 1.レベルの低い本は簡単に、短時間で読めるので、冊数をこなすこともある。 2.レベルが5,6ぐらいになるとペーパーバックのやさしめの本が読めてしまうので、わざわざ5や6のレベルの本を読む必要もない。 3.学校教育のレベルでは、5,6は大学入試レベルに近づくので、物語が主流のその手の本より、評論や説明文主流の大学入試対応の文章を読む方が入試対策になる。 4.挫折する人たちがいる。 5.あるレベルから上にいかなくなる人たちがたくさんいる。 この中で、5番目は注目にすべきポイントです。 日本語に訳して、漢文式に勉強をしますと、頭打ちとなります。つまりあるレベル以上にはなかなかいかなくなります。それは英語学習法の間違いとも言えます。英語を英語のまま理解する力が養われていないと、英語は伸びなくなります。 やめるとすればなぜでしょうか。 →一番は、学校での英語の勉強が終るからーーです。高校を卒業してもう英語を学ばないという人たちがたくさんいます。大学へ進学する人たちでも、英語を2年勉強したら、英語を教わることがない人たちもたくさんいます。その後、英語を必要としない人たちもたくさんいますね。 以上のようなことが参考書、辞書、英語の多読本の背景にあるので、当然あなたの観察するような結果となると思います。 以上、ご参考になればと思います。
その他の回答 (2)
新品の場合、準1級もそこそこテキストは見つけられますよ。 揃っていないことも確かに多いのですが、1級よりはマシです。 1級用の参考書はそこらへんの本屋ではなかなか無いので、取り寄せを頼むか、都会の大きな書店に行くか、通販(アマゾンなど含む)で買うしかありません。 さすがに東京の八重洲ブックセンターの語学テキスト売り場なんかに行くとずらっと揃ってますが・・・。 受験者が桁違いに少ないのです。 3級が20万人~25万人前後、準2級が17万人ぐらい、2級が9万~10万人程度のところ、準1級は2万人台、1級は1万人に届きません。合格率もだんだん低くなりますが。 http://www.eiken.or.jp/eiken/merit/situation/ 古本に出す/出る以前に、買う人が少ないし、発行部数も少ないし、取り扱いも少ないのでしょう。 英英辞典も、使える人が少ない(そもそも持っている人が少ない)んだと思います。まず英英辞典の説明を読めるようにならないといけませんので。 読み物についてもやはりLevel3止まりまたは挫折者が多くてそれ以上のレベルを買う人が少ないのでは。 それに、英語力が上がってきた人は、学習者向けの読み物でなくて一般向けの洋書を読み始めちゃうのかもしれない。 英検に関して、準1級から志願者がガクッと減るのは、 ・そういうレベルまで到達する人が少ないから。 ・普段英語が要らないし、学校や職場でもそんなに高いレベルも必要ないからやらない。 ・英語は必要な仕事だけど既に仕事では困らないので、試験勉強してまでわざわざ英語の資格試験を受ける必要性を感じない。 ・勉強してみたが難しくてもうここらで辞めようと思う。息切れ。挫折。 ・・・などかなと思います。 英検に価値がないわけではないしい、活用する人は活用すると思いますが、上の方の級となると、必要ない人のほうが多いのでしょう。 英語そのものが要らない人と、英語は要るが英検級は別に要らない人と。
お礼
そうなんです。新品はちゃんと1級でもそろってますよね。 もうそのレベルの本は、買う人自体が少ないから中古店でも数が少ないのでしょうけど、 必要性の点と、あきらめてしまう人が大きな理由なのでしょうかね。 英検準1は、一つの壁ですもんね。 2級でTOEICへ転校する良いポイントらしいですね。 ご回答ありがとうございました。
- wy1
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私は英検2級を持っています。 実際仕事で英文技術書/商業文を扱っていましたが、2級以上の試験を受ける気はありませんでした。 無論準1級とはどんなものか知りたくて参考書を買いましたが、実際には、受験向けには使いませんでした。 それよりも、イギリスやアメリカで書かれた小説類でなんとなく読めそうに感じたものを読んでいました。英英辞典も持っていますよ。たまに引いて見ましたが。 実際に英語を仕事以外に使わなければ困る人がどの位、日本にいると思いますか? それを考えれば、教養ある英語母語者ほどの英語力は、日本の日常生活では、全く不要だと思います。従って、一般的には、水準がかなり高い参考書?は不要なのでしょう。
お礼
2級から先は、単語も難しいし、日常での実用面では必要性が薄いのかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
学校を卒業すると英語をやる人はやはり激減するんですね。 近頃、TOEICなど良く耳にするので、多くいるように感じましたが、 実際は、一部の多く なんでしょうね(ネット所見のせいで)。 あと、丁度2級超えレベルであきらめる人も多いんですね。 ここからが、本格的にコミュニケーションできるかどうかの 訓練領域ですもんね。 ご回答ありがとうございました。
補足
まとまりがあって読みやすかったと、 内容が類似しているので、先着も考慮してBAとさせていただきました。 皆さまありがとうございます。