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加味逍遥散は閉経後の女性にも効くの?
57歳の母が不眠・イライラ・便秘などの症状を漢方薬で治したいと主治医の先生(内科医)にお願いし、加味逍遥散を頂いて帰りました。 診察では簡単な問診とお腹の硬さを触診してもらったそうですが、飲み始めて10日ほどで便秘は改善されてきたけれど、一番深刻な不眠が少しも良くならないと訴えます。 私の認識だと、元来、加味逍遥散は月経異常や更年期障害の諸症状を改善するお薬だと思いますが、更年期を終えた女性にも対応できるのでしょうか。 漢方に詳しいかた、よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 50代前半の女性です。 2年前から身内のトラブルで精神的にまいってしまい、心療内科にかかっています。 大きな症状は落ち着き、現在は質問者さまのお母さまと同じ不眠・イライラなどが残っています。 私の場合は抗鬱剤、安定剤との併用でしたが、 最初は「四物湯」から飲み始め、1年以上かかって主な症状が消え イライラがひどいと訴えた時に「加味逍遥散」を処方されました。 私の場合効かなかった、というか味が苦く舌に刺激があり、 体が受け付けずどう頑張っても3日しか飲めなかったです。 それで先生にお話して、「抑肝散加陳皮半夏」に変えてもらってからは1ヶ月ほどで落ち着きました。 「抑肝散加陳皮半夏」は不眠に効くらしいのでお医者さまに相談されてはいかがでしょうか? 漢方は気血水のバランスを整えることで症状を治すものですから、 効き目は穏やかで、効果が感じられるまでに時間がかかります。 自分に合う漢方薬はおいしいと感じられ、体が「飲みたい!」と欲するらしいです。 逆に合わない漢方薬はまずく感じられ、飲みたくなくなるそうです。 「加味逍遥散」は男性に処方されることもありますから、 閉経後の女性に使えないということはないと思いますが。
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確かに加味逍遥散は月経異常や更年期障害に主に使われる漢方ですが、 それだけではなく、便秘を伴う不眠、イライラなどの精神症状や、肩 こり、疲れやすい、冷え・のぼせなどの神経症にも使われます。 更年期を終えたかどうかは、あまり関係が無いようです。 また、メーカーによって若干、効能が違うようです。 漢方薬は、どちらかと言えばゆっくりと効き目が出てくる薬ですが、 不眠がなかなか改善されないようでしたら、先生に相談なさった方が 良いのではないかと思います。 お母様に焦らずにご自愛下さいますよう、お伝え下さい。 加味逍遥散についてのURLを添付いたします。 ご参考の一助になれば幸いです。
お礼
早速のご回答をありがとうございます。 質問のカテゴリを「女性の病気」で投稿していたほうが、それらの知識のあるかたの目に留まりやすかったかな? と心配していた矢先だったので助かりました。 添付していただいたURLもたいへん参考になりました。 漢方薬は自分にピッタリのものに出合うまで大変そうですが、母には処方されたものをしばらく頑張って続けてみて、また次回先生に相談してみるよう伝えたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
貴重なご体験からのアドバイスをありがとうございます。 「抑肝散加陳皮半夏」ですね。早速調べて参考にさせていただきます。 漢方薬は相性がいろいろあり、難しそうです。 母は睡眠薬系の西洋薬をとても怖がるので家族としても心配です。 回答者様も長くお辛い思いをされてきたのですね。 一日も早い全快をお祈りいたします。