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みなさんは本当に現代の宇宙論が真実だと思いますか?
現代の宇宙論は直感的にこれは真実の可能性が高いと思えるような理論が存在 していないような気がします。 結局のところ宇宙論全体の一貫性と脈絡性がリンクしていないと思います。事例を挙げると 膨大でキリがないので、ここでは書きませんが、皆さんはどうお考えですか? 私は少なくとも、現代宇宙論は実験も含めて、殆どが思い込みの解釈からくる実証に過ぎない と思えるのです。
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広重徹は、以下のように述べています。 「特殊相対性理論成立の要因」(1960年)(『相対論の形成 広重徹科学史論文集1』所収)より しかしこの説明も、エーテルを捨てることが相対性理論のキー・ポイントだとしている点では、本質的には伝統的説明の枠内にある。さらに、ここに引用した文章のおわりの部分からは、光量子という実体のkinematicsが特殊相対論であるというふうに受けとれるが、はたしてそうであるのか。むしろ、そのままでは光量子は相対論ときびしく矛盾するものであった。なぜなら、特殊相対論はその物理的内容からいって、“連続な”電磁場のkinematicsであったから、両者の一応の統一は量子力学の成立以後にもちこされねばならなかったのである。 http://www10.ocn.ne.jp/~shima/dualism.html それを、一般相対性理論を論拠とした幾何構造ネタは大体正しいなどと妄想し、さらに上乗せで仮定に仮定を上乗せするやり方は科学的じゃないでしょう。 もっとフラットに設定して見るべきというのは、質問者と同感です。
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- s_hyama
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物理学そのものが成立する地点に存在する「矛盾」ってなんですか? いずれにせよ、アインシュタインは一般な相対性が成立する共変方程式を求める作業に入っていくのだが、それを求めるアインシュタインの思考は、まずこうして「時計と物指し(剛体の棒)」と「物理学的経験」の、「たとえ一般的には無意識的であったとしても、いつも物理学者たちの頭のなかにあった」関係をたどることから開始されている。そして、ここでもあの「空間ですぐ近くにある事象に対する同時性を検証する可能性」が「仮定する」べきものとして現れる。こうして、アインシュタインは1905年、1916年、そして「自伝ノート」の1946年に、この「同時性の定義」そして「時計の論理的起源」の問題を繰り返す。この「矛盾」は物理学そのものが成立する地点に存在する「矛盾」なのであり、この「時計」と「同時性」のパラドックスは、特殊相対性理論以来の「統一場理論」の論理的基礎として、アインシュタインの一生を貫いたのである。 http://www1.odn.ne.jp/~cex38710/clock.htm ひゃまは物理学そのものが成立する地点に存在する「矛盾」っていうのは、重いものも軽いものも同時に落ちる慣性形の物理と、重い物同士ほど速く落ちる万有系の物理であり、それを電磁気学の結論である光速度一定で説明することと考えてます。 それをなくしてテンソル化とか、量子重力理論とか、はたまた宇宙の全容とか、こうだといわれても手順が違うでしょと、学会の科学的思考を疑います。
お礼
ご回答下さり有難うございます。 s_hyama さんが言われた「量子重力理論とか、はたまた宇宙の全容とか、こうだといわれても手順が違うでしょと、学会の科学的思考を疑います。」と言う意見には賛同いたします。私も学会の科学的思考を疑っております。 科学実験(特に素粒子や宇宙関係)ですら、大半は思い込みと思えます。電磁気力とひとまとめに言っていますが、今、確認されている粒子による事象なども、全く別の粒子(新たな粒子ではない、よく知られている粒子)が引き起こしている事も多いと思えます。放射線(α線、β線、ɤ線など)の出どころですら、大半は間違っていると思えます。やはり権威重視で世界に流布するのではなく、真理の為に前へ進むには幅広く権威以外の理論も探したり、取り入れる必要性が求められていますね。 本当にありがとうございました。
- s_hyama
