• ベストアンサー

人生のうちで読んでないと損をする本

kissaの回答

  • ベストアンサー
  • kissa
  • ベストアンサー率35% (13/37)
回答No.7

NO4で回答した者です。再度すみません。 >もし読んでなければ、実生活での人の感じ方や人生 >観は、また違っていると思います。へたな実用書や >専門書よりも、人生をより深く味あうことができる >のは、やはり小説などのお陰ではないでしょうか?  そのとおりだと思います。「たかが小説」と書いてしまいましたが、これは間違いですね。すみません。質問者の方はそうではないのですが、小説を難しく考えすぎてそんな高尚なものは読みたくない、といった風潮が残念でなりませんでした。名作といわれる本ももっと気軽に、エンターテイメントとして読み始めれば「なんだ案外おもしろいな」と感じるはずだと思います。ですが今回の質問には不適切な表現でした。  補足なのですが、ポール・オースターは純文学に分類されると思います。近年は純文学というカテゴリーも曖昧になっていますね。村上春樹さんもスティーブンキングに影響を受けホラー要素を盛り込んだりしていますものね。  「アンナカレーニナ」は長いですがとてもいい作品だと思います。格別難解な文章ではないので、読みやすいと思います。「失われた時を求めて」(プルースト)も長いですが個人的には「アンナカレーニナ」の方が好きです。ヘミングウェイは全短編集として新潮文庫から新訳で出版されています。キリマンジャロの雪についてはこちらがお勧めです。短編小説としての完成度は歴代で最高だと思います。  ダ・ヴィンチがエンターテイメント寄りになってしまったのはすごく同感です。創刊後一年くらいは硬派な本好きのための雑誌でしたので残念ですね。  追加ですが、大江健三郎「死者の奢り・飼育」(新潮文庫)もお勧めです。それから庄野潤三「プールサイド小景」「静物」(新潮文庫にたしかあったと思います)お勧めです。多面的な解釈のできる作品です。 メルヴィル「白鯨」(新潮文庫)も心に残ります。フィッツジェラルド「グレートギャツビー」(新潮文庫)「マイロストシティー」(中公文庫)は個人的に何度も読み返す愛読書です。それから小説ではないですが、沢木耕太郎のノンフィクションや、手塚治虫「火の鳥」「ブラックジャック」も漫画ですが奥の深い傑作だと思います。  以上、度々すみませんでした。

runkazuo
質問者

お礼

ポール・オースター、ぜひ読んでみたいと思います。「アンナカレーニナ」、ぜひ図書館で借りて読みたいと思います。岩波新書で、ある作家が、世界の名作、ベスト10に上げていました。やはり名作と言われるには、それなりの理由があるのですね。ヘミングウェイの「キリマンジャロの雪」ぜひ読みたいと思います。大江健三郎「死者の奢り・飼育」は、傑作ですね。いわゆる純文学ですけど、へたな推理小説よりもラストのどんでん返しが面白いですね。あと大江健三郎では、「万延元年のフットボール」や「性的人間」を読んでます。「宙返り」「燃え上がる緑の木」は、途中まで読みました。大江健三郎は、初期の作品は、読めるのですが、中期、後期は、難しくてなかなか読み進めません。「芽むしり仔撃ち」は、名作らしいですが、まだ未読です。メルヴィル「白鯨」は、購入しているのですが未読のままです。薦められると読みたくなってきました。庄野潤三さんですか、初めて名前をしりました。今度、本屋でチェックしてみたいと思います。フィッツジェラルド「グレートギャツビー」(新潮文庫)「マイロストシティー」(中公文庫)ですか、kissaさんが何度も読み返す愛読書ということは、かなり面白いのでしょうね。大変、興味をそそられます。手塚治虫は、「アドルフに告ぐ」を読みました。とても良い作品ですね。漫画では、浦沢直樹の「モンスター」や「20世紀少年」、ほかに「ブラックジャックによろしく」を愛読してます。「モンスター」は、ヨーロッパで実際に、日本人が関わった事件らしく、大変、面白かったです。他の作品もチェックしてみたいと思います。 大変、詳しく丁寧な解説、ありがとうございました。kissaさんのお陰で、ある程度、方向性が見えてきました。また、よろしくお願いします。 皆さんのお陰で、だいだい読むべき本をリストアップできました。ご協力、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 「誘拐」を描いた傑作を教えて下さい!

    「誘拐」をテーマにした、傑作教えて下さい。 『ゲームの名は誘拐』東野圭吾、『リミット』野沢尚、『レディジョーカー』高村薫などありますね。もっともっと教えて下さい。特に、隠れた名作などありましたら、是非!

