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【素朴すぎますが…】犬って…
あの… 「犬」ってなんで「犬」なんでしょうか??? お母さんにきくと「えー分からんねぇ…どうしてなんだろう??」 と言いました。 Wikipediaで調べると「古代中国では境界を守るための生贄など、呪術や儀式にも利用されていた。知られる限り最古の漢字である甲骨文字には「犬」が「(下のマルチメディア)」と表記され、「けものへん(犬部)」を含む「犬」を部首とする漢字の成り立ちからも、しばしばそのことが窺われる。古来、人間の感じることのできない超自然的な存在によく感応する神秘的な動物ともされ、死と結びつけられることも少なくなかった(地獄の番犬「ケルベロス」など)。漢字の成り立ちとして、「犬」の「`」は、耳を意味している。」と書いてありますが… 漢字の由来ではなくて、どうして「いぬ」という音になったかが知りたいのです。 よろしくお願いします。
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もののけ姫に出てくる山犬がいますよね。モロと2匹の仲良し犬。 ああいうイメージでいいと思います。 野生的で賢い、一方人との関係もよくわかっています。 人間界と自然の際(きわ)、そして現世とあの世の際(きわ)に存在する動物として魔除けとして飼っていたり、生け贄にして埋めたりしていたそうです。日本の神社にもイヌが2匹いますよね。※際は境界のことです。 そこから人はいつもいっしょにいる(居ぬ)ので「イヌ」と呼ぶようになったと説があります。 本当かどうかはわかりません。 もう一つ言われているのが、人にくっつきまわってうっとうしくて「往ね!」と追い払うことから「イヌ」になったとか。 犬を「ケン」と音読みしますが、これは鳴き声からだそうです。
- poomen
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言語学、特にソシュールの言語学では次のようにいわれます。 ある動物を「形(シニフィアン)」をイヌ「意味(シニフィエ)」と呼ぶことは、本来的なものではないし、自然的・必然的なものでもない。つまり二つの関係は、偶然でありそれぞれの社会によって定められたものである。 したがって、「ある動物=犬」を「イヌ」と呼ぶことは、日本という言語社会において(日本語において)たまたまそうであるにすぎない。ただし、犬をイヌと呼ぶことは、日本語において伝統的に定まっているため、個人が勝手に言い換えることは出来ない。 これは「もの」と「それを指す呼び名」の対応のすべてにいえることです。つまり言語が混沌とした世界を「分節(区切ること)」してゆきます・・大地と空、青空と曇り空、イヌとそうでないもの、緑色と赤色・・これらはすべて偶然であり、その言語によって定められたものです。 これをソシュールは言語の恣意性と呼びました。そして言語というのは本質的に「文節」という機能を持つものです。言語を獲得することで人間は世界に秩序と意味を与え人同士が意思を伝え合うことを可能にします。 で、日本語では「イヌ」、英語では「Dog」、ドイツ語では「HUNT」といつか呼ばれ、それが定着するとそれを使うことが強制されます。さらにイヌを赤犬とか柴犬とか秋田犬というように文節して世界を豊かにしてゆくのです。
お礼
論理的にわかりやすく、ありがとうございます。 #1さんの回答がより詳しくなって分かりやすかったです!! ありがとうございました。
補足
今回はベストアンサーを決めません。 なぜなら、#1,#2,#3のみなさんそれぞれの答えにちゃんと意味があったからです。 言語はまず、#1,#2さんの言うようにできて、#3の方のようにどんどん広がっていくのだと思いました。 みなさん、お忙しい中本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
始めに決めた人がそうしようと決めたからです。 何もルールが無い状態であれば決めたもん勝ち、早いもん勝ちです。 だからいぬはいぬ ねこはねこ ごはんはごはん ひとはひと くるまはくるま あというひらがなはあと書くしあと読む なのです
お礼
確かに、初めに決めた人が勝ちですよね^^ そういう言葉もたくさんあると思います。 ありがとうございました!
補足
今回はベストアンサーを決めません。 なぜなら、#1,#2,#3のみなさんそれぞれの答えにちゃんと意味があったからです。 言語はまず、#1,#2さんの言うようにできて、#3の方のようにどんどん広がっていくのだと思いました。 みなさん、お忙しい中本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お礼
>そこから人はいつもいっしょにいる(居ぬ)ので「イヌ」と呼ぶようになったと説があります。 本当かどうかはわかりません。 もう一つ言われているのが、人にくっつきまわってうっとうしくて「往ね!」と追い払うことから「イヌ」になったとか。 犬を「ケン」と音読みしますが、これは鳴き声からだそうです。 そうそう、こういうのが知りたかったんです!! 本当にありがとうございます。 もし本当じゃなかったとしても、このような感じで「いぬ」はできたのでしょうね~ でも、「いる」はどうやってできた?という話になります。 それの答えが#1,#2さんの答えなのでしょうね~ 言語って奥が深いんですねぇ~、案外・・・ もっと勉強してみたくなりました!!
補足
今回はベストアンサーを決めません。 なぜなら、#1,#2,#3のみなさんそれぞれの答えにちゃんと意味があったからです。 言語はまず、#1,#2さんの言うようにできて、#3の方のようにどんどん広がっていくのだと思いました。 みなさん、お忙しい中本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!