アメリカ人種やアメリカ民族はいますか？

質問

昨日のこのカテゴリで、
＜「民族」って何ですか？＞
とういう質問があり、興味深く読みました。
その過程で疑問に思ったことがあります。
アメリカ国民は存在すると思いますが、
アメリカ人種はいますか？
（文化や言語がほぼ同一なので）アメリカ民族はいますか？、

回答No.6

nacam · ベストアンサー

人種は、世界中で5つの人種しか存在しません。
コーカソイド、モンゴロイド、コンゴイド、カポイド、アウストラロイドの5つです。
コンゴイドとカポイドを併せてネグロイドとした場合は、人種は4つになります。
（カポイドの数が最大でみても40万人程度のため）

民族ですが、民族とは共通の価値観・歴史観を持つ集団を言います。
現在のアメリカ人は、アメリカ人という民族集団を形成しているといえます。
ただし、アメリカのヒスパニックやアジア系の新しい移民の人達は、まだアメリカ民族になっていない人達のほうが多いということも事実です。

アメリカ人という人種は存在しませんが、アメリカ人という民族は存在するのです。

現在のネイティブアメリカンの人達は、各部族というよりも、アメリカ人としての行動が多いですし、民族を形成するには規模が小さくなりすぎています。
そのため、スー民族とか、シャイアン民族といったレベルでの存在はなく、アパッチ族とか、イロクォイ族といった部族レベルでしか存在しなくなっています。

アメリカ大陸の原住民で、現在固有の民族と呼べる規模を持つのは、マヤ人とケチュア人、アイマラ人くらいではないでしょうか。

お礼

回答ありがとうございました。
人種というのは、生物学的な特徴（遺伝による）ものなのですね。
＜民族とは共通の価値観・歴史観を持つ集団を言います。＞
のですね。
＜アメリカ人という民族集団を形成している＞
のですね。ただし、アメリカ国民が全て、アメリカ民族である、ということではない（(1)まだ、成りきっていない人々も多くいるし、(2)もともとのネイティブアメリカン・原住民もいる）ということですね。
ここから敷衍して、共通の価値観・歴史観が文化というもので、アメリカ文化が存在していると、私は思いますが、どうでしょうか。

回答No.8

hiro706

人種と民族では定義が違いますね。
例えば日本の場合、古代日本では南方から、東アジアの大陸から、大陸北方から色んな人類が日本列島に渡来しました。
しかしこの人たちは殆どがモンゴロイドです。したがって日本は単一人種といえます。
民族の観点では、同一政治的共同体であり、同一の文化習俗を有する集団であることから、単一民族といえます。

一方アメリカの場合は、人種の面では、コーカソイド（白人）、ネグロイド（黒人）、モンゴロイド（いわゆる黄色人種）が混在していますから、アメリカ人種ではないと思います。

ただ、何千年後、何万年後にはこの人達が更に交じり合い、アメリカ人種になるかも知れませんね。

民族の観点では、同一政治的共同体であると思われるのでアメリカ民族といわれると思いますが、同一の文化習俗であるかというとそうでもない感じがします。

お礼

回答ありがとうございました。
＜同一政治的共同体であると思われるのでアメリカ民族＞
ということですね。
＜同一の文化習俗＞
でなくても、民族は成立するのですね。
日本に生活していると、人種・民族・文化習俗がほぼ同一なのですが、アメリカの場合（応用問題ですね）は難解ですね。

回答No.7

nacam

>共通の価値観・歴史観が文化というもので、アメリカ文化が存在していると、私は思いますが、どうでしょうか。

プリグリムファーザーズ以後の歴史観を共用できる。
現在のアメリカ文化を共用できる人達が、アメリカ民族であるといえます。

お礼

再度の回答ありがとうございました。
多少の誤解釈はご容赦願います。
アメリカを建国した精神を引き継いでいるのが、アメリカ文化で、
それを共用できる人達が、アメリカ民族なのですね。

回答No.5

ithi

ithiです。

国内では共通の独自の言語や文化が存在するのではないか、と思っています。
それはたぶん、「開拓者魂」と法律ですね。開拓者魂というのはお分かりと思うので説明しませんが、法律の方は英語が公用語みたいにみられるけど、実際はいろんな人種がいるので言語はバラバラです。また、そのために考え方も習慣も違います。例えば、ＷＡＳＰという保守系の人たちからすると彼らはアメリカ人ではありませんと否定される人もいるみたいですよ。そういう雑多な人種が住民であるのでその問題をさばいて治めていくには法律を順守させることだということです。ただ、その法律でも州によって違いがありますから、私谷も本当のところはわかりません。たぶん、建国以来の慣習によってきめられているのだと思いますが…

