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ウミウシについての質問:ナメクジとの関係は?

 少し前に『どうぶつ奇想天外』というテレビ番組で「ウミウシは巻貝の一種である」という解説を聞きました。そこで、ちょっと知りたいと思ったことがあります。殻の退化した巻貝だという点でウミウシはナメクジと似ていますが、両者は同じ軟体動物門の中でも特に近縁と言えるのでしょうか?それとも、全く別の巻貝が海中と陸上とでたまたま同じように進化しただけだと考えられるのでしょうか?   * 以前同様の質問をしましたが、カテ違いとの指摘を受け(入力時に慌てて全く無関係のカテゴリに入れて投稿してしまい、回答者から「どうして?」ときかれて私もびっくり)、ここに再投稿します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nakaizu
  • ベストアンサー率48% (203/415)
回答No.3

巻き貝の仲間は大きく分けて前鰓類、後鰓類、有肺類に分かれます。違いは呼吸器官の違いによります。 よく知られている巻き貝はたいてい前鰓類に含まれます。 後鰓類は貝殻が退化している種類が多く、外見から殻が見えないものを一般にウミウシと呼んでいます。殻が完全に無くなったものと、退化した殻(タニシの蓋みたいなもの)が残っているものとがあります。 有肺類は要するにカタツムリの仲間です。人の肺とは構造がかなり違いますが、空気呼吸する器官(肺)を持っているのが大きな特徴です。 ナメクジは有肺類でカタツムリの殻が退化したものです。 コウラナメクジでは殻の痕跡と思われるものが残っていますし、体全体がとても入らないような小さな殻を持ったカタツムリもいます。 カタツムリとナメクジはかなり近縁といえるでしょう。 イルカとサメは外見上は似ているが、呼吸器官が全く異なるので近縁ではない のと同じようなことでしょう。

taaboo1
質問者

お礼

 分類上重要なのは貝殻の有無より呼吸器官の仕組み(ということは陸生・水生の違いを含めて)というわけですね。わかりやすいご説明をありがとうございます。  P.S. コウラナメクジは知っていましたが、体が入りきらない小さな殻を持つカタツムリとは…貝類はまだ私の知らない不思議に満ちています(笑)

その他の回答 (2)

  • IMSAI8080
  • ベストアンサー率25% (46/178)
回答No.2

もっとびっくり! 巻貝の仲間と言いながら、二枚貝の殻を持つウミウシもいます。 その名は「タマノミドリガイ」 こうなるとわけがわからなくなりますね(^^;

taaboo1
質問者

お礼

 巻貝と二枚貝の境界も、意外にファジー(?)なものなのかも知れませんね。そういえばマテガイやヒラザガイなど貝類には不思議な仲間がいっぱいいますし…興味深い種のご紹介、ありがとうございます。

  • o24hi
  • ベストアンサー率36% (2961/8168)
回答No.1

 おはようございます。  遠い親戚みたいですね。 http://www.tokyodivers.co.jp/ushiben.htm

taaboo1
質問者

お礼

 面白いサイトをご紹介くださり、ありがとうございます。「中には(中略)ナメクジみたいな醜悪なウミウシもいる」というくだりがあって、クスリと笑ってしまいました。

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  • 添削をお願いします。(日英です)

    カタツムリは、一体何者なのでしょうか? What are snails?  殻(から)に入っているので貝のようでもあるし、地面を這(は)っているので虫のようでもあります。 It seems shells because those are in the shell, and it seems warms because those crawl the earth.  じつは、カタツムリは、正式には『マイマイ』という腹足(ふくそく)類の軟体動物で、巻き貝やウミウシの仲間なのです。 To tell the truth, those official name is "maimai", which is the mollusk kind of gastropods, and belongs to the sea snail and the sea slug family.  殻は、5~6層のらせん形で、関東から東北地方にかけて生息する一部の種類を除き、そのほとんどが右巻きです。 The shells have several layers of spiral shape and are almost dextral without some species which inhabit the Kanto to the Tohoku district.  目は、長い方の触角の先端に付いていますが、視力はほとんどなく、明暗を判断する程度の能力しかありません。 The eyes are with the tip of long side of feeler, but have little eyesight; they have no more eyesight than recognizing light and shade.  そして、他の貝類と決定的に異なる点は、軟体動物の多くがエラで呼吸するのに対し、カタツムリは、陸上で進化したために肺で呼吸するということです。 And it is conclusively different from other shells; almost molluscs breathe through gills while snails breathe through lungs to have evolved by land.  いずれにせよ、カタツムリとは、陸に棲む貝の一種であり、ナメクジが貝殻に入り込んだ『ヤドカリ』ではありませんので、お間違いなく。 At any rate the snails are a kind of shells living land, not a kind of "hermit clubs" which are slugs going into shells. Don't misunderstand!

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    7月5日に質問しましたがもう一度考えて修正しました。。 カタツムリは、一体何者なのでしょうか? What on earth is a snail? 殻(から)に入っているので貝のようでもあるし、地面を這(は)っているので虫のようでもあります。 It seems to belong both to the shellfish family because it lives in the shell, and to the insect family because it crawls on the ground. じつは、カタツムリは、正式には『マイマイ』という腹足(ふくそく)類の軟体動物で、巻き貝やウミウシの仲間なのです。 To tell the truth, its official name is "maimai", which is the mollusk of gastropods form, and belongs to the sea snail and the sea slug family. 殻は、5~6層のらせん形で、関東から東北地方にかけて生息する一部の種類を除き、そのほとんどが右巻きです。 The shell have several layers of spiral shape and are almost dextral without some species which inhabit the Kanto to the Tohoku district.

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    7月5日に質問した文をもう一度考えて修正しました。。 目は、長い方の触角の先端に付いていますが、視力はほとんどなく、明暗を判断する程度の能力しかありません。 The eyes are with the tip of long side of feeler, but have little eyesight; they have no more eyesight than recognizing light and shade. そして、他の貝類と決定的に異なる点は、軟体動物の多くがエラで呼吸するのに対し、カタツムリは、陸上で進化したために肺で呼吸するということです。 And it is conclusively different from other shells; almost mollusk breathes through gills while a snail breathes through lungs to have evolved by land. いずれにせよ、カタツムリとは、陸に棲む貝の一種であり、ナメクジが貝殻に入り込んだ『ヤドカリ』ではありませんので、お間違いなく。 Anyway, a snail isn't a "hermit clubs" who happens to be a slug who sneaked into someone's shell, but the shellfish family. Don't get confused.

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