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アンケート結果の検定(t検定?U検定)
2つのグループのアンケート(12項目:動機づけ)の 平均値の差を検定するときは、最近の学会誌(英語 教育)の論文では、t検定を使うことが多いようですが、 本来はアンケートの平均値の差にはU検定を使うべき かと思います。 現在、論文執筆中なのですが、2つのグループの アンケート(12項目)の平均値の差の検定はU検定 で行って問題はないでしょうか? ご教示下されば幸いに存じます。
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質問者が選んだベストアンサー
12項目それぞれについての検定ならばU検定が妥当とは思いますが、それぞれの被験者について12項目の平均値 (ないし合計得点) を出して、平均スコア (合計スコア) のグループ間の差についての検定をしようとしているのだとしたら、t検定が良いかもしれないと思います。 分散が有限な独立な項目の和をとると正規分布に近づいていくので、平均スコアについてはおおむね正規分布に従うと考えることができるのではないかと思います。
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- vzb04330
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心理士で、元大学の教員です。 アンケートの回答方法が書かれていませんが、おそらく4段階評定、5段階評定などの「評定尺度法」を用いられたと思います。 評定尺度法は、尺度水準で,厳密にいえば、「順序尺度」です。 用いた尺度が、順序尺度の場合、対応のない2群の間の差の検定には、理論的に、厳密に言えば、ノンパラメトリック検定である「マンホイットニーのU検定」を用いるのが適切です。 多くの場合、平均値の差の検定には、おっしゃるようにt検定が用いられます。 t検定を用いることができるのは、データが正規分布している場合です。 順序尺度であっても、t検定を用いてるのは、順序尺度が便宜的に間隔尺度と見なせると考え、また、正規分布していると考えてのことです。 なお、U検定などノンパラメトリック検定は、データに特定の分布をかていしません。
お礼
貴重なご助言ありがとうございました。 アンケートは、ご指摘の通り5件法を 用いて調査致しました。 先生のご助言から、「論文を書く際にも、 アンケートの差の検定には、厳密には U検定を用いるのがベターな方法である こと」を認識できました。 どうもありがとうございます。
補足
アンケート対象者の人数を書き忘れいました。 グループAが52名、グループBが62名です。 どうもありがとうございました。
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