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『用言に続く』の『続く』の意味について

ある国文法書で、連用形について『主に用言に続く形』と解説されていました。 質問1:この『続く』という言葉の意味は以下yahooの国語辞書に掲載されているものでよろしいでしょうか? 『途切れず、あとに従う。』 質問2:この辞書の解説から、イメージとしては"用言に向かってその後ろに従う(ここでいう『従う』とは"後ろについて行く"の意)"でよろしいでしょうか? 質問3:終止形の解説について『続く言葉がない→終止形』とありました。 この『続く言葉がない』とは、つまり『あとに従う言葉が無い(後ろについて行く言葉がない)』という意味でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • hakobulu
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回答No.6

#2です。 >途切れないでそのまま続くのであれば、『途切れず、あとに従う。』でいいように思うんです。 ご提示された用法ではどうもしっくりこない、、 僕の提示した解釈では何がだめですか? : この解釈だと、『主に用言に「途切れず、あとに従う」形』ですから、「用言の後に連用形」という間違った意味になってしまいます。 「必ず金メダルをとります」という例の場合、「とり」は「とる」の連用形で、その後ろに「ます」という用言が来ます。 この構造は、前回お示し致しましたように、『主に用言に「途切れないでそのままつながる」形』と解釈する必要があります。 例文に沿って説明すると、『連用形(とり)とは、用言(=ます)に「途切れないでそのままつながる」形』という正しい解釈が可能になります。 >ご提示された続くの意味は1の『前からの状態や行為などがとぎれたり変わったりしないでそのままつながる』ですが、この国文法書の解説における『前からの状態や行為』って何ですか? それがわからないから、しっくりこないんだと思います。 : 鋭いご質問ですね。 これはわたしの間違いです。 大変失礼しました。 ご指摘いただき感謝します。 「つながる」という文言があったので、この1に該当すると早とちりしてしまいました。 同じ「つながる」でも、 3 ある事柄のあとに、間をおかず他の事柄が連なる。物と物とが切れ目なくつながる。 という用法のほうが適切ですね。 お詫びして訂正いたします。 ただ、「ある事柄のあとに、間をおかず他の事柄が連なる」という用法と、「途切れないでそのままつながる」という前回の回答文中の解釈に大きな違いはありません。 「あとに従う」のではなく「あとにつながる」という解釈をすることが重要である、ということ自体は前回と変わりません。   

その他の回答 (5)

  • tomham315
  • ベストアンサー率31% (50/161)
回答No.5

3つともその認識でOKと思いますよ。 continueじゃなくfollowですね。

wantanton
質問者

お礼

丁寧なご解答誠にありがとうございます! followの意味だったのですね。 僕はcontinueだと思ってました

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.4

「続く」はかえって混乱させる説明ですね。「連用形」「連体形」は江戸時代の国学者、東条義門が 「連用言」「連体言」という言葉を使いはじめたのが、活用形の呼び方にも使われ始めたといわれます。 彼は「連(つらな)る」という意味で使ったと思います。  それを「続く」と言い直すと確かにちょっと変ですね。「かかっていく」という言い方はよく使われます。文法的には「修飾する」と言った方がかえってわかりやすいかもしれません。  しかし、修飾以外の用法もありますから、活用形の呼び方として覚えておいたほうがいいかもしれませんね。  終止形は、文を言い切る形と考えた方がいいでしょう。20世紀の中頃でも正式の文章に、「句点(。)」が使われなかった例がたくさんありました。なお、現代語では「形容動詞」を除いて「終止形」と「連体形」とは同じですが、古語では違うのが普通でした。

wantanton
質問者

お礼

丁寧なご解答誠にありがとうございます! たしかに混乱してます。。 『連なる』の意味なら、たしかにしっくりくる

  • bgm38489
  • ベストアンサー率29% (633/2168)
回答No.3

連用形は、次に用言が来る、ということです。つまり、次に動詞が来たり、~ますが来たり(生き+抜く、行き+ます)。この場合の続くは、テレビ番組の「つづく」と同じですね。来週に続く、用言に続く。 用言につなげる形、と覚えた方がいいでしょう。「用言に続く形」としたのは、次の終止形でも「続く」としたからかな? 続く言葉がない、とは、次に来る言葉がない、ということです。つまり、「つづき」がない。「おわり」

wantanton
質問者

お礼

丁寧なご解答誠にありがとうございます! たしかにそのつづくの意味だとしっくりきます!

