• ベストアンサー

蕎麦包丁は、なぜ先端まで研いであるのでしょう? 2

蕎麦打ちをしている際に、ふと疑問に思いました。 『蕎麦包丁は、なぜ先端(麺を切らないところ)まで研いであるのでしょう?』 と。 どんな理由があるのでしょうか? ご存じの方がいらしたら教えて下さい。 なお、私が先端と表現したのは画像の(1)ではなく(2)の部分の事です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#193093
noname#193093
回答No.1

前回のエントリー(ご質問)にNo.4で回答した者です。 前回はご質問の主旨を読みきれず回答してしまいました。 なぜ画像で示された、包丁の「垂直部分」をカットして(研いで)仕上げてあるのか、その理由を知りたい、ということでよろしいでしょうか。 最大の理由は、重心(重量バランス)への配慮です。 ご存知のように、蕎麦切りの動作は、まな板に対して常に包丁の刃先の線を平行に保ちつつ上下させます。 切っ先側に偏りがちな重心を、すこしでも柄側寄りにすることで、包丁を握った時に安定しやすくなる、すなわち、刃先の水平を、より保ちやすくなります。そのため、包丁の重心をすこしでも柄寄りに移す手段の一つとして切っ先の「垂直部分」研ぎ減らし、切っ先側の重量を減らし、重心を柄側に移動させてあります。 ちなみに、柄側の刃先が柄の直下まで出っ張っていますよね。これも重心の位置をとても重要視する蕎麦切り包丁の大きな特徴です。 また、すでにご存知かもしれませんが、使い手が「垂直部分」を砥石で研ぐことはありません。 打ち出して作った、大根の桂むきなどに使う薄刃包丁なども、蕎麦切り包丁と同じく、「垂直部分」がカットされていますが、そのカットされた部分を使い手が研ぐことがないのと同じ理由です。 ちなみに、包丁の重心をすこしでも柄寄りに移すもうひとつの手段として、ブレードの厚みにも工夫があります。昔と同じ製法でハンマーで打ち出して作る蕎麦切り包丁の場合は、ブレードの厚みを、切っ先側で薄く、柄側に向かって徐々に厚くなるように製作してあったります。すなわち、切っ先は軽く、手元は重くなっています。厚みは、切っ先側は柄側に比べて半分くらいの厚みしかありません。この技法は打ち出した霞包丁など、昔ながらの日本の包丁の多くに使われていますので、蕎麦切り包丁特有のものではありません。 中華包丁との違いについては、前回の回答の通りです。

その他の回答 (2)

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.3

ANo2です。 誤字訂正します。 直接的に研ぐ⇒「直線的」に研ぐの誤りです。 なお、妻の実家(農家)に蕎麦包丁がありますが、先は本当に研ぎませんから切るためではないです。 実際に蕎麦包丁を研いでみれば疑問は持たないはずです。

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.2

こんにちは。 失礼ですが、蕎麦包丁を研いだことがあるのですか? 蕎麦包丁の先(垂直部分)に刃(鋼)は付いてないですから、研ぎませんよ。 蕎麦包丁は直接的に研がないといけないので研ぎ方は難しいですが、垂直部分が削られてるのは「先端が重くならないように」で切るためではありません。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう