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Serine conformationって?

rei00の回答

  • rei00
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回答No.36

rei00 です。 MiJun さん > ご了承が得られれば、別に質問を起こしたいのですが・・・?  これは MiJun さんのご自由にして下さい。できる限り,私もついていきますので。 > 異常リン酸化によってProが「シス⇒トランス」変換して > 「伸ばされた状態?」になったと考えて良いのでしょうか?  ryumu さんがおっしゃっている「これはまだ分からない」が実際の所だとは思いますが,私は「異常リン酸化によって」「伸ばされた状態?」になったため,「Proが「シス⇒トランス」変換し」たと考えます。鶏と卵の様な話で結論は困難でしょうが。 MiJun さん > タウ⇒可溶性リン酸化タウ⇒不溶性リン酸化タウ⇒ > 神経原繊維変化形成⇒神経細胞脱落 ryumu さん > これに似た仮説は、免疫グロブリン軽鎖の繊維化機構に > ついても立てられています。  そうですか。この種の機構は皆似たようなものなのでしょうか。あるいは,どれかの機構を元に,他のものについても推測しているのでしょうかね。私が興味を持っていたアミロイドβ蛋白の場合も類似の機構「アミロイドβ蛋白(可溶性)⇒不溶性アミロイドβ蛋白(凝集塊)⇒アミロイド繊維構造(β-シ-ト構造)形成⇒神経毒性発現」が提案されています。  確かその他の神経変性疾患(プリオン,トリプレットリピ-ト病,などなど)でも類似の機構が推定されていた様な気がしますが・・・・(これはチョット自信なしです)。  

sonorin
質問者

補足

皆様、お久し振りです。体調を崩し、しばらくサークルに参加できませんでした。(ですが、回答の方向性がいつの間にかかなり多岐に及んでいますね) やはりhuman tauのProのシス⇒トランス変換が最有力説なのでしょうか。 tauの二次構造については、私も詳しく知りません。アミロイド蛋白に比し、tauについてはあまり二次構造に触れるものが少ないですね。 あと、アミロイド蛋白についてですが、アミロイドβはその前駆蛋白であるamyloid precursor protein (APP)(膜貫通性蛋白)からC末端側(膜貫通領域)でγ-セクレターゼ、またN末端側(extracellular matrix)でβ-セクレターゼにより、切り出され、分泌されるとされています。また、アミロイドβの中間部分でα-セクレターゼにより切り出されるp3という蛋白も存在し、脳内におけるアミロイドβ蓄積はこのp3から始まると考えられています。アミロイドβについては、主にそのN末端側が色々な修飾を受けやすく、それにより繊維凝集が促進されると考えられ、p3のみではこの主要なN末端側が掛けているために、繊維凝集が起こらないのでは?と現在のところはそう考えられています。この各セクレターゼについては幾つか候補が挙げられておりますが、すべての特定はまだです。(特にγ-セクレターゼは、膜貫通領域を切断するという特殊性を持ち、また同様に膜貫通領域で切断される珍しい蛋白としてNotchがあるため、この相関性についても多々論じられています) アミロイドβの神経毒性については、確かにin vitroで証明されていますが、in vivoではまだ詳細な解明は難しいようです。(アミロイドβを主成分とする老人斑が脳内に多数出現していても、神経原線維変化を起こしていない症例もありますし)しかし、神経原線維変化→神経細胞脱落とある過程については、これも議論の分かれるところで、原線維変化はapoptosisとは性質的に異なるとされ、一部はnecrosisでは?と主張する研究者もいます。原線維変化が起こり、異常リン酸化tauが充満することによって、細胞構造が崩壊し、その後細胞内の物質は様々なグリアの作用によって消失しますが、その骨組みはghost化して、結構しつこく残っています。(こういったことを考えていると、結構頭が痛くなってきます) プリオンについては詳細をあまり勉強しておらず、CAGリピート病についてもほんの触り程度で、知識的には私も頼りないです。ですが、やっぱり関連性から避けては通れないのでしょうね。 このサークルでは、蛋白構造の基礎や解析について、私は最も素人ですので、皆様の活発な意見交換についていくのにかなり焦っています。

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