再び iBook-2001 です。
お礼を書き込んでいただき、ありがとう御座います。
箱の容積は、10センチ×10センチ×10センチが1L (1000cc)
つまり、40センチ四方の箱なら、4×4×4=62L これからユニットの背面の大きさや補強材やその他で1~2割り減、おおむね50Lほどと考えればそれでオッケーです。
ユニットが2本なら2倍の容積が必要。
とは言っても、容積は音に取って重要では有るのですが、推薦容積だけがベストとは限りません。
オーディオでスピーカー工作を多く経験している人なら、推薦容積の半分から2倍くらいまでならチューニングや使いこなしで利用可能な範囲と考える事も出来ます。
まぁ、車の場合は設置環境を大きく変更は出来ないので、推薦容積から前後50%くらいで対処した方が無難でしょう。
それよりも、重量級の振動板をハイパワーで動かすのでしょうから、反動で動いたり、共振してしまう様な薄い板等ではきちんと実力発揮出来ないので、そっちの方の強化を優先するべきです。
シールドとは、おそらく密閉ボックスでしょう。あまり家庭用オーディオとかプロオーディオでは使わない表現ですが、、、ユニットの設計で多少の向き/不向きは有りますが、基本的に密閉ではダメ、バスレフではダメと言う事はありません。一部に小型密閉専用に設計した場合、バスレフ箱では背面の空気圧に依る抑制が無い為に超低域では振幅が過大に成り耐入力が著しく低下すると言うケースは存在します。(箱に入れず、裸で大パワーを入れる=破壊作業とも言えます。そういう動画がyoutubeにありますねぇ。爆笑)
ところで、カーオーディオで1000Wってほんとに出るの??
家庭用電源の100Vで1000Wと言えば10Aです。100V×10A=1000W
じゃぁ、12Vだと、、、ヒューズ、100Aですか? そんなに電力消費しても大丈夫な発電機とバッテリーが付いているのかな?
実は、カーオーディオのハイパワーアンプって、実用状態の実測値では無いのです。
万が一、アンプ内のロスが全く無いと仮定しても、12Vで20Aなら12×20=240W、12Vで60Aなら720W、、実際にはアンプの動作電力とか発熱で失われる分も考えたら8割りでも怪しいくらい。
一応、1Wで84dBの音圧が得られるスピーカーの場合、10Wで94dB、100Wで104dB、1000Wで114dBの音圧と成る計算です。クラクションを車外に向けるのでは無く、車内に置いて車内で鳴らす、そんな音が出たら前後左右にパトカーがサイレン鳴らしていてもサイレンは聞こえない程の音量でしょう。
一般家庭の場合、90dBの音量でも近所から怒鳴り込まれるケースがある程の音量です。音楽信号の場合は平均音量と瞬間ピークで10dB,アンプパワーですと10倍の余裕度を見ておくとかなり好ましいので、アンプやスピーカーの能力として一瞬のピーク値としてカーオーディオ関係では一番PR点としています。
オーディオを長く経験していると、100Wの耐性が有るスピーカーが5Wのアンプで壊れるケースや、7Wの耐性しか無いスピーカーに500Wのアンプを組み合わせて音質上無理な再生をしなければ問題なく利用出来る、なんて言う事は何十年も昔から言い伝えられています。
音質的に崩れてしまっていても無理に大音量再生をさせる場合はワット数の部分と振動振幅の部分、電力の部分など総合的に配慮した上でないと壊すのが普通です。アンプの過熱は危険です。スピーカーも実際には電力の1%とか0.1%しか音に変換出来ず、90%以上が中で熱として消費されます。
本当に屋外へ向けての爆音を目指す場合は車内で聴く状況とは違う視点からの検証も必要に成りますね。
一応、カーオーディオのスピーカー設計では、ドアパネルにスピーカーを取り付けた場合、おおむね40L程度の空間が有るので、それを基準に設計されます。
軽トラックのドアなら30L弱、大きな高級セダンで厚みが多い場合で60L強という前提だったはず。
トランクルームは数百リッター単位でかなり差が大きいのですが、箱として入れたときの箱の外寸から内容積は小さめなら50Lほど、大きい場合で100L程というのが設計の前提に有ると思われます。
参考に成れば良いのですが、、、(^o^汗
お礼
またまた、色々ありがとうございますm(__)m 追加でバッテリーを積んだりする予定です(>_<) 色々教えて頂いたことを元に再度、検討してみます!