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BCAAとグルコースの関係について
- BCAAとは、運動時のエネルギー源として機能し、筋肉のタンパク質分解を抑制し、筋タンパク質の合成を促進する栄養素です。
- BCAAは糖質ではなく、運動時のエネルギー源として機能しますが、エネルギーが必要な場合は糖質を摂取することが一般的です。
- 筋肉のタンパク質分解は糖新生によって起こることがありますが、BCAAや糖質の摂取によりこの分解を抑制することができます。
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基本的にその理解で構いません。別にBCAA摂取してたからカタボが劇的に防げるわけでもなく基本的には糖質の摂取だけで問題ないです。 まあ補足すると、無酸素運動のエネルギー源は糖質ですけど、BCAAに代表されるアミノ酸も運動時の代謝で使われます。通常は体内のアミノ酸プールからの供給で間に合ってると考えて問題ありません。で、BCAAが消費されると拮抗関係にある必須アミノ酸のトリプトファンが相対的に優位になり、これがセロトニンの分泌を促して脳に疲労感を感じさせるんです。これを防止するためにBCAAを摂取するというのが一つあります。これはほぼ確実に効果を実感できます。 次に、BCAAを摂取すると糖質と同じようにインスリンを分泌します。インスリンは強力な抗カタボリック作用があり、コルチゾール等の異化ホルモンの分泌をピタッと止めてくれます。ただこれも別に単糖類を摂取すれば結局同じことなんで、わざわざ高価なBCAAを使用することもないでしょうね。 BCAAの筋肥大効果ですが、こいつは確かに効果はあるらしいですが、ただその効果を得るためには体重1kgあたり0.6g?ぐらいの摂取量が必要らしく、とてもじゃないですが金が持ちません。 糖新生は絶食状態が1日以上続くようなことでもない限りそう簡単に起こりません。 ただ、同化と異化は常に体内で行われていて、最終的に同化が優位になるか、異化が優位になるかはトータルでのホルモンバランスで、それを決定づけるのは栄養状態とトレーニングの強度です。BCAAをチビチビ飲んだぐらいで簡単にそれをコントロールできるほど人間の体内は単純じゃありません。
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- zorrooo
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NO.2氏もかなりワシの過去回答を読み込まれてる方のようじゃが やはり直弟子のNO.3氏の方が読み込み量がハンパないのう、、、、 基本的にプロテイン飲んでおけばいいと思うよ 糖は同化には働かないからね
お礼
ご回答ありがとうございます。
- teid7
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既に良い回答が出ているんで特には無いんですけど、以下は個人的な見解ということで。 その2、筋分解に関してですけど、血糖値が低くならずとも、一定期間中に筋を維持し得る負荷を与えられなければ、いつでも筋異化は起こりえます。 肥満するような、栄養状態であっても、負荷を与えられなければ、異化します。 従って血糖値は筋異化のトリガーとしては重要度としては、さほど高くないと自分は思います。 糖新生ってのは、蛋白質摂ってれば普通に起こってますし、無酸素運動後の筋グリコーゲンの回復にも使われてる反応です。この場合は、乳酸からの異化ですが。 従って、筋グリコーゲンが枯渇する状況ってのは、なかなか起こらないと自分は思ってます。 で、トレーニング後の糖質ってのは、既に回答がありますけど、ストレスホルモンに対するカウンター措置で、筋へのエネルギー補充が主目的じゃありません。 で、もしも筋異化が促進するような状況になった場合、実は筋からの糖新生を最も防ぐことが可能なのは、アミノ酸です。 筋肉からアミノ酸を調達して異化する前に、適度に摂っているアミノ酸を異化します。 筋異化ってのは、合成と同じくいつでも起こってる状況なので、トレーニング後だけの状況よりも、普段からのアミノ酸の補給ってのが最も大事じゃないかと自分は思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに運動不足でも筋肉は落ちますね。運動を前提としてばかり考えていたので盲点でした。 参考にして、いろいろと調べてみたいと思います。
- zorrooo
- ベストアンサー率29% (30/102)
>糖質などを摂取すればいいのではないですか? はい >筋肉(のタンパク質)が分解されるのは糖新生によって、つまり糖質がだいぶ使われて血糖値が低くなったときに起こることではないのでしょうか? 違います >BCAAを摂取せずとも糖質などを十分摂取していれば筋肉は分解されずに済むのではないですか? タイミングによります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 もう少し詳しく説明していただけたらさらにありがたかったのですが…。
- ゆのじ(@u-jk49)
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・運動時のエネルギー源となる アミノ酸のATP産生の貢献度は、短時間運動ですと極く僅かですが、長時間運動になりますと、エネルギー総需要量の3~18%になるとされています。長時間の飢餓や90分を超える長時間運動に至るとタンパク質が代謝されるという言い方もされます。 ・筋肉のタンパク質分解を抑制する エネルギー基質には、ホスファゲン(ATP/CP)、グルコース、グリコーゲン、乳酸、遊離脂肪酸、アミノ酸などがあります。そして、グリコーゲンが分解されたものがグルコース(血中)だとしますと、運動に利用可能な貯蔵グリコーゲン量には限界があることになっています。トレーニングと食事のコントロールで前後しますが、だいたい、全身の筋中に300~400g、肝臓で70~100gなんです。従って、最大酸素摂取量の60%以上の強度の運動では、筋グリコーゲンの必要量が非常に大きくなって、運動中に、筋グリコーゲンが完全に枯渇する筋細胞が出現してしまうということが報告されています。因みに、血中グルコースと筋グリコーゲンの酸化(有酸素性運動)は、解糖作用時から既に始まっていて、安静時30%消費(依存)だった炭水化物(脂質が70%消費)は、運動強度の上昇につれてグングンその依存度が増します。供給が間に合えば、理論的には100%が炭水化物(糖質)依存になります。しかし、現実には、貯蔵量に限界があるため、長時間、定常状態最大下運動が続きますと、主なエネルギー基質は、再び、炭水化物から脂質へと戻り、更には、タンパク質に移行していきます。この時、食品から摂り入れた最終的なエネルギー材料がありませんと、ついには、筋のタンパク質が分解されます。トップレベルのマラソンランナーの筋は、こうして失なわれます。野口みずき選手など、マラソン女子選手は、高負荷でのスクワットで、失なわれた筋を取り戻しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つまるところ、炭水化物を十分摂取していればそれでエネルギーとして足り、筋肉が分解されることもないということですね。 運動するときにアミノ酸を摂取することは今まで考えたことはなかったので添付リンク先の説明を見たときに心配になりましたが、安心しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つまるところ、炭水化物を十分摂取していればそれでエネルギーとして足り、筋肉が分解されることもないということですね。 運動するときにアミノ酸を摂取することは今まで考えたことはなかったので添付リンク先の説明を見たときに心配になりましたが、安心しました。 BCAAの疲労抑制効果というのは興味があるので、詳しく調べてみることにします。