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砂の器

やはり映画版の足元にも及ばなかった,というのが率直な感想です。 原因はいろいろ有るでしょうが,舞台を現代にしたこと,放浪の理由を病気ではなく殺人にしたことではないかと思うのですが,みなさんどう思いますか?

noname#6306
noname#6306

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noname#6074
noname#6074
回答No.1

前に回答していただきましたものです。 >放浪の理由を病気ではなく殺人にした これが一番の理由だとおもいます。 やはり最後を見ても、がっくり。 殺人というどうしても許されない事件を起こした別れと、社会的偏見に基づいた病気への差別での別れでは重さが異なるのではないでしょうか?

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=811667

その他の回答 (8)

noname#6414
noname#6414
回答No.9

#6です。 原作では関川はでてくるようですが、映画では関川は出てこないで、やはり、和賀の子を流産したと思います。 原作では関川は和賀に殺されたようですが? 原作は読んでいないのでよくわかりませんが、#7さんの話だと、原作では紙吹雪の女と流産した女は別なのですね。 原作、映画版、ドラマ、それぞれちょっとづつ違っています。 私はやはり映画版がこの話の根本である「ハンセン氏病の差別」という事がえががれていて、素晴らしかったと思います。ドラマは、その根本がなく、サスペンスになってしまっていて残念です。 原作も読みたくなりました。

noname#6306
質問者

お礼

たくさんのご回答ありがとうございます。 賛否両論ですが,それだけ関心が有ったドラマというのは間違いないですね。 確かに私も映画とテレビは別物と見てたのですが,やはり気になって質問させていただきました。 また知らなかったこともいろいろ知り大変参考になりました。 みなさまありがとうございました。 (この場を借りてお礼することをお許しください。)

回答No.8

20年前にもう(一応)大人だったオバサンです。 SLは走ってないよなあ・・。 和賀くんが死んでしまってもクラスメートとか親戚がいるだろう・・。原作の大阪大空襲なら納得ですが・・。 別のことですが「中居君が5キロ太った」と聞いていたのでそう思ってみてみると、アゴが・・・。 中居君は頬からアゴのラインがシャープなので太るとすぐわかりますね。これは自己管理の欠落では・・。

回答No.7

↓の補足ですが・・・。 関川は原作にも出てきますよ。ドラマと同じような設定ですね。 ちなみに紙吹雪の女は原作では成瀬リエコという劇団の事務員でした。和賀の愛人?(婚約者がいるので)でした。その後罪の意識に苛まれて自殺しました。 妊娠していたのは関川の恋人で恵美子というバーの女性です。こちらも流産して亡くなります。(もっと状況は複雑ですけど。) 私としてはやはり原作が一番良いと思います。ハンセン病に対する差別、そし戦後の混乱という背景があったからこそあの話は成り立ったんだと思います。

noname#6414
noname#6414
回答No.6

ドラマとしては面白かったし、中居君のシリアスな顔もなかなかよかったですけど・・・ やはり、時代背景が違うので、どこか無理があってそのつじつまを合わせるために妙なひずみがでてしまっています。映画の砂の器を観た者としては、ちょっとでしたね。 ハンセン病という大きなテーマは一人の殺人者とは比べ物にならないほど根深いもので、警察から逃れるといった一時的なものではなく、犯罪者でもないのに日本中どこへ行っても差別され、そこではじめて「放浪」という事になります。現代で警察から逃れ「親子で放浪」なんて1週間が限度でしょう。 それにもうひとつ、秀夫が和賀英良になりすましたのも、戦後の混乱という大きな悲劇がありました。 病気で悪くもないのに差別された父親と、原因はともあれ殺人を犯した父親では、秀夫にとっても三木謙一にとっても、重みが違います。何も悪くない父親だったから、三木謙一は合わせたかったし、秀夫も憎みきれなかった。 関川と言う人物も原作では出てこなかったような気がします。確か紙ふぶきの女は秀夫の子供を宿していたとおもいます。それでないと、血の付いた服を捨てるなんて事もしないような気がします。 10歳の秀夫の顔しか知らないのに、映画館で写真を見て腕に傷があるからと言って英夫だとどうしてわかったのでしょうか?映画でもそうだったかなあ。 なんだか、根本が違うのにストーリーあわせした感じです。 時代背景を昔にして作ったらだめだったのでしょうか?

  • kenkenda
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回答No.5

皆様の年齢との関係も印象に相当影響があるのでは無いでしょうか。 しかし、日本の特にテレビでは問題(ドラマだけでなくて)常にオブラート(これも死語かも)に包んだような事をするのか不思議です。 松本清張氏は常にミステリーという分野(手法)で社会的問題を投げかける作家でした。それはある意味で、小説に対する挑戦でもありましたし、彼の小説家になる成り立ちからして挑戦そのもののような印象を持っております。 そこで、貴君の投げかけの通り社会的背景無くして「砂の器」そのものも成り立たないと思います。そのような大きな背景があってもテレビの中では娯楽性が求めれれる訳ですから、自ずから限界のあるのは当然と考えられます。 もう一点は、現代と言う条件では彼がどうして殺人を起こすかが不明瞭な時代にあるのでは無いか。そのように視聴者も感じているのに、その辺に視聴者の共感を得られる部分が少なくなっているのかもしれません。 けど、作品の出来はともかく出演者の肉声が無ければと感ずるのは、当方のうがってな感想でしょうか。

回答No.4

泣いてしまいました・・・ 原作に忠実に作ったら、更に良かったでしょうね・・・ 石川県が嫌いになりそうです・・・30年前に村八分が存在したって古い土地柄って事で。 島根県の人って、殺人者の子だからって、いじめる県民性じゃないから、無理がありますね・・・ 島根県民に対して、いささか失礼な気が・・・ とにかく、脚本書いた人の器の問題じゃないでしょうか? 泣いてる中居君のおかま声にびっくりしましたが、皆さん演技、最高でしたよ。 永井君&中居君が、更なる飛躍、果たしてくれるとうれしいですね・・・号泣。 個人的には、武田君、もっと出して、欲しかったです・・・

回答No.3

こんばんは。 >舞台を現代にしたこと 「白い巨塔」は成功してた(と思う)のであまり言い訳にはなりませんね。 >放浪の理由を病気ではなく殺人にしたこと 舞台を現代に置き換えたことで放浪の理由もハンセン病から殺人に変わったのですが、やはり動機付けとして弱かったようです。というより、ドラマ自体が求心力が弱かったのかもしれません。 個人的には、千住明の音楽が前に出過ぎていて、うざかったです。BGMの域を出てドラマ観てんだか音楽聴いてんだか…(-_-;)いま中居クンが「とおちゃ~ん」と言ってますが、なんでフルオーケストラのffでやるかなぁ。 終わり2話だけ視点を変える、というやり方はエヴァのパクリだし。それがいままでの積み重ねを台無しに…ああ救われない終わり方だ。武田真治や岡田義徳や松岡俊介はどこにいったのだろう? ただドリカムの主題歌は良かった。「忘れないで」以来の名曲。最終回も最後に流してほしかったです。その点でも失敗(!?)

回答No.2

やはりキャストがナ~~ 皆さん頑張って演技しているってのはわかるんですが、頑張ればいいってものでもなく、例えば、さりげなさのなかにものすごい存在感のある、加藤嘉なんていう役者さんは今はいないですからねー。

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