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赤ちゃんの予防接種スケジュールについて

お世話になります。 6月5日生まれのこどもがいるのですが、予防接種のスケジュールについて 教えていただきたいのですが… ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルス を小児科にて8月7日に接種予定になっています。 で、先ほど市からBCGの接種日が9月6日と案内が届きました。 この場合、ヒブ・肺炎球菌・B型肝炎・ロタウイルスの4種の 次回接種日はいつ頃がいいのでしょうか? BCGは市からの為、日程変更はできません。 BCGを受けた後は、どの予防接種も27日間は受けれないのでしょうか? スケジュールの組み立てがわからず困っています… よろしくお願いします。

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  • bearlin
  • ベストアンサー率80% (4/5)
回答No.2

BCGはとても重要なワクチンであり、お住まいの地域が結核の多い地域(都市部など)であったり、お子さんの周りに結核患者さんがおられる場合には、例外的に生後3か月未満にBCGを接種することがあり法令上も認められています。ただし通常のBCG推奨接種時期は3~5か月です。 一方、今の日本では、BCGも重要ですが百日咳予防はそれ以上に重要であり、乳児重症百日咳は乳児重症結核よりも頻度が圧倒的に多く、重症度も同じくらい重症です。従って、百日咳予防ワクチンであるDPT(三種混合)も生後3か月に開始する必要があります。 ここでBCGを3か月直後に接種しますと生ワクチンであるBCGの後は他の全てのワクチンが4週間接種できませんのでDPTが4か月以降になり、危険です。(百日咳が重症化しやすいのは生後4か月未満ですので) 従って、結核の多い都市部にお住まいの場合や身近に結核患者さんがおられる場合には、BCGとDPTを3か月に同時接種していただくか、質問者様の様にBCGが集団接種で日にち指定の地域にお住まいで同時接種できない場合は、DPT、ヒブ2回目、小児用肺炎球菌2回目、B型肝炎2回目を先行させてその1週(中6日)以降にBCG接種をお奨めします。(その場合はロタ2回目だけBCGの4週後に遅らせます。) 一方、お住まいの地域が結核の多くない地域(郊外や地方など)の場合、通常はDPT(三種混合)を2回先行しヒブや小児用肺炎球菌、ロタ、B型肝炎は予定通り接種した後、ゆっくりと生後4~5か月頃にBCGを接種します。 3か月と2日でBCGを指定してくる自治体の対応には大いに疑問を感じます。 そんなことをしたら、DPTの接種が4か月以降になってしまいますが、それでは重症百日咳から赤ちゃんを守りきれません。 お住まいの自治体の担当者は地域の赤ちゃんを守るため、もっと感染症の疫学と現在の予防接種制度について勉強をするべきです。そして、BCGの前にDPTを接種するべきことを市民に情報提供するべきです。 日にち指定によりBCG先行のスケジュールを赤ちゃんに押し付けた結果、DPTが大きく遅れてしまい、赤ちゃんが重症百日咳になった場合、自治体担当者はどうするつもりなのか疑問です。 もっとも、ほとんどの自治体ではBCGの接種日を指定していても生後6か月未満までに何度か接種日を設けているはずであり、変更は可能です。(そうでなければ、感染症などで接種できないときに未接種になってしまいますので。) 次の接種日まで3か月以上あいてしまうような自治体は離島の一部くらいでほとんどありませんし、そのような地域では結核が少ないうえに、法定接種期間が1歳未満まで認められています。 従って、かかりつけの小児科医と良くご相談の上、まずDPTを1~2回先行させたうえでBCGの接種スケジュールを組んでいただくことをお奨めします。 (既に来年生まれる赤ちゃんのための新しい母子手帳では、DPTの方がBCGよりも先に印刷されています。しかし、担当医が小児科医でなく小児に馴れた医師でもない場合、DPTをBCGよりも先行させることを知らない場合があります。その場合でも、小児科学会のスケジュール通りにDPTを3か月に開始したいとお願いしてみてください。) 従って、 結核の多い地域では、 9月5日以降にDPT1回目+ヒブ2回目+小児用肺炎球菌2回目+B型肝炎2回目を接種し、その後1週間(中6日)以上あけてBCGを接種し、その4週後からDPT2回目+ヒブ3回目+小児用肺炎球菌3回目+ロタ2回目を接種し、以降はかかりつけの指示通りでよいかと思います。 通常の結核の多くない地域では、9月5日以降にDPT1回目+ヒブ2回目+小児用肺炎球菌2回目+B型肝炎2回目+ロタ2回目を接種し、そのあと4週間以上あけてBCGを接種されればよいかと思いますし、 結核の少ない地域ではBCGが4~5か月のころぎりぎり6か月手前でも良いかもしれません。(その場合は法定接種から外れないように体調管理にご注意ください。) なお、日本小児科学会の推奨スケジュールとVPDを知って、子どもを守ろうの会のスケジュールもとても参考になりますのでよかったらご参照ください。 最終的には接種医の先生と良くご相談の上、的確にお子さんを守ってあげてください。 VPDを知って、子どもを守ろうの会のスケジュール http://www.know-vpd.jp/dl/schedule_postrota.pdf 日本小児科学会のスケジュール (2012年8月31日まで) http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427.pdf (2012年9月1日以降) http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427_2.pdf

回答No.1

8月7日に予防接種を受けに行った時、その小児科医院で相談してみましょう。今は、多くの小児科で対応してくれます。

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