精神病の現状と未来について

このQ&Aのポイント
  • 精神病についての現状と未来についての問いについて解説します。
  • 精神病の研究は依然として進行中であり、新薬の開発も行われています。
  • 精神病は脳内神経伝達物質の不具合から引き起こされるため、現在の治療法は主に薬物療法に頼っています。
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精神病について

統合失調症患者です。煩ってから12年が経過しました。薬のことですが、新薬が開発されて8年も経っていると思います。問題のドーパミン仮説などはいつになったら進展するのでしょうか? 未だに研究されているのかもしくは研究がストップしているのかも分かりません。 主治医も分からないといっていました。あまり大きな病院は行っても待たされた上、5分診療と聞きました。理論が進まない以上、薬ばかり開発されても仕方ないと思います。 精神病そのものの研究は進んでいるのでしょうか?詳しい方ご教授願います。 わたしの知る限り、一般的に精神病(統合失調症、うつ病、躁うつ病)は全て脳内神経伝達物質がうまく機能していないのでその不具合を薬で補うとしか説明されていないはずです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kenju1128
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回答No.1

 患者ですが、とりあえず、少しだけ。  統合失調症の事にかぎって書きますが。  過去の諸説で「責任者問題」的な追及があったですが、まあ、最近だと「責任者はいない」という説が強いです。  内因的な脳の問題と考えるというのはそういう経緯があったからかとも思っています。  ただまあ双生児研究などで環境が影響するのは分かっていますか。  やはり、何とかしようがあったという事になりましょうか。薬物療法以外のかなりの事が治療に用いられています。  現場も基礎研究も混乱していると思いますが、まずは統合失調症とそうでないものを病棟の中で区別するのがけっこう大変です。  障害者白書だと、 http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h23hakusho/zenbun/zuhyo/zuhyo1_13.html 図表1-13 精神障害者の疾患別構成割合 となっていますが、病棟に統合失調症の人は56%もいないと思います。パーソナリティ障害の人なども含まれているかもしれませんし、発達障害の人もこの56%にカウントしているかもしれません。  発達障害に関して議論が進んできたのがようやく1990年代くらいですし、パーソナリティ障害でも1970年代くらいです。60代くらいのパーソナリティ障害の人とか、50代くらいの発達障害の人とか、どこにどうカウントされているか、分析は難しいし予算もかかると思います。  それから統合失調症も症候群ですし、この亜種の分け方も昔の、妄想型、破瓜型、……、でいいかどうかまだわからないと思います。症候群と正式に日本で認めたのが、「精神分裂病→統合失調症」の名称変更ですから、やっと10年経っただけです。  人によって効く薬がケースバイケースです。薬の数と同じくらいの亜種があるのかもしれません。  ちょっといい加減な事を書いてしまって恐縮しましたが、例えば障害年金のフォーマットに発達障害が加わったのがやっと去年ですが、今まで精神障害と区分けされてた人が、そこそこの数、診断が変更になると思います。  社会制度的なことの発展も、基礎研究と一緒で治療に影響します。いろんな事が影響すると思います。  例えば世間で「鬱病は心の風邪だ」と言われているのが、「鬱病は心の複雑骨折だ」と言われるようになるとしたら、そういう事も基礎研究同様、精神疾患の治療環境に影響してくると思います。煎じつめれば心理なのかもしれませんが。  混乱したことを書いて失礼しましたが、昔医学に関して、「診断よりも治療が難しい」という事読みました。という事は、まず先に、 ・真の統合失調症とそうじゃないのに統合失調症とされているものをきちんと診断すること。 ・統合失調症の中の亜種をきちんと診断すること。 が、まず、治療の前段の新薬開発にも必要かと思います。  各種の精神疾患の区分けなどが最近細かくなってきて良い事かとは思っています。こういうのも総合的な研究の成果かとは感じています。  ちなみに非定形の新薬は1990年代頃から認可されていますが、第三世代と言われているエビリファイは実は1980年代に開発されていて、「使い方が分からなかった」というような事で(アバウトですいません)、認可が遅れたようです。  まあ、とにかく、鬱病で労災認定されることもあるくらいですし、環境は影響します。差別と偏見が無くなるだけで病者の心理がかなり変わるような事もありえます。  ちょっといい加減な事を書いたかもしれませんが、誠に申し訳ないです。  とりあえず失礼します。  

adfmsdsi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 現況に満足せよということでしょうか?確かに障害者年金をもらえるのは大きいですがそれ以上に 働けない弱みの方が大きいものです。 症状さえなければどんなにか上手く行ったものかと思うこともあるんですよ。 結局私のいった研究はちっとも進んでいないようですね。残念です。せめて薬がどう効いているのかぐらいはCTなどで撮れるようにはしてもらいたいものです。 新薬が出てから18年ですよね。一体何をやっているんでしょうか?五分診療をやめて医師全体で 研究をした方がいいのではないでしょうか?