お礼

再度の回答ありがとうございました。＜
＜「開拓者魂」と法律です＞
開拓者魂というのは、私は今まで意識していませんでしたので、これからよく考えようと思います。
アメリカの法律は、
＜雑多な人種＞
を纏めるために必要なのですね。日本人にとっては煩雑と思われる、契約やマニュアルも、関連するのでしょうね。そして、各州独自の軽くはない州法も存在していますね。

回答No.4

m-twingo

アメリカ民族と強いて言うならネイティブアメリカンの人たちでしょうね。
彼らは白人の入植が始まる前からアメリカ大陸に住み独自の言語と文化を持っていました。
でも、現在では極小数となってしまいマイノリティ化してしまってます。
たぶん、あなたが際しているのは現在一般的に言いわれている「アメリカ人」を指しているのでしょうが、彼らは白人、黒人、アジア系黄色人、プエルトリカンなどのラテン系中南米人と人種もそれぞれのルーツが持っている文化も日常的に使う言語も違いますから、彼らを指して固有の「アメリカ人種」などということは100％ありえないでしょう。
移民によって成立した「アメリカ合衆国」と言う国はその他の国と違い、固有の文化や言語を持った国とは成立自体が違います。アメリカ合衆国の国民は、国に対する忠誠心をバックボーンに国が成立しているのです。
決して民族的や文化的にまとまっているわけではありません。

お礼

早速の回答ありがとうございました。
＜アメリカ民族と強いて言うならネイティブアメリカンの人たち＞
ですね。
＜固有の「アメリカ人種」などということは100％ありえないでしょう＞
ですね。日本であれば、人種、民族、文化などが、ほぼ同一なため、特に意識することなく、日本（国）が成立しています。しかし、アメリカ（合衆国）は、
＜国に対する忠誠心をバックボーンに国が成立しているのです。＞
のですね。
この説明により、また興味深い疑問が浮かびました。アメリカのこの忠誠心が保持されている理由です。社会の規範（例えば、教育など）によるものなのでしょうか。

回答No.3

princelilac

アメリカは「人種のるつぼ」という言葉があります。金属を火で熔かして合金を作ったりなどする時に使う壺のことです。世界各国から移民が押し寄せるため、今では人口では有色人種の方が少ないです。

ネイティブアメリカンと言われる人達は、祖先は日本人を含むモンゴロイドと同じルーツだと考えられています。肌の色に違いがありますが、顔の造りはよく似ていると思います。

お礼

早速の回答ありがとうございました。
＜「人種のるつぼ」＞について、
るつぼ内部では、まだ溶けきってはいないのですね。

回答No.2

ithi

park123 さん、こんにちわ。

アメリカ人種はいますか？
たぶん、昔インディアンと呼ばれたネイティブアメリカンの人のことを指すのだと思いますが・・・

（文化や言語がほぼ同一なので）アメリカ民族はいますか？、
現在のアメリカは文化や言語がほぼ同一ではありません。アングロサクソン、イタリア、スペインや黒人種など多種多様な言語や文化が入り混じっている多民族国家です。

お礼

早速の回答ありがとうございました。
アメリカ人種は、
＜ネイティブアメリカン＞
のことですね。
＜文化や言語がほぼ同一＞
というのが、わかりません。
＜多種多様な言語や文化が入り混じっている＞
ということは、わかります。しかし、それらを含んだ（国内的には）共通の（国際的には）独自の言語や文化が存在するのではないか、と思っています。

回答No.1

trajaa

え、文化が同一なの？
どう見ても、様々な文化のモザイクだとおもうけど

言語だって、いわゆる米語、ネイティブアメリカン諸族の言語、ラテン系の言語で色々だし

お礼

早速の回答ありがとうございました。
＜様々な文化のモザイクだ＞
ということですね。
まず、説明しやすいので、言語を使います。多種の言語が使用されていることは知っています。しかし、例えば法律は、全ていわゆる米語しか使われておりません。（国によっては、数種類の言語で法律を制定してるところもありますよね。）しかし、アメリカでは、米語のみが共通のものとされていると、思います。文化も確かにモザイク状態でしょうが、それらを呑み込んでいる共通文化がありませんか。