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「多かりき」の「き」の意味と文法?

いつもお世話になっております。 「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」林芙美子の有名な文ですが、「多かり」が「多くあり」が変化したものだと言うことは分かります。 次に続く文があって「多かれど」なら意味が分かります。 「多かりき」は終止形ですか?終止形なら「多かりし」ではありませんか? この「き」と同じ使い方をされている他の文章を紹介ないし作って頂けないでしょうか? 宜しくお願い致します。

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noname#252332
noname#252332
回答No.1

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/50189/m0u/ ~き、は確実な過去の事実を回想します。 例文として、「このきなんのききになるき」 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/239327/m0u/ ~ありき。

0123gokudo
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 要するに現代語で「た」という過去を意味する助詞なんですね。 「竹取の翁といふものありけり」というのがありましたが、 この場合「多かりけり」としたら間違いになるのでしょうか? 宜しくお願いします。

その他の回答 (1)

noname#252332
noname#252332
回答No.2

「~き、は確実な過去の事実を回想します」と言っているのですから、竹取の翁が居たという過去の事実こそ語り手の主要なテーマで竹の中から赤ん坊を見つけたり成長した娘が月の世界に帰ったことなんか二の次だと言うなら、そう書いたでしょうね。

0123gokudo
質問者

補足

再度の回答ありがとうございます。 ちょっと舌足らずだったようで申し訳ありません。誤解を与えたようです。 同じ過去の助動詞として「けり」があるのを思い出したのです。 「多かりき」を「多かりけり」と変えてもいけそうに見えましたので、「多かりけり」では間違いか?と質問したわけです。 しかし、説明の最下部に「けり」は伝承した過去の回想と書かれていました。ということは個人の経験は伝承ではありませんから、「多かりけり」とするのは間違っている。 上記の理解でOKでしょうか?

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