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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:今後のキャリアについて(大学非常勤講師))

大学非常勤講師のキャリア形成について考える

このQ&Aのポイント
  • 大学非常勤講師として働くことは、結婚や子育てとの両立がしやすく、社会的地位も高いとされています。
  • 一方で、大学の常勤職を目指さないことに対して罪悪感や挫折感を感じる人もいます。
  • しかし、自身の人生に合った選択をしたことに納得し、自分の役割を見つけることが大切です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • green351
  • ベストアンサー率43% (185/430)
回答No.3

 私は非常勤講師から常勤にという話があったときに断ったことがあります。  収入面よりも他の回答者の方がお書きのようにあまりにも雑用が多すぎて、自分の研究も学生の指導もきっとおろそかになるのだろうなと思い「非常勤ならお受けしますが、常勤はお断りします。」と言って、まもなく非常勤も辞めました。  私の勤務した大学もちょっと変わっていて、必修の専門科目を担当する予定の常勤の教員が審査に落ちて私を非常勤に急遽採用し、本来担当予定であった教員のシラバスの内容をそのまま使って講義をしたという泥縄の状態だったので、いわゆる“現場上がり”の私には大学のシステムというのは今ひとつ腑に落ちません。  生活に窮しているならともかく、キャリア形成なんてやり方一つで如何様にも出来ます。私の修士の時の指導教員などは、「金を貯めて自分のラボを作ってしまえばいいんだ。」といつも言っていました。  語学系ならばいつでも非常勤の口はあるでしょうから、そんなに常勤にこだわる必要はないと思います。それよりも当面はしっかりと博士論文を仕上げることに専念すべきと思います。本当に必要な人材はどこの大学でも放ってはおきません。  

kikilala20000
質問者

お礼

経験談、大変参考になりました。 まずは論文に専念します。

その他の回答 (2)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.2

 まあ世間の人からすれば「大学の先生」なのだからそれなりのステイタスを持っているように見えますが、実際には大学という閉鎖社会でいきる不思議な人種ともいえないこともありません。  僕が特任教授として務めさせていただいている(この辺りもオカシナ話かもしれませんが)領域も世間から見れば「役に立たない領域」です。歴史学です。実際には週に1日だけ大学に顔を出す不思議なおっさん。だけれど少しだけ興味のある対象として学生達は見ているようです。仕事はといえば、企業内でのシステム設計と構築および新入社員や後継者の教育と育成です。実際に疲れる仕事です。  元々は社会科学の領域に属していましたが、学部卒業の間際になってそれまでず~っと気になっていた疑問が頭をもたげそれが切っ掛けとなり、三年の企業勤務を経て学士編入する形で歴史学の門を叩きそれ以降も院に残り博士までを終えた形です。  生計を支える仕事は学部卒業時に就職した会社に在籍し、週に1日4コマを受け持っています。肩書は教授であっても実際は非常勤ですので、企業で例えるならパートタイマーと同じでしょう。  大学は確かに教育の場ですが他の教育機関とも少し異なる部分がありむしろ研究機関といった方が適切です。 ただ「ただ、大学院の博士課程まで出たのに、常勤を目指さないことに対して少し罪悪感(親や恩師に対して)や挫折感を感じるところはあります」これは少し認識がずれているようにも考えられます。  博士課程を終えた者ならば必ず大学で常勤の職務につかねばならないとの規定は世界中のどこにもありません。質問者様からみれば俗な話かもしれませんが、ロックバンドのQUEENのギタリストであるブライアン・メイは天体物理学の博士号をお持ちの方です。別に博士号を持っているからといってそれで生計を営むことができるとは必ずしも限りませんが、持っていれば何かの時にアドバンテージであるともいえる程度のものでしかありません。質問者様には前提として「大学院を出た者それも博士まで出た者=特殊な存在」との逆コンプレックス(直裁的な表現をすればエリート意識)が働いているように感じられます。余り肩肘張っていると研究室でも煙たがられますよ。  僕の敬愛する永原慶二先生(故人)は東大の大学院で修士課程を出られましたが、博士号は一橋大学の経済学部での研究が認められその業績により授与されたものです。また筑紫哲也氏や立花隆氏も院に進まずに客員教授・特任教授として大学に出講していました(います)。  大学の教員ほど不思議な存在も珍しくはありません。高校までの教員とは異なり「公的資格」を証明する免許資格などないのですから。  語学系ならば、割り切ってむしろ非常勤の形で兼務し自らの研究はコツコツと地道に進めていけば良いのではありませんか?それによって辞書編集や執筆などの形が生まれる可能性の方が大となる可能性もありえないでもありません。  博士出ても就職できずコンビニや予備校でアルバイトしている学生もゴロゴロいる時代です。これ自体が不幸で歪んだ現実ではあるものの、日本の社会はどちらかといえば実利的・実務的人間が重視される文化風土ですからとても十年や二十年そこらで換えることなど困難です。企業としても三十過ぎで高学歴の持ち主で男ならいざ知らずですが女性という条件が加わるだけでちょっと二の足を踏んでしまうのも現実です。嫌な言葉ですが「大学といえどもオトコ社会」の一つであることにはかわりありません。少しばかり意地悪な目線で評価することが許されるなら、質問者様は人生順風満帆に来て少しだけ余分に自分の興味や関心に費やす時間がある優雅な主婦との印象も拭えなくはないのです。鎧を脱いでみては如何ですか。  

kikilala20000
質問者

お礼

ありがとうございました。 もう少し肩の力を抜いて、自分の研究に専念したいと思います。

noname#232424
noname#232424
回答No.1

たぶん大学教員は,他にくらべて,「人間としては不幸な生活」をしている人が多い職種です。どういう方面かというと, ・創造のためにかなりの人間性を犠牲にする(才能にあふれた人でないかぎり)。博士論文を書いていて,家族に八つ当たりをしませんでしたか。そういう精神状態が定年まで続きます。 ・夫婦ともに職をもっており,任地が選べるわけではなく,職があればどこでもメシを食う覚悟が必要なので,別居はざら。独身もざら。離婚もざら。 ・職種は書類上は「教育職」ですが,それが気楽にいえるのは「お時間まで」と高座をつとめられる非常勤講師だけです。常勤だと,1年生から博士院生まで雲泥の差がある授業をするは,面倒をみなければならない指導学生がいるはで,教育だけでも大変です。それに「行政職員」か「小学校の先生」がやるべき雑用がめちゃくちゃ多い。この20年くらいのうちに,大学改革やら入学機会増大やら生活指導やらなんやらで,仕事は激増してますね。 だから,生活できるなら気楽なパートのほうがいいと,ぼくでさえも思います。語学系なら職も多いですし。

kikilala20000
質問者

お礼

ありがとうございました。 大変参考になりました。

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