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風疹大流行と予防接種
- 風疹が相変わらず猛威を振るっており、今年に入ってからの感染者数は4千人を突破し、大流行しています。
- 風疹大流行において、働き盛りの男性の患者数が最も多いとされています。過去に中学の風疹ワクチン接種が女子に限られていたため、男性の多くが免疫を持っていないことが原因と考えられます。
- 厚労省は鳥インフルエンザの対策に注力しており、風疹の拡大阻止に力を入れていないと批判されています。また、風疹ワクチンの費用や医療機関による格差も問題視されています。
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ワクチン行政は、そのときの情勢によって、色々と変化しているのです。 風疹ワクチンの接種が不幸な経緯をたどっているのは、 麻疹・流行性耳下腺炎・風疹の三種混合のMMRワクチン による無菌性髄膜炎の副作用問題が起きたからです。 このために、中止されてしまったのです。 これが、1993年。 半ば強制ではなくなったので、接種率が低下。 それが、最大の問題点なのです。 また、風疹で影響があるのは、女性です。 なので、女性が100%の免疫を持っていれば、男性が罹患しても 問題ない……という論理がまかり通るのですよ。 その方が、費用が安くなりますから。 厚生労働省が費用を負担しないのが悪い…… というのは、確かにその通りなのですが、 実は、副作用問題で摂取できなかった年代に対して、 一定の期間、公費負担としたケースがあったのですが、 副作用問題がネックになったのか、意識が低かったのか、 接種率が低かったのですよ。 なので、やめてしまったというのが、本当のところ。 現実には、これほどの大流行を誰も予想していなかった というのが本音でしょう。 (Q)たとえばウイルスの形が変異したなどの原因があるのではないかと思いますが、そういった点の調査は、なぜ実施されないのでしょうか。 (A)調査されていますよ。 今、流行しているのは、2B型、1E型と言われています。 これは、過去に流行した型とは別の型です。 しかし、型が変わったから、それが直ちに大流行になるというのは、 ちょっと違うのですよ。 なので、話が難しいのです。 (Q)免疫を持つ方が少ないとされる、成人男性は、全員対象とすべきと思います。 (A)ある意味、おっしゃる通りです。 でも、「強制」はできないというのが現状。 となると、任意になるのですが、意識が低い。 日本人は、衛生意識は高いのに、 なぜか、予防接種だとか、病気に対する意識が低いのです。 その顕著な例が、HIVです。 先進国で、いまだにHIV感染者が増え続けているのは 日本だけです。 なぜか、「自分だけは感染しない」と思っている人が多いのか、 無料で検査ができるのに、検査をしない。 質問者様は意識が高いようですが、 一般の意識は、質問者様の遙か下の方にあると思ってください。
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- chie65536(@chie65535)
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1. >やがて今回のような、男性を中心とした大流行となりうることは、当時の厚生省でも、予測できたとは思うのですが、それは無理だったのでしょうか。 当時は、風疹の流行が少なかった、ワクチンが不足していた、ワクチン接種による無菌性髄膜炎の頻度が高かった、などの理由で「必要最低限」にしか接種されず、他は「任意」だったのです。 2. >風疹ワクチンは、健康保険の適用外のため、費用がかかり、しかも医療機関による格差が大きいとのこと。 妊娠の予定がある女性、妻が妊娠中の男性は、自治体による助成があり、東京の一部の区では、妊娠の予定がある女性はワクチン接種は無料です。全額助成されてます。 3. >そういった点の調査は、なぜ実施されないのでしょうか。 働き盛りで、他人との接触が多い、移動の機会が多い世代が「ワクチン未接種の世代」だというのが大流行の原因だと判っているからです。 4. >私は、ぜひとも保健所での予防接種を復活し、 それは間違っています。集団予防接種は、過去にあった「集団予防接種による肝炎ウイルス公害」を引き起こしたり、接種の質の低下を招くだけです。 国民には「どの病院で接種をするか自由に選ぶ権利」や「どのタイプのワクチンを接種してもらうか選ぶ権利」を与えられるべきで、集団接種は、そういう「国民の選ぶ権利」を剥奪するだけの害しかありません。 >無料とまでも言わなくとも、ある程度の補助を実施すべきと思います。 病院で個人的に接種しても、一定条件を満たせば、助成により無料になったり半額になったりします。それでは不満ですか?
お礼
ご回答りがとうございます。 保健所での予防接種には、弊害もあるということを、初めて知りました。 私が子供の頃、母が「予防注射(当時は「予防接種」より、こちらが一般的な呼び名でした)は、保健所で受けなあかん。町医者で受けたら、たこう(高く)取られるから」と、よく言っていました。 そのため、私が小学1年の時まで、日本脳炎の予防接種は、任意だったため、夏休みに入って最初の火曜日(当時住んでいた地域の保健所は、毎週火曜日が、予防接種実施日でした)に、母や親戚といっしょに、受けに入ったのを覚えています。保健所では、アルコールでなくヨードチンキで消毒していたため、ただでさえ痛い注射が、2倍痛かったです。 当時の考え方からすれば、随分変わったものと思いました。
- bekky1
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【免疫を持つ方が少ないとされる、成人男性は、全員対象とすべきと思います。そのために税金が使われるなら、私は喜んで納税することでしょう。 もう、保健所での予防接種実施は、不可能なのでしょうか。 以上、長文になってしまい申し訳ありませんが、一部でもかまいませんので、ご回答いただければ幸いです。】 えーっと何を答えればよろしいのかわからないのですが、どうして成人男性にワクチンする必要があるのかがよくわかりません。 免疫がなければり患しますが、り患したところでそれに何か問題があるでしょうか?成人男性本人に・・・ということですが。 別に、命にかかわるような病気という訳でもないです、風疹自体は、俗に三日麻疹というだけのこと。 問題なのは、妊娠可能年齢の女性が妊娠中だったりするとこれはもう、確実に子供に先天異常が生じることがわかってますから 子供にも、’女性’にもただの’風疹’というだけのことで済まないのです。 だからこそ、妊娠可能年齢ということでの女子中学生の接種ということになり、逆にいうなら、 男は勝手にかかって、丈夫になれとでも言うのかな? 風疹が流行しても、’妊娠可能女性’に十分な風疹抗体があればいいだけのこと。 更に、言うなら、子供のころにかかっておけばそのほうがもっといいわけで、そういう意味では、成人男性と一緒に 子供の男女がかかってしまうと、次世代では問題がなくなるという因果関係になるのですが。 今、成人男性にワクチンすることに意味があるとは思えないですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は、成人男性の風疹ワクチン接種は、絶対必要と思います。 理由は 1、風疹は、普通は命にかかわるような病気ではないとされていますが、それでも、発病すれば、一定期間、仕事を休まねばなりません。 今の流行の中心である、30~40代の、働き盛りの男性は、職場でも戦力の中心となっている世代です。 この世代が、一時的にせよ、仕事場を離れなければならなくなるのは、職場に大きなダメージを与えることになります。 2、ごくまれと思いますが、成人が風疹に感染すると、子供より重症になりやすく、治療も長引くとされています。 ゆえに、仕事を休まねばならぬ期間が長くなり、また一部には、成人男性が風疹にかかると、子ダネが出来なくなるとも言われています。 以上のような理由から、私は、成人男性は、最優先で接種を受けられるようにすべきと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます 予防接種には、なかなか一筋縄ではいかない、さまざまな問題を抱えているということが、よくわかりました。