フランス語での「断面力」と「応力」の関係について

このQ&Aのポイント
  • フランス語の仏仏辞典には「Effort: Force tendant à déformer un matériau par traction, compression, flexion, torsion ou cisaillement.」という説明があります。
  • この説明によれば、「Effort」という語は引張、圧縮、曲げ、捩りまたは剪断によって物質を変形させようとする力を指しています。
  • 一方、フランス語では一般的に「応力」という場合には「Contrainte」という語が使われますが、仏和辞典の説明文からは「Effort」が「応力」を指す可能性もあることがわかります。
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これは「断面力」を指しているでしょうか。

フランス語の通訳・翻訳をしている者ですが、仏仏辞典を見ていたら、次のような記述がありました。 原文 Effort : Force tendant à déformer un matériau par traction, compression, flexion, torsion ou cisaillement. 和訳 Effort : 引張、圧縮、曲げ、捩りまたは剪断によって、物質を変形させようとする力。 この説明によって表されている語 (Effort) を「断面力」と捉えてもよいでしょうか。 仏和辞典では「Effort」は第一義には「努力」ですが、3~4番目の意味あたりに「応力」という意味(訳語)もあるのですが、上記の説明文はやはり「応力」のことを指しているのでしょうか。 それとも「断面力」と「応力」とは同じものでしょうか。 ちなみにフランス語で普通「応力」と言えば、「Contrainte」という語が対応します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

”私の知る限りにおいて”ですが、 物理・工学において、「断面力」という言葉を聞いたことがありません。 「和訳」の説明を読む限りでは、「応力」そのものですが、「応力」に対応するフランス語が別にあるのであれば、首を傾げるばかりです。 英語では、応力は「Stress」ですね。「Effort]は英語でも「Effort」でしょうが、英語のEffortに「応力」の意味があるなどとは、聞いたことがないです。

PunPiPon
質問者

お礼

回答していただき、本当にありがとうございます。 やはり「応力」のことでしょうか。私自身「断面力」のことがよく分かっていないのですが、土木用語の中でしばしばこの「断面力」という用語が出てきて、そのたびにフランス語ではどう訳したものかと常日頃考えていたのですが、たまたま仏仏辞典を見ていたら、質問文のような表現を見つけたので、確認したくこのような質問をさせていただきました。 一応、ウィキペディアの「断面力」の記述を貼っておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E9%9D%A2%E5%8A%9B  回答ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

その他の回答 (2)

回答No.3

ANo.1です。 なるほど、「断面力」とは、せん断力や軸力といった、「内力」の種類の総称だったんですね。(勉強になりました) だとすると、「応力」とは異なりますね。訳語も使い分ける必要があります。No.2の方も仰っているとうり、「応力」は「圧力」と同じ次元(dimension)を持っていて、これに面積をかけた時に、(正確には面積で積分した時に)はじめて「断面力」になるからです。 「応力」と「断面力」とは、そういう関係にあります。 「圧縮力」と「圧縮応力」とが異なるというのも、これと同じですね。 一般的には、余程厳密に定義に従う記述が求められない限り、「断面力」より「内力」というほうが、通りが良いと思われます。

PunPiPon
質問者

お礼

再度の回答ありがとうございます。 日本語の「内力」に対応する語としてフランス語では「Tensions internes」という語が通常使われています。 そこで、Effort はご指摘の「せん断力や軸力といった、「内力」の種類の総称」としての「断面力」(またはddtddtddtさんのご提案の「作用力」)として、文脈に応じて対応してみたいと思います。

PunPiPon
質問者

補足

superkamechaさん、ddtddtddtさん ご協力ありがとうございました。 ずっと気になっていたことが、解決して清々しささえ覚えます。 ddtddtddtさんの「部材断面間でやりとりされているであろう「内力」であり、「外力に応ずる力」には違いないのですが、ふつうこれを「応力」とはいいません。応力は力の密度であり(日本語では)、断面力(内力)も、それが作用している当の断面にとってみれば、外力として作用する力だからです。」というご説明で理解することができました。 が、BAはsuperkamechaさんにさせていただきます。「断面力」という語が物理学では存在しないゆえに、おそらく回答がつかなかったであろうこの質問に最初に回答を寄せてくれたからです。

noname#221368
noname#221368
回答No.2

 少なくとも日本語においては、「応力」と言えば力そのものでなく、歪み(変位の密度)に対応した力の密度の事を言います。単位はMKSで、歪みがm/m=1で無次元。応力はN/m^2(ニュートン/平米)です。  ご質問の原文ですが、作用力あたりが適当と思われます。断面力は、部材全体に作用した外力によって生じた、部材断面間でやりとりされているであろう「内力」であり、「外力に応ずる力」には違いないのですが、ふつうこれを「応力」とはいいません。  応力は力の密度であり(日本語では)、断面力(内力)も、それが作用している当の断面にとってみれば、外力として作用する力だからです。 >物理・工学において、「断面力」という言葉を聞いたことがありません。  今回はじめて知りましたが、だとすれば「断面力」は、土木・建築分野の構造力学に特有の用語という事になります。  Effortの訳語に、作用力,外力,断面力、(たんなる)力のどれを当てるかは、原文の定義だけからは、文脈によると思われます。

PunPiPon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 文脈による訳しわけを頭に入れつつ「作用力」というご提案を参考にさせていただきます。

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