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戦後の日本国民と天皇陛下について。
小学生の時に担任の先生から、 「天皇陛下が自らと引換えに民には手を出すなと申されたのだから感謝なさい。」と教えられました。 ところが高校生の時に通っていた塾の先生にこの話をしたら、 「それは長らく語られてきたフィクション。結論は米国が日本国に配慮したの。」と諭されました。 と思ったら慶応大学の竹田恒泰という先生の本に、 「天皇陛下が自らと引換えに民には・・・」的な、僕が小学生の時に教えられたことを語られていました。 何が事実で何が虚実か分からなくなってしまいました。 詳細が分かる方がいらっしゃいましたら教えて頂けると助かります。 どうぞよろしくお願いいたします。
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>「天皇陛下が自らと引換えに民には手を出すなと申されたのだから感謝なさい。」と教えられました。 「手を出すな」の意味が不明なので、回答が難しいです。 連合軍は日本国民に危害を加えようとする意志はありませんでした。 (助けようとも思っていなかったようですが) 手を出す=好き勝手な殺戮や暴行のことであれば、その先生は間違っています。 戦争に勝つ=敗戦国の国民に何をしてもよいということではありません。 だいたい、降伏しても殺されるなら、降伏する国はありません。 戦争は開戦(宣戦布告)から終戦(講和条約の締結、降伏=終戦ではありません)まで、国際法でやり方が決められている国家の行為であり、政治の延長です。 無知な人が勘違いしているような、ルールのない殺し合いではありません。 その先生が言っているのは、天皇がマッカーサーに、日本国民への食料支援と、連合軍が戦争責任があるとして処分しようとしていた、いわゆる 戦犯 の人たちの助命のことだと思います。(動画参照) 私は、天皇とその戦犯に、いわゆる「戦争責任」はないと思っています。 天皇が国家元首とか、権力があったとか、言う以前に、 戦争は国家の行為であり、個人が責任を追及されることではありません。 そもそも、当時も今も国家には戦争をする権利(交戦権)が認められています。 以上から、戦争に対外的な【責任】というものは発生しません。 国家の行為である戦争の処理は、講和条約により行われるものです。 これは当事国間の権利と義務を定めたもので、責任や謝罪という抽象的な概念を含ませる事はありません。 【戦争責任】とは、連合軍が日本に戦争の原因を押し付け、日本人に罪悪感を与えて、戦後の統治を行いやすくしようとした、情報操作によるものです。 【東京裁判名場面】(動画) http://www.youtube.com/watch?v=grFZiNaNVds 「連合軍による情報操作」(動画) http://www.youtube.com/watch?v=twxtQ6_qTIU 敗戦の責任=自決 とか、悪の秘密組織の首領並みの知能と覚悟をお持ちの方もいるようですが、 敗戦の責任を取って自害した外国の支配者っていたでしょうか? 日清戦争で清の皇帝は自害したでしょうか。 日露戦争の将軍や皇帝は? アメリカの独立で、自殺したイギリスの王族はいましたか? ナポレオンはロシアに負けてますよね。 自分がバカだからといって、他の日本人まで巻き込まないで欲しいものです。 (自分がバカだとわからないからバカなのでしょうが・・・) 最近、質問への回答もせずに、 ごりっぱないけん を言う方が増えているように思います。
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- kusirosi
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マッカーサー元帥が 自分で 自伝『マッカーサー回想録』に 天皇が、 「私は国民が戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の採決にゆだねるためおたずねした」 と発言され、これに対して元帥は、 私は大きい感動にゆすぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、この勇気に満ちた態度は私の骨の髄までもゆり動かした。私はその瞬間、私の前にいる天皇が個人の資格においても日本の最上の紳士であることを感じとったのである。 と書いているんですから 結論は 出ていますが???・
補足
天皇が1日本人であり戦争が国家法人説という国際基準に従えば、 マッカーサー元帥が東京裁判を実行したことは大きな矛盾です。 平和に対する罪の濡れ衣を着せるべきは大日本帝国だったはずです。 いま日本という国家が存在することは大きな矛盾です。 私が先生から言われたことは、 「命乞いしたと目される天皇は同時に民への命乞いもした。」というもので、 ここにマッカーサー元帥は天皇制も天皇も大嫌いだったところを、 フェラーズ補佐官による天皇を存続させるべしという提案を受け入れ、 松本譲二という日本の学者による日本国憲法草案についても、 本当ならば天皇なり天皇制という部分の全面廃止という意向を撤回したと。 「私は国民が戦争遂行にあたって…」という、 これさえもフィクションであり、 ここでノンフィクションである、 「天皇なんて1日本人じゃないか。神とか言ってやがる日本人は…」という、 つまり本心を語るにはフェラーズ補佐官の提案を蹴散らすべきだったと。 これが現時点までに教わったり読んだりして思った、 あくまで建設中の私なりの意見です。 と書いてありますから結論は出ていますが???・、 で納得しているならば、 わざわざ僕は質問しません。
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お礼
詳細な回答を示して下さった回答者さまには、 自分なりの意見を詳細に記載して補足入力とさせて頂いたはずが、 なんど試しても翌日には消えているという不思議な状態が生じました。 jyuedanさまのみならず、tyr134さま、oskaさま、からの回答も重要で、 悩んだ末にjyedanさまの回答をベストアンサーとさせて頂きました。 また質問の機会があると思いますが、 その時に改めて何か御教示を頂けたらと願います。 これで、質問を終わらせて下さいませ。 本当に勉強になりました。 本当にありがとうございました。
補足
あっれー!??? ここに書いた補足も抹消されて・・・ このサイト、本当にフザケていますよ。。。 sudacyuさんも仰っている・・・・・・・・・・<中略> 手を出すなというのは民を殺すなという意味と解しています。 添付して頂いた動画の最初にある、 「陛下は震える手で握手を受けられゆっくりと深くおじぎされ」たという、 つまり天皇の威厳を未来永劫に渡って保守することを約束したのであって、 ・ <中略> ・ ・ <中略> ・ ・ ・ さらに天皇は命乞いをしたという推測がある。 ということまでも高校の時の先生は仰いました。 ・ ・ と書いて補足入力したのですが。。。