児童ポルノ法改正(二次規制)について

質問

この問題について詳しい方にお聞きします。感情的な意見ではなく、理性的・理論的な意見をいただければと思います。

１．まず、人権の存在しない二次元の創作物のキャラクターに関しても規制を行うことの理由・意義について、規制推進派の主張はどのようなものが大本となっているのでしょうか。

２．１の主張の一つに「＞実在の児童に危険が及ぶ」というものがあった場合、それの根拠となるある程度明確なデータ、統計的な有意性を示す資料などは存在しますか。また存在しない場合、この主張が未だに規制推進の意義として掲げられているのは何故ですか。

３．１の主張の一つに「＞児童全体の人権を傷つける」というものがあった場合、それが児童に限定される理由について規制派の意見はどうなっているのか教えてください。例えば強姦ものなどの場合、同じ理屈で考えれば「女性全体の人権を傷つける」であってもおかしくないと思うのですが、その考えが児童だけに限定される理由はなんですか。

４．憲法の表現の自由と人権の保障の間の問題であるといえると思いますが、この法案がこの先司法の判断に委ねられる予定・可能性はありますか。

一部でも構いませんのでお答えいただければと思います。規制賛成派の方にも是非お答えいただければと思います。内容についてここで返信による議論を行うことは致しません。

回答No.1

foomufoomu

まず、「児童ポルノ規制」はあくまで「ポルノ規制」であることを忘れてはいけません。
「感情的な意見ではなく、理性的・理論的な」と書かれていますが、相手がポルノなので、それが「見た人に劣情を起こさせるか」というきわめて感情的な尺度で測るしかありません。
これは、人権擁護とか、出演者の身の保護とかの問題とは別の話です。規制反対意見は、どこかで問題がすり替えて考えられているようです。

普通のポルノの場合、日本では（成人の）性器をそのまま写真などで見せることは禁止されていますが、多くの外国ではＯＫです。
逆に幼児の裸は、（以前は）日本ではＯＫでしたが、多くの外国では禁止でした。
つまり、外国では、幼児の裸は性器の写真より劣情を起こさせると考えられているようです。強姦シーン（暴力シーン）の禁止に似たような感覚でしょうか。

すでに外国では、日本の児童ポルノ漫画本を多数所持していたことで、逮捕された人が出ています。
この規制は、国際化にむけて外国の風潮に合わせた規制なのです。（多くの外国から「日本の児童ポルノはけしからん」という意見が出ている。）

お礼

まず認識の話なのでお返ししますが、実際のポルノ規制に関しては統計的なデータ等が存在しないものの、最高裁があなたのいう所謂「劣情を催す」という理由から、公共の福祉に照らして、認めていることは知っています。それに関して批判があることも。
ただ児童ポルノに関してそれ以上の規制が必要とされる理由は、子供の人権を護るという観点によるものだと認識していました。
また、もちろん本音は諸外国との風潮への対応にあると思いますが、日本国内で法律を通す以上、建前の理由が存在していると思います。それを知っていらっしゃれば教えていただければと思います。