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ミセルとコロイド
kamui_kakiyoの回答
- kamui_kakiyo
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インフォシークの国語辞典で検索すると (http://jiten.www.infoseek.co.jp/Kokugo?pg=jiten_ktop.html&col=KO) ミセル[micelle] (1)界面活性剤などの分子またはイオンが数十個から数百個集まってつくるコロイド粒子。 例えば水中の石鹸分子は、親水性のカルボキシル基を外側に、 親油性のアルキル基を内側にして配列し、球状のミセルをつくる。会合コロイド。 (2)繊維などの高分子物質中で、分子が集合配列して結晶状になっている部分。 コロイド[colloid] 物質が0.1~0.001マイクロメートル程度の微粒となって 液体・固体・気体の中に分散している状態。 膠(にかわ)・デンプン・寒天・卵白・マヨネーズ・煙などの類。 膠質(こうしつ)・(にかわしつ)。 とでてきますように コロイドは、小さい粒が散乱している「状態」をさします 牛乳もコロイドですし、たばこの煙もコロイドです。 厳密には、牛乳は液体ではない。ということです。 一方、ミセルは集合した分子の「形状」をさします。 石鹸は油を包み込んで水中に浮遊しますが、その塊をミセルと呼ぶわけです。 これは、「水(液体)」の中に「油を包括した石鹸の固まり(粒)」が 分散している状態になりますから、コロイドと呼ぶことができます。 この場合、 ミセルだけを見てコロイドとはあまりいいませんね。 水中に分散してはじめてコロイドと呼びます。 (まあ、ミセルを形成するのに水中に分散する必要があるので そのへんは微妙な部分もありますが・・・) ようは、比べているのもがだいぶ違うということをわかってください。
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