  • おすすめの本を教えてください

    東野圭吾 横山秀夫 大沢在昌 今野敏 北方謙三 宮部みゆき 新堂冬樹の作家の中から、推理小説を教えてください。 推理小説じゃなくても、読んでいて楽しめる小説をよろしくお願いします。

  • お勧めの女性作家の推理小説を教えてください

    女性作家の推理小説はあまり読んだことが無かったのですが、最近よく読むようになりました。なにかお勧めのものがあれば教えてください。 最近読んだものは、近藤史恵・篠田真由美・若竹七海・松尾由美などの本です。 推理小説家ではないかも知れませんが、女性作家では恩田陸や三浦しをん、高村薫、五條瑛などの作品をよく読みます。お願いします。

  • 高村薫作品読む順番のアドバイスをお願いします。

    高村薫先生のファンの方にアドバイスをお願いします。 「レディ・ジョーカー」を読んですごく面白かったので 高村さんの作品を全部読みたいと思いましたが どの順で読むと楽しめますか? 出版順はWikipediaでわかるのですが 果たして出版順に読んでいいものなのかと。 作家によっては出版順が後でも デビュー前に書いた賞を取った作品が後に改定されて出たものを 先に読んでから出版順などと言われたりあると思うので ファンならではのお勧めの読み順を教えてください。 ※「レディ・ジョーカー」は読みましたので 順番に入れても入れなくてもかまいません。

  • 東野圭吾さん

    私は東野圭吾さんの小説が好きで色々読んできました。 他の作家さんの本も、と思っていますが 誰の小説を読んでいいか分かりません 東野圭吾さんが好きならこの人はどう? というのがあったら教えてください (ジャンルは違いますが奥田英郎さんもよく読みます)

  • おすすめの本

    おはようございます。 私は東野圭吾の小説がとても好きなので 読書するときは必ずといっても過言ではないほど 東野圭吾の作品を読んでいます。 特にガリレオシリーズがお気に入りです。 しかし、読みつくしてしまい飽きてしまいました。 おすすめのミステリー作家、または作品名を教えてください。

  • 東野圭吾さんを凌ぐ作家さん

    小さい頃は推理小説が好きで江戸川乱歩(子供版)やシャーロックホームズなんか読んでました。それからしばらくは本から遠ざかってたんですが、通勤が長くなってなんか文庫読もうと思って、赤川次郎(前に読んだことがあって)宮部みゆき(面白いと言われたので)あと東野圭吾の3冊買って読んでみました。 そしたら東野圭吾が断トツに面白くて、しかも原作者を知らないで昔観た映画やドラマで面白かったのが、原作:東野圭吾と知って、どんどんハマっていき全部読んでしまいました、そして通勤で読む本が無くなってしまいました。 うまく伝わらないかもしれませんが、例えばマジックって死角になることろに種明かしがあるんだけど、マジシャンに誘導されて、そこばっかり見てるから騙されたりしますよね?東野さんの本は、そんな風に東野さんに誘導されて、自分の”読み”をイイ意味で騙されていました。 そんなスバラシイ作家さんは他に居ますか?ジャンルはミステリーや推理で、お勧めの作家さん教えて下さい。 ちなみに宮部さんは、サブリミナル効果の話だったんですが、あんまり好きな話ではなかったです。特命リサーチみたいな話はあまり好きではないみたいです・・・

  • 東野圭吾さんのおススメありますか?

    最近、東野圭吾さんの本にはまっています。 といっても、まだ「私が彼を殺した」と、「どちらかが彼女を殺した」しか読んでないのですが… 斬新なストーリーで一気に読みました。 今は「探偵倶楽部」が手元にあり、今日「ある閉ざされた雪の山荘で」を注文しました。 東野作品は色々あり、映像化されたものもいくつかあって気になりますが これはすごく面白い! これだけは読んでおけ! というおススメ作品があれば是非教えて下さい。 ミステリーや推理小説、推理物は昔から大好きで、昔は他の作家さんの推理小説も色々読みました。 ゲームも推理ものをよくします。なので推理ものが好みです。 …と言いつつ、グロすぎる描写はちょっと苦手ですが… 宜しくお願い致します。(なるべく文庫化されている作品でお願いします)

  • 『高村薫の世界』について。

    高村薫さんの『晴子情歌』と同時期に発売された 野崎六助さんの『高村薫の世界』という評論本なのですが、 この本の内容でどうしてもわからない部分があるのです。 それは、合田三部作(『マークスの山』『照柿』『レディ・ジョーカー』) に登場する合田雄一郎の義兄・加納祐介に関する記述です。 120頁に「この二人の間には平凡な友情や同性愛的な感情はない」 というようなことが書かれているのですが、 私は『レディ・ジョーカー』の終章(435頁)を読んだ時に、 ずっと合田三部作開始直後から、 義兄の合田に対するそういう同性愛的な愛情があったのだと感じ、 それを前提にして、 『マークスの山』や『照柿』『レディ・ジョーカー』のそれ以前の部分の 義兄の描写について自分なりの解釈を改めて持ったのですが、 今回『高村薫の世界』を読んで、 その解釈が間違っていたのか、という疑念を持ち始めました。 現在、合田三部作の解釈にちょっと悩んでおります。 合田三部作及び『高村薫の世界』を読まれた方、 御意見をお聞かせ下さい。

  • お薦めの本

    私は、宮部みゆき、乃南アサ、東野圭吾、などの本が大好きなのですが、図書館にある本は全部読んでしまい、他の作家の本を借りようと思うのですが、何かおすすめがあったら教えて下さい。長編小説が好きで、乃南アサの「涙」「風紋」などが大好きです。宜しくお願いします。