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下の彼とは、どうも知り合いのようでちょっと失礼しますw だからといって、「光量子は相対論ときびしく矛盾するものであった。」 一貫性の無いものだしておいて、後は量子論に委ねるっていう態度が科学的じゃない しかしながら、そもそもの始めから、理論の仮定が、そこから物理的事象の十分に完全な方程式を十分任意性のないように導くことができ、そこに測定棒と時計の理論を基礎づけるほどしっかりしてはいないのであるから、この手続きは正当である。座標の物理的解釈を(それ自身可能な何かを)一般にあきらめたくないならば、このような矛盾を許すほうがよいが──もちろん、理論の以後の研究において、それを取り除く必要はある。」(1946)。 http://www1.odn.ne.jp/~cex38710/clock.htm そういう態度が、今の宇宙物理学にも現れているといいたい。
お礼
回答下さり有難うございます。 「一貫性の無いものだしておいて、後は量子論に委ねるっていう態度が科学的じゃない」と言う意見には賛成で、その通りだと思います。やはり無理なく統一(ミクロ・マクロ)出来る理論が最も真実に近いと言えます。 「そういう態度が今の宇宙物理学にも現れているといいたい」は多く散見できますね。真理解明や政治でもそうですが、完全に職業化してしまうと、自分達の積み重ねてきたものを守るという意識が真理解明への好奇心や素直さを超えてしまうように思えます。
- buturikyou
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えー、そーですね、こと相対性原理に関しては「大ニュートンこそが自家撞着している」としてはどーでしょーか、なんとなれば(かつてはガリレイによった)『慣性の法則』を前提として安定した絶対空間による無限宇宙などは造られない、ということはニュートン君にしたところで認めない訳にもいかないでショーからw)
お礼
回答ありがとうございます。確かにニュートンの空間理論における認識は現代物理学では撞着してしまってますよね。しかし引力につきましては、一般相対性理論のように天体質量による時空の歪みによって発生するという見方より、どちらかと言えばニュートンの考え方のように天体その物からの発生と言う見方の方が真実に近いように思えます。だた天体全体の原子一つ一つの総量で天体全体の引力が発生していると言うより、天体の外核を中心としたある一定の部分が引力磁化する事で、天体引力の大半を生み出しているように思えます。ここでは長くなるので説明しきれませんが、大まかな引力の捉え方では、アインシュタインの方が正しいと言う事はないと思えます。もちろん絶対はありませんが…。蛇足と個人的な見解が多くて申し訳ないです。
- buturikyou
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はじめまして、ユニバーサルフロンティア理論の山野です! 私は、現代宇宙論のうちで❝大統一を論拠とする粒子科学起源のネタ❝は殆どゴミ溜め中の腐敗ゴミ並みの間違いだらけだと存じておりますが、自信ありげに語るとおりに一般相対性理論を論拠とした幾何構造ネタは大体正しいのではないか、と思っておる次第です・・。 宇宙はリーマン幾何学が論じるとおりに球面を1次元上げたような構造をして閉じておりますし、約137億歳からこのたび小変更があったぐらいの誤差程度の確からしさがあると思っておりますw) しかし、古い真空の中で新しい真空が急膨張するとか、その際の張力が計算できるとかモノポール生成だとか、古い真空から抜け出してカオティックインフレーションを起こすとか、そのあたりは既に眉唾でしょう。スカラー場はヒッグス場であり、ヒッグス粒子質量はワインバーグ=サラム理論の真空期待値のちょうど半分だと思うからです。むしろ古い真空というのは封じ込められたハドロンの内部だったりするのではないか、という可能性に夢を追っているわけです・・。 まー、そんなところでしょーか?
お礼
ご回答していただき本当にありがとうございます。なるほど、貴方様はそちら派の信奉者なのですね。夢を追っていて素敵です。 話は全く変わりますが、私は宇宙が存在して膨張していると言う事は、そのこと自体がいつか収縮をする事の答えのように感じます。宇宙システムの法則として必要だと考えます。物事が対称性や対極性を無視して例外的に成り立つ事がまず不可能と考える次第なので、永遠の膨張と収縮システム以外で、今、宇宙世界が存在している事の道理(必然性は除き)を説明するのは不可能だと思います。貴重なご意見下さり、ありがとうございました。
補足
>「古い真空から抜け出してカオティックインフレーションを起こすとか、そのあたりは既に眉唾でしょう。」 私もそう思います。
- k_kota