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.2

質問1:この『続く』という言葉の意味は以下yahooの国語辞書に掲載されているものでよろしいでしょうか? 『途切れず、あとに従う。』 ⇒ http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E7%B6%9A%E3%81%8F&stype=1&dtype=0&dname=0na の、1の用法に該当します。 「途切れないでそのままつながる」 という意味に解釈するほうが適切でしょう。 質問2:この辞書の解説から、イメージとしては"用言に向かってその後ろに従う(ここでいう『従う』とは"後ろについて行く"の意)"でよろしいでしょうか? ⇒ 1で述べたように、「続く」は「途切れないでそのままつながる」という意味です。 また、「に」には多様な意味(用法)があります。 たしかに、"用言の後ろに途切れないでそのままつながる"という解釈も可能ですが、その場合は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AB&dtype=0&dname=0ss&stype=1&index=114785000000&pagenum=11 の、 [3] 目標・対象などを指定する。 という用法です。 ・ 読書―熱中する ・ 魚釣り―行く などと同じ使い方。 この用法の場合、『「途切れないでそのままつながる」という動作の対象=用言』ですから、用言→連用形という順番になります。 しかし、その国文法書の意図は、 [4] 帰着点や動作の及ぶ方向を表す。 という用法です。 ・ 家―たどりつく ・ 車―乗る などと同じ使い方。 この用法の場合、『「途切れないでそのままつながる」という動作の向かう先=用言』ですから、連用形→用言という順番になります。 質問3:終止形の解説について『続く言葉がない→終止形』とありました。 この『続く言葉がない』とは、つまり『あとに従う言葉が無い(後ろについて行く言葉がない)』という意味でしょうか? ⇒ おっしゃるとおりです。   

wantanton
質問者

お礼

補足で書き忘れたことがあるのでここに追記しますね! ご提示された続くの意味は1の『前からの状態や行為などがとぎれたり変わったりしないでそのままつながる』ですが、この国文法書の解説における『前からの状態や行為』って何ですか? それがわからないから、しっくりこないんだと思います。 お答えくださいましたら幸いです

wantanton
質問者

補足

丁寧なご解答誠にありがとうございます! 途切れないでそのまま続くのであれば、『途切れず、あとに従う。』でいいように思うんです。 ご提示された用法ではどうもしっくりこない、、 僕の提示した解釈では何がだめですか?

回答No.1

1、「途切れず、あとに従う」のではなく、逆に、従わせるのです。用言が後に続いているわけで、用言が従っている事になります。用言に従っていないのは、明らかですよね。<に>ではなく、用言<が>、または、用言<の>続く形と言った方が分かりやすいでしょうかね。 2、従うとは、確かに、後ろについて行く事を意味しますから、この場合、違いますね。1、での説明の通り、逆の発想が必要です。ついて行くのは、用言ですからね。 3、終止形とは、読点(。)がつく形ということです。終止形とは、「。」を付して、文章を完了させることが出来る言葉であることを意味しています。で、殆どの活用語(動詞など)は、連体形と同じです。そして、連体形では、体言が続きます。で、体言を続けることなく、そこで、文章を一旦終結できれば、それは、終止形ということになります。続く言葉が無いとは、「。」が付された言葉であることを意味しているのですね。

wantanton
質問者

お礼

丁寧なご解答誠にありがとうございます! 逆に従わせるのですね。その発想はなかったです ありがとうございます!

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