ガンダムSEED&SEED運命でのカガリについて

質問

• カガリの魅力を探る！SEED運命での成長への期待
• カガリに対する賛否両論！好きな人も苦手な人も彼女の魅力を教えて
• ガンダムSEED&SEED運命が好きな方へ！アスランとカガリの未来について

回答No.8

noname#211806

「ウズミがマスドライバー(宇宙へ戦艦などを打ち上げる為の)施設と共に、良識的なオーブの政治権力者を『責任取る為』という理由で道連れにして」しまい、「後に残ったのは私腹を肥やしたい派や自己保身優先派のボンクラが殆ど」だし。

カガリは「良くも悪くも真っ直ぐな性格で、国民からの信望が厚いので本当はウズミの実子ではなくアスハ家の血は流れていないけれど、ウズミとヤマト夫妻以外は誰も知らないしあくまでカガリは『お飾りのオーブ代表』として奉りあげられただけ」。

何よりも「若過ぎる」し、「周りの者が海千山千の曲者揃い」で「もともと政治的な駆け引きどころか、『駆け引き』自体が出来る性格ではない」。

カガリ自身は「オーブ国民の為に本当に良い政治を行いたいと思っている」が、「取り敢えず国民の人望があるカガリを代表にしておけば良い、カガリはあくまで象徴としてで実権は自分達が握っていたいと考えている者ばかりで、カガリの足を引っ張っている」ので、「出来ない」でいる。

「セイラン家」が実権を握っていたし、「後釜狙いの者ばかり」。

「オーブにおいて」は「何も出来ていない」としか・・・。

ただ「シンと同レベル」とは言えない。

「シンは自分自身の意思が無い。と言うよりは自分自身の頭で深く考えた事は無く、『ただ人の言いなり』で実に都合良く利用されたというか操られたというか」・・・。

「カガリは少なくともシンよりは『何が正しくて何が間違っているかを理解している』」と思う。

シンは「どんなに綺麗な花々が咲いていても、誰かが吹き飛ばす」と言いながら、「正しく自分自身の手で『かつての自分の故国や軍人とはいえ同じオーブ国民』を攻撃し、『自分も誰かの身内の命を奪い、自分と同じく悲しむ者を生み出してしまっている事への矛盾』には気付いていない」から。

しかしカガリは「その事を充分に理解している」し、「実権を握っていたセイラン家の圧力」などもあったが、「シンの言葉への動揺」からも「地球連合軍への協力」を決めてしまった。

それでも「それが過ち」だという事を反省・後悔し認めた上で、「真に正しい道へ進む事」を決めている。

シンは「あんたが裏切るから」とか、「自分が間違っているとは決して反省も後悔もしていない」。
「話し合う事つまり対話の重要性」や「自分自身の頭で考える事」は分からなかった。
というか、「まだその段階の手前まで至っていない」。

カガリは「本当はアスランと共にありたい」けれど、「本当にやらなければならない事の為には一緒には居られない、つまり個人的な恋愛どころではない」と理解しているし。
言い換えれば、「自分に甘えを許さない決意の表われ」で、アスランも「その気持ちを汲んでいる」。

シンは「ルナマリアとは慰めあう擬似恋愛的な関係になり、真の恋愛関係とは言い難いが、自分を甘えさせる余地がある」ので、「決して同じレベルではない」。

「SEED」で「確実に言えるカガリのした良い事」は、「キラとアスランのぎこちない歩み寄りを打ち解けた雰囲気にして冷静に話し合える余地を持たせた事」だと思います。
あそこでカガリが割って入らなかったら、「キラとアスランは冷静にお互いがどんな思いで敵として向かい合ったのかを話せなかったし、和解できなかった」と思う。

お礼

回答ありがとうございましたm(__)m
とても詳しくカガリについての理解の助けになりました！勉強になりましたm(__)m