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まあ、そうですよね。正解はまだ出てません。 ただ、あなたも正解が無いわけです。 この内容だと、苦しんで研究している人がちょっと気の毒だなぁと思いました。 正解が出れば、そこから一貫性とか分かりやすさとかを追求すればいいのです。 これまでも様々に間違いながら試行錯誤してどうにか正解に近いものを出してきてるわけですから、今後も続けていくんじゃないでしょうか。 んで、それの理論がわかりにくくて直感的ではないとしてもしょうがないのではないかと。 直感的に理解できないものは正解ではない、とするなら永遠に正解にたどり着かないかもしれません。 とか色々考えました。
お礼
ご回答を下さり感謝いたします。私の質問に無礼を感じたと思われた方が少しでもいたのであれば、この場を借りてお詫び申し上げます。 私の願いは宇宙真理解明において、希望的観測や希望的解釈がされる事なく、無理なくあらゆる事につじつまが合う理論が何よりまず大切と言いたかったのです。 悪しからず。
- s_hyama
- ベストアンサー率19% (12/61)
回答に対するコメントありがとうございます、このようなお話ですか? シャピロ遅延では、距離(d)が変わらず到達時間(t)の遅延が起きるのは電磁波の速さ(w=fλ)が強い重力場(2φ)の通過中は遅くなるからである。 これは重力赤方偏移においても言え、 強い重力場(2φ)が出てくる電磁波の速さ(w=fλ)が速くなり、波長(λ)が長くなるので周波数(f)は変わらない。 光子のエネルギー(E=hf)では、周波数(f)が変わらないのでエネルギー(E)も変わらない。 しかしこれは、一般相対性理論が言う、重力場(2φ)の減少とともに周波数(f)が減少し光子がエネルギー(E=hf)を失うことと矛盾する。 一般相関性理論では、プランク定数(h=mCλ)と時空定数(C=√(w^2+2φ))は定数であるので、波長(λ)が長くなり、慣性質量(m)が減少することで矛盾なく説明できる。 これはコンプトン散乱(λo-λi=h(1-cosθ)/mC)の光子のエネルギー(E=hf)が、重力場(2φ)は変わらず入力(λi)→出力(λo)で波長が長くなり、散乱により振動数(f)が減少すると伴にエネルギー(E)が減少する現象とは別である。 以上により、重力ポテンシャル(2φ)は場にあり、それが変化しても重力質量Mのエネルギー(E=nhf=M(w^2+2φ))が変化するわけではないので、そのポテンシャルエネルギー(Mφ)は物体に帰属することが言える。 厳密に言えば、局所的にエネルギーがランダムに変化していることと、宇宙論的に時空が一方向へ?変容していることを混同しなくて済む。 重力の方向に対して慣性力のベクトルは自由であるので、その位置エネルギーの増減は同等には扱えません。 重力質量と慣性質量はスカラー量であるので、等価が成立する条件を満たすが、重力と慣性力はベクトル量であるので、そもそも等価を満たす条件を満たしてない。 したがって一般相対論の等価原理は、成立以前の問題です。 これが物理学において認められているのが不思議です。 百歩譲っても、質量の等価原理が成立し、局所においてテンソル形式で相対交換する場合のみです。 それに比べ、一般相関論では、光の運動量の等価原理であり、宇宙論的にエネルギーや運動量が保存されます。 要は、真空中の光速度不変に見るのと、エネルギーや運動量保存則とどちらが大事かということです。 超新星事象を利用した宇宙と時空の物質-エネルギー密度の天文学的測定は、空間の曲率は0に近いことを示唆している。これは、時空の局所幾何は時空の間隔に基づいた相対性原理により導かれるが、近似的に有名なユークリッド幾何学による3空間から導くこともできる、ということを意味している。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E5%BD%A2
お礼
再び回答して下さり、本当にありがとうございます。ここのカテで回答してくれた人々も含め、本当に宇宙への熱い想いを持った人がいる事に感動しています。 >「したがって一般相対論の等価原理は、成立以前の問題です。これが物理学において認められているのが不思議です。」は、本当にその通りで、私もその様に思います。そして、特殊相対性理論も、一般相対性理論も、宇宙現象の全てにつじつまを合わせていくと、s_hyama さんの言われる通り、必ず理論破綻を起こします。超新星爆発が起きたら空間に波(重力波)が起こる事も、勘違い以外ではないでしょうね。素粒子と言う定義も、どれだけの小さな粒子までなのかより、完成された性質を持って発生、または消滅できる最小単位粒子と言う捉え方でなければ、素粒子物理学の未来はないと考えられます。聡明なご回答をくださり、本当にありがとうございます。
- chiha2525