その他の回答 (4)

  • kenju1128
  • ベストアンサー率35% (209/581)
回答No.5

 #1です。  僕は田舎者で都市には適合できなかったですね。病気かどうかも定かではないんですが、大きな不適応を示しています。貧乏でチームでやるようなスポーツもできませんでしたし、今の厚生年金2級が当たっている立場はありがたいです。あと投資信託で若干収入があります。アマチュアで文学活動をやっているので、仕事より大事にしたいくらいです。  「現状に満足せよ」ということではないんですが、研究は進んでいると思いますよ。  癌とか、昔は診断はできるけど治療はできない、なんてことがありましたが、胃がんの薬は肺がんには効かないかもしれないし、みたいな風に、癌だということはわかる、みたいに、統合失調症なことはわかるけど、細かい亜種まではわからない、試行錯誤で何種類か薬を試して、効く薬を見つけているような状況だと思います。  こういうの、統計調査できるといいんでしょうが。  測定器がよくなれば細かくわかるんでしょうが、まあ、医師の主観だけでも細かく亜種を診断するには診察時間に付随すべき国家予算等が少なくて、まあ、試行錯誤でやっていて、例えばどういうパターンだとエビリファイが効くとか、他の患者はどうなのかとか、経験論風にしか分析できない。  この亜種にはこの作用の薬がいい、だからその薬を開発しよう、という風にまで、亜種の診断分類が出来ないし、脳のメカニズムもはっきりは分からない。  まあ、エビリファイが陰性症状に効くとか、それくらいわかっていたら、まあましな方なんでしょうね。  それにしてもほんと、統合失調症じゃない病気を統合失調症に混ぜすぎですね。これの区別からして現場とかで進んでないです。  まあ、いずれにせよ、脳をあまり機械みたいに考えるよりは、メンタル面とか考える事も大事かと思います。 

回答No.4

現実は仮説に基づいて効く薬が処方されているのでしょう。 たまたま薬が効くだけだと私は思って治療を受けています。

adfmsdsi
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • d194456
  • ベストアンサー率27% (423/1524)
回答No.3

> 精神病(統合失調症、うつ病、躁うつ病)は全て脳内神経伝達物質がうまく機能していないのでその不具合を薬で補う… との考えも有りますし、「精神病は存在しない。ただ幸せではない人が居るだけ。」と言った精神科医もいます。 脳内神経伝達物質がうまく機能しないことが先に出現し、それで患者の苦しみが始まると考えるのでしょうか。 患者が幸せではない状況に追い込まれてから、脳内神経伝達物質がうまく機能しない状態になると考えられませんか。 その、幸せではない状況を解決すると、症状も消えていきます。それが精神療法でしょう。 何故、二度もノーベル賞を貰った科学者の考えを、基準にあった試験をしないから認められないとしてしまうのでしょうか。 新脳針と言う鍼灸でも治療が出来る病気なのに、一生を苦しむような治療方法しか認めないのでしょうかね。 今の医療では「これではダメだと判った」考え方で、研究を続けているから進展が無いのでしょう。

adfmsdsi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >今の医療では「これではダメだと判った」考え方で、研究を続けているから進展が無いのでしょう。 それでは仕方ないですね。研究が進まないのに堂々とものをいう精神科医も困ったものですね。

  • kenken408
  • ベストアンサー率37% (15/40)
回答No.2

当事者でありながら、神経生理学を専攻しました。 結論からいえば、人間の心は、みんなが思っているように単純ではないということです。 ドーパミン仮説なんて、病態のほんの一部にすぎません、古典的神経伝達物質云々といっている段階で時代遅れなんですよ。 わからないことだらけなんですよ。 研究が進めば進むほど、単純ではないことがわかってきています。 だから、いまの向精神薬なんて、まだまだ完璧ではないわけですね。 ただ、経験的に、薬が効いているというだけです。

adfmsdsi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >ドーパミン仮説なんて、病態のほんの一部にすぎません、古典的神経伝達物質云々といっている段階で時代遅れなんですよ。 そうですか。それで研究の方はどの位進んでいるんですか?新薬開発されて何年経っているんですか? 医者がさぼっているようにしか見えませんが。

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