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鳥の脳移植実験について
- 鳥の脳移植実験とは、有精卵から脳細胞を取り去り、別種の鳥の脳細胞を移植する実験です。
- 移植された鳥は別種の頭脳を持つことになりますが、移植された脊髄が免疫機能に攻撃されてしまい、生存できないことが分かっています。
- この実験から、生物の本体は脳細胞ではなく脊髄であることが示唆されています。
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多田富雄氏の『免疫の意味論』という本に載っていた免疫的自己に関する有名な実験ですね。 実際の実験ではウズラの胚の将来的に脳になる細胞群をニワトリの胚に移植したそうです。 この実験から言えることは脳は免疫を拒絶できなかったが免疫は脳を拒絶できたという事実、 すなわち、肉体的に自己を決定しているのは「脳」ではなく「免疫」であるということなのです。 脊髄は聞き違いでしょう。ちなみに免疫系が存在するのは脊髄ではなく胸腺です。
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- Tacosan
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ちょいと調べると「胸腺もいっしょに移植することで免疫反応を緩和する」という研究もあったりします.
お礼
ありがとうございます、調べてみますm(_ _)m
- raiden787
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オーガナイザーによって脳へ分化し始めた細胞を移植すればその実験自体は可能かもしれませんが、結論が意味不明ですね。 脊髄と免疫系は無関係です。脳が異物だと判断されて排除されたとしてもそれには脊髄は関与しません。 また、細胞がまだ分化しきってない段階では免疫系も発達しておらず、この段階で他者の細胞を移植した場合は成長した後も免疫系はその細胞を仲間だと認識して排除はしないはずです。 仮に免疫系がすでに活動している段階で脳の元になる細胞を移植したのならその時点で即座にその細胞は破壊されるので、産まれてはこないはずです。 おそらく質問者様が実験内容を間違って覚えていたか、その番組自体がジョークか何かだったのではないかと思います。
お礼
>脊髄と免疫系は無関係です。脳が異物だと判断されて排除されたとしてもそれには脊髄は関与しません。 これが自分が疑問を解決できなかった理由でした、教えてくださりありがとうございます。
- oakbow4490
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放送を聴いていないので、不正確ですが・・・ 卵の段階では、脳・脊髄となる細胞は、一緒のはずなので、脳部分だけを取り出すのは無理。 また、幼少の段階で移植された異物は、同化して免疫細胞の攻撃は受けないはず。 脳と脊髄に分化したあと、脳部分だけを移植したのなら、新しい脳から神経が伸びない限り、脳には刺激も入らず出せず、免疫作用でなくても自己破綻で崩壊する。 どんな放送かわからないが、本当のこと? ネタではないか?
お礼
ちなみに放送自体は実際にありました。 2007年ごろまでTBSラジオの平日夜0:00~1:00まで放送していた「宮川賢のバツラジ」です。
- itaitatk
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生物(鳥であっても人間であっても)の本体とは脳細胞ではなく、脊髄である! といった内容ですが、、、、、免疫を担当する細胞は脳にはなく、胸腺や小腸にあるためこの実験より上記であることは言えません
お礼
胸腺が免疫をつかさどっているということがわかりましたm(_ _)m
お礼
ズバリそれだと思います、「ウズラ」と「ニワトリ」というワードにピンと来るものもありました! 実感的には「脳が理性の中心であり身体の頂点である」といったイメージを持っていたので、とても意外性のある実験だと思いました。