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宇宙論と言っても色々で、量子力学の解釈をもじった平行宇宙論や、子宇宙孫宇宙があるとする多元宇宙論など、現在ではまだ否定するだけの観測結果を持たないために否定されていないような、それでいて世界観を変えてしまうようなびっくり説がクローズアップされ、時にはそれらの宇宙論が正しいと多くの学者から支持されているかのような印象をあたえる文章もあったりして惑わされます。 この辺りになると、数学にも近い感じなのですが、人の発想力との勝負みたいなもので、なるほどそういう考え方もできるなと思わせるモノを世界で最初に言うことが出来るのは誰だ、という競争のなかで産み出された案の1つでしかないというのが本当のところではないでしょうか。 しかしながら、それら途方も無い案の1つ1つは、確かに人が考え到達した叡智の1つと思えば、それらが沢山ある状態は喜ばしいことでもあります。
お礼
素晴らしい理知的なご回答を下さり、ありがとうございました。 大変聡明な方とお見受けしました。
- s_hyama
- ベストアンサー率19% (12/61)
時間の遅れはあるのだけど、空間の収縮は観測されていません。 ということは、時間の遅れはあるけれど、空間の膨張はないのではないでしょうか? つまりエネルギーの拡散が、宇宙をみかけ膨張しているように見えるだけ というか、どこが一番一貫性と脈絡性がリンクしてないと思われるのか示して頂かないとコメントしようがありません。
お礼
”宇宙がみかけ膨張しているように見えるだけ”と言う考えには驚きました。なかなか考えにくい事ですが、自由な発想が素晴らしいと思いました。一貫性と脈絡性がリンクしていないと思われる点は、余りにも多岐に渡るので、ここでは説明しきれませんが、例えば、原子核の世界(ミクロ)と大宇宙(マクロ)の事象を同じハッキリとした原理に基づいて説明していません。どの粒子と、どの粒子がこの事象には関わり、どのようなキーワードで増減して関わっているかなど、まともな規則性を持って示しているのは皆無と言っていいでしょう。弱い力や強い力などは、何の説明にもなっていません。仮説でも構わないので、最初から最後まで一貫性と脈絡性のリンクが必要と考えられます。
- angkor_h
- ベストアンサー率35% (551/1557)
専門家(研究に力をささげている人)の解釈に、一般の方が「理解できない」「多くの報告を信じられない」のはやむをえないでしょう。 こういうところで、一般の方に意見を求めても同じだと思います。 論評するには自身の研究で得られた対等の知識が必要なので。 ご自分で研究されてから、公の場でご意見を述べられたらいかがでしょうか。 或いは、専門家(大学や国立天文台など)に聞かれたらどうですか?
お礼
回答下さり有難うございます。専門家ですら、分からない事やつじつまが合わない事を強引に結論付けていたりしているので、とてもややこしく、真理から遠ざかってくるような確信をしております。 >公の場でご意見を述べられたらいかがでしょうか。 本当にその通りですね。この世界は真理探究以上に学閥や権威主義が横行しているので、本当にドロドロです。メディアや出版業界も含めてです。親切なご意見ありがとうございます。
宇宙論の専門家であっても、自分の言ってる事が全て正しいなんて思ってる人はいないと思います。わかる範囲で、ぎりぎりの試論と予想を述べてるだけだと思います。 >私は少なくとも、現代宇宙論は実験も含めて、殆どが思い込みの解釈からくる実証に過ぎない >と思えるのです。 思いこみはあるでしょう。それがその人の、理論的立場だと思えますが。その立場はその人が、最も確実性が高いと判断して選んだものではないでしょうか?。 逆に言えば、実験的反証が上がったり、他の確実と思える理論との不整合や内部矛盾に気づいたら、撤回する準備は整っているはずです。 現時点では余りにもよくわかってないので、けっこう誰でも、ぎりぎりの試論と予想を述べられる状況ではないのですか?。でも「ぎりぎり」を言わないと、たぶん状況を打破する力も価値も持たない・・・。そんなところではないでしょうか?(^^;)。
お礼
本当に素晴らしい分析力に満ちたご回答を下さって、ありがとうございます。 ddtddtddt さんの推察されるような素直さが、科学や宇宙学問の世界に多く存在する事を願います。真理の夜明けが近い事を祈ります。本当に感謝いたします。
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お礼
回答下さり有難うございます。 私もs_hyamaさんに同感です。一般相対性理論などで宇宙現象の全てに辻褄を合わせようとすると、やはり理論破綻や強引なこじつけが起きてしまいますね。どれだけ権威と言われている理論でも、あらゆる事に自然につじつま合わせができければ、それは真理探究ではなく、宗教になってしまいかねませんからね。 「もっとフラットに設定して見るべき」には、私も大賛成です。 理知的なご回答をどうも。
補足
冷静かつ、客観的なご意見に感銘しましたので、ベストアンサーにさせていただきます。