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先ほど「カリオストロの城」見ましたが

テレビ放映の二回に一回は見ていると思うので、もう5,6回は見ていると思います。いや、もっとかな。 そのたびにいつも不思議なのは、 ルパンがクラリスを救いに来る場面の 「不二子ぉ、ロープだ」 「えらそうに言わないで」 ……の台詞です。ごくごく軽い違和感があります。 なぜこの場面でルパンはえらそうなのでしょう? 実際ルパンの台詞はちょっと乱暴でえらそうに聞こえます。 長年ひっかかっていたのですが、今回真剣に考えてみました。 ○クラリスと不二子に対する態度の違いを際立たせるため ○ルパンはクラリスの前でちょっと格好をつけたい ○ぶっきらぼうな口調でルパンと不二子の仲間関係?を際立たせるため ○他に不二子に言わせる台詞がなかった  (普通に「ロープだ」と言われて「はい」と言ってたら性格が伝わらない) などと、いくつか考えました。 上記は視点がルパンのものと、視点が制作者のものとが錯綜しておりますが……わたしが思いついたのはこれくらいです。他にもあると思います。 「あの台詞にはこういう感情がこめられているのではないか」 「こういう狙いがあるのではないか」 ……という解説(個人的な意見でけっこうです!)をしてくださる方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ginga3104
  • ベストアンサー率23% (510/2208)
回答No.6

あの場面は、ルパンが何故クラリスを助けるのかを過去の経緯を回想した後、公爵の手下達が動き出したので、過去から現在への意識の移行のシーンです。 ルパンは子供の頃のクラリスに助けられており、その命の恩人が困っているのを解消する目的で行動しています。しかし、所詮泥棒なので、「少しおかしな泥棒が、お姫様を悪い公爵から盗みに来た」と、クラリスに説明しています。 だから、ゴート札の謎を暴いたり、原版を盗み出そうとしている富士子の目的はクラリスには伏せておきたいので、富士子を自分の手下として扱います。そして、この逃走経路は、元々クラリス付きの侍女として、クラリスの部屋に出入りする出来る富士子の個人的な物として用意されていたのですが、それを予想したルパンが便乗するものです。 だから、富士子はルパンの心情を知りながらも、『なに格好付けてるのよ!私の目的はお金よ!あんたの手下ではないわよ!なにさ、いつもはデレデレするくせに、お姫様の前だからって紳士ぶっちゃって。下手な田舎芝居をしていないでさっさと行動をすれば良かったのに』との抗議の意味を込めて言うセリフだと思います。

alchera
質問者

お礼

うーん、深い。「不二子の狙いを隠すために手下として扱う」!ここまではなかなか考えられません。読み込んでいらっしゃいますねー(^o^)。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • oka-p
  • ベストアンサー率20% (5/24)
回答No.7

こんばんは。 私も「カリ城」好きで何度も見ましたので、ちょっと お邪魔させていただきます。 ルパンと不二子の関係は、とても成熟した大人の関係 なのだと思います。 お互いにとても理解しあっているけど、決してなれ合いに ならない(独立している)といったところでしょうか。 そこであの状況ですが、ルパンはクラリスを救出する ために不二子を利用(言葉は悪いですが・・)しなければ なりませんでした。不二子もそれはわかって助けている わけですが、#6の方もおっしゃるように不二子は ルパンの手下ではありませんから、あの時どういう言い方を したとしても不二子は気分が悪いと思います。 それならばいっそ言い返しやすいような台詞を吐くことで 少しでも不二子の気を晴らそうとしたのではないで しょうか。 そう思いながら見ると、大人のやりとりって感じが しませんか(^-^)

alchera
質問者

お礼

こちらも愛ですねー。ここまで考えてもらえる不二子さん(ルパンも)は幸せだなあ。ひいては宮崎監督も。(それともモンキーパンチかな?) ご回答ありがとうございました。

