歯医者に関しての質問です

質問

歯医者に現在通っているのですが、昨日急に今月でこのクリニックをやめるため、
別の歯医者に行ってくださいと言われました。
推薦状を書いてはもらったのですが、別の歯医者に行くため、
初診料や再度、レントゲンを撮り直したり、患者であるこちら側の不利益でしかなく、
また、やめるというのもこのタイミングでいうことなのかという気持ちになりました。

自分だけでなく、ここに通っている患者すべてが不利益を一方的に被っているように感じています。
この件に関して、あまりにも対応が不適切だと感じているため、訴えてもいいかなと思っています

医師のみではなく、このクリニックの運営も信じられらない気持ちです。

回答No.2

good-good-good

基本的にNo.1で回答なさっている方のお話の通りでしょう。

全ての通院中の方の診療を終わらせてからの閉院になると負債が膨らんでさらなる債権の増大、引いては個人の場合自己破産、法人の場合は破綻という道をたどるだけでしょう。

回答No.1

michael-m

基本的にいつ始めるか、いつ辞めるかは自由ですから、訴えても無理だと思いますよ。訴えるのは自由ですけど。
費用も保険治療は成功報酬ではなく、やったことへの報酬ですから。治療をしている以上返還は無理でしょう。
でも実際の判断は裁判所の裁量ですから、どうなるかはわかりません。
医療に市場主義を入れたのは医師会ではなく国の方針ですからね。商売で医療をしても問題はないんです。
医師会や歯科医師会は国がやろうとしている企業の医療参入を反対しているのですから。ただしTPPに加入したらそれもなくなるので、更に商業化が進むかもしれません。

賃貸の歯医者では更新があります。大家は歯医者が儲かると思い込んでいて高く吹っかけてきます。
しかし歯科の予算は年々下がり、医療費全体の10％にも満たない。薬局より少ないんですよ。そして不景気で自費も伸び悩み。だから更新が出来ずに辞める歯医者が増えています。
とくに保険報酬は坪何万の東京も、坪1000円のド田舎も同じですから。東京で保険だけで経営するのは無理。

そこはスタッフが大勢居ませんでしたか？歯医者にとって人件費はとてつもなく経営を圧迫します。保険医療費はほとんどが材料費ですから保険で医院を維持するのは無理です。なのに見栄を張って大勢のスタッフを抱えたら潰れるのは当たりまえなんです。その分を補填するのは自費診療です。

つまり東京で、綺麗で、スタッフが多くて、賃貸で・・という医院は自費で経営していると思っていいです。その分不景気になれば潰れる可能性も高くなり、予約日に行ったら辞めていたなんてことも多いです。
だから推薦状を書いてくれるだけ親切だともいえます。（全く意味を持たない推薦状ですけどね）

医療費の削減と不景気で破綻する歯科医院はドンドン増えています。潰れているのだから急に辞めたって仕方のないことです。市場原理を入れて善しとしたのは国と国民ですから、受け入れるしかないです。

一方で不当な医療経営として、一年程度で辞めていく歯医者が居ます。
医院はあるのに医者が違うという場合は気をつけたほうがイイ。
いくつかの地域では開業から半年から一年ほど経ったときに「新規指導」というものをやります。
そこで保険請求の問題点を指摘して是正してもらうためです。
ところがこの間は請求でチェックはされますが、罰則はまずないんです。
だから歯医者は保険請求をし放題。決まりも約束事も関係なくなんでも請求し、チェックをすり抜ければOKなんです。
そして半年か１年で新規指導の通知が来ると医院を閉めてしまう。そして違う地域に行って開業する。
賃貸では設備がそのままの「居抜き」という物件があるのでそこを狙って渡り歩くんです。
自治体は保険医の新規指導ではなく、開業の新規指導だから判っていても取締りなど出来ないんです。
患者さんはすぐにだめになって文句を言いに行ったら知らない医者が出てきた。医院名まで一緒なのに別の歯医者になっていたなんて事があります。

これらは全て国と歯科医師会が認めたことなので、訴えてもどうしようもないのです。
そしてその国の機関（中央社会保険医療協議会）には国民代表も居るのですから、間接的には国民もコレを善しとしているといわざるを得ません。
私達開業医が是正しろと言っても、具体的案を提示しても歯科医師会も国も動くことはしませんから、真の患者さんだけが被害を受けるわけです。