  • hiroyui
  • ベストアンサー率7% (1/14)
回答No.5

私ながらの考えですが、まだ、誰も脱出できなかった地下牢からの銭形警部と逃れ、そのまま、オートジャイロで逃げても困難があったでしょう。私はあの後。銭形警部がICPOに生きて帰還できた方が不思議だと思います。それなのに、脱出手段をまともにオートジャイロの操作もできない銭形警部にまかせて、クラリスを救出しようとするのも、ルパンもなかなかしんどい状況ではないでしょうか?せっぱつまった状況の仕事の中ではちょときつい口調での命令系になると思います。次元と五右衛門はちょっと遠くに待機してるので、すぐにはこれないでしょう、そういった状況なら、しかたのない心理状況ではないでしょうか?それほどルパンでも危険な状態だったのではないでしょうか?

alchera
質問者

お礼

うーん、でもそのわりにはクラリスに対して「おじさんが来ましたよ~」……というような口調を作る余裕があるが……オートジャイロ、初めての奴に運転させるな!と是非ツッコミを入れたいところです(^o^)。 ご回答ありがとうございました。

  • eoc
  • ベストアンサー率19% (21/106)
回答No.4

私はこう思います。 このとき不二子は何をしているかというと、マシンガンや手榴弾で敵の攻撃を防いでいます。 不二子としては必死で攻防している忙しい時に、ルパンに指図されたことが腹立たしかったのではないか。 また、不二子としても、この状況から次に何をすべきか(クラリスを優先して助けること)がわかっているので、自分がする前に、ルパンに指図されたことが腹立たしかったのではないでしょうか。 不二子としては、「私に指図しないでよ。わかっているわよ。」という感じです。 あの台詞のやり取りの狙いは、 あれくらいの敵の攻撃なら不二子一人で十分に防戦できるというルパンの不二子に対する信頼を表現しているものと思います。

alchera
質問者

お礼

うーん、鋭いですね。たしかに「今忙しいねん!勝手言うな!」ってところですね。 >あれくらいの敵の攻撃なら不二子一人で十分に防戦できる 愛情ある言い回しですね(^o^)。←回答者さまの、不二子に対する。 ご回答ありがとうございました。

  • kino
  • ベストアンサー率10% (26/250)
回答No.3

二人のつきあいの長さと深さを表しているのだと思います。その前の、クラリスと不二子の会話「ルパンが来たから、めちゃくちゃになる前に……」「彼を知ってるの?」の類のやりとりから。 また、対等な関係というのもポイントです。ルパンがロープだと言いい、不二子が「はい」と答えると、やや服従しているような印象を与えかねません。宮崎作品の女性は自立している人が多いですよね。それを表現しているのではないでしょうか。

alchera
質問者

お礼

この二人が知り合ったきっかけがわかる映画ってありましたっけ。あったら見たいなあ(^o^)。 ご回答ありがとうございました。

  • mo-ri
  • ベストアンサー率26% (36/135)
回答No.2

いつもは ふ~じこちゃんと言って自分を追いかけているくせに そんな姿見せず 格好つけているため 不機嫌と私は解釈しています。自分のペット(じゃないけど)が 自分だけに見せると思っていた愛想を 人にも振りまいていて 面白くないというかが あの一言にこめられているというか。

alchera
質問者

お礼

ううん、ほんと。まるで手のひらを返したように……。失礼な奴(←ルパンが)だ。 ご回答ありがとうございました。

  • lack03
  • ベストアンサー率13% (49/371)
回答No.1

仕事?のパートナーとしての信頼感を表現しているのでは? ルパンは不二子のことをいい女性として認めている(というよりなめられている?)と思うけど、あんな技がいる場面で不二子のことを100%信用しているから、必要以上に事務的に(えらそうに)なったんだと思いました。 不二子はルパンの自分への扱いがお姫様とはだいぶ違うから、ちょっと文句を言ってみたんだと思いますよ。 (全部思いつき)

alchera
質問者

お礼

やっぱり不二子の立場だったらシャクに触りますよね(^o^)。 ご回答ありがとうございました。

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