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カードの裏面に書かれた数字の規則性を確認する方法
- カードの裏面には必ず偶数の数字が書かれている規則がありますが、遵守されているか確認するためにはどのカードをめくって裏面を確認する必要があるでしょうか。
- 国内の未成年者の飲酒に関する法律が遵守されているかどうかを調べるためには、誰を尋問する必要があるでしょうか。
- カードの裏面に書かれた数字の規則性と国内の未成年者の飲酒に関する法律の遵守確認方法について考えます。
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AならばBが真であるとき, その対偶「BでないならばAでない」のみが真で, 逆,裏は真でないことがわかっているか, 実例をもとに試そうとしている問題です. 企業の入社試験などに多いです. まさに同じ問題が参考図書に出ています(数字は若干違いますが). 参考図書 市川伸一(1997),「考えることの科学-推論の認知心理学への招待-」,中公新書
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- WiredLogic
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>ここで,「母音が書かれたカードの裏面には,必ず偶数の数字が書かれていること」という規則があるとします。 ツッコまずに、言いたいことを察すれば、 「あ」は、その「母音が書かれたカード」、 「た」は、子音も含まれるから、それとは違う、 ということでしょうが、 素直に、「A」と「T」とアルファベットを書くか、 規則を、「あ行の字が書かれたカード」などとした方が、 解りやすいかと思います。 「子音が書かれたカードが云々」 「奇数の数字が書かれたカードが云々」 についての情報は、一切ありません。 つまり、それらの裏はどうなっていても構わない、 「た」や「7」を裏返しても、規則が守られているかは 全く分からない、ということです。 ちょっと紛らわしいのは、 「母音の書かれたカードの裏側は、必ず、偶数」 と書いてありますが、これは、 「偶数が書かれたカードの裏側は、必ず、母音」 ということにはなりません。なので、 「偶数が書かれたカード」の裏側についても、 情報は何もない、 「4」を裏返してどっちであっても、 規則とは関係ないことになります。 こういうわけで、規則が守られているかどうかを 調べるには、「あ」のカードを裏返して、調べれば いいことが解ります。 「あ」の裏側に偶数が書いてあれば「守られている」 奇数が書いてあれば、「守られていない」です。 >4人の人物がいます。 こちらの問題は、質問者さんの引用ミスなのか、問題に穴があるのか、そこを指摘させようという問題なのか、困ったポイントがあります。 実は、カードの問題にもあったのですが、そこは、常識的に穴がないような前提で処理しましたが、こちらは、常識的には、そうできません。 ポイントは、カードの問題では、常識的に、「この4枚について規則が成り立つか」ということで、大体問題ないと思いますが、シビアに考えると「この4枚について」がないことに対して、ツッコミを入れる、が、正解である意地悪問題の可能性も否定できません。その場合には、「規則に違反している、という結論を出すことはできる。この4枚については、規則が守られているという結論を出すこともできる。しかし、他のカードがある可能性を考えると、すべてに対して、規則が守られていると断言することはできない」が正解になるでしょう。 この飲酒問題については、常識的に考えると、対象になる国民が4人だけ、ということはありえないから、法律に違反している未成年者がいれば、その時点で「違反している」という結論を出すことができるが、他の国民のことを考えないといけないので、対象の4人について、遵守されているという結論が出たからといって、この国で法律が遵守されているかは解らない、ということになります。 「遵守」「違反」は「この4人について」考えればいいという前提があれば、 「未成年者は飲酒してはならない」からは、 「成人は云々」、「素面は云々」、という話はでてこないので、 「成人」や「素面」を取り調べても、何の結論も出てきません。 ただし、カードの問題と違うのは、 「飲酒したものが未成年者である」場合には 「違反」だと結論付けられるという点で、 この飲酒問題では、「未成年」と「酔っ払い」の 2人を尋問しないといけません。 >この問題の趣旨(目的)は何でしょうか? こういう問題に意味があって、例えば、就職試験の問題にでた場合の話ですが… 「数学」カテゴリーでの質問ですが、数学や理系と言うより、 文系も含めて、書かれていることを、キチンと論理的に 読み取り、判断する能力があるのかを問うためかと思います。 法律や契約の文章を読むときには、抜け穴を探して、 相手をだまそう、一方的に得しよう、という意図から でなくても、想定外のことが起こったときの責任問題 だとか、事前に考えておいて、検討・交渉しておけば 何でもない問題とも呼べないようなことが、事後では どうしようもトラブルの元になったりすることが あります。特に、海外企業など、文化や常識の違う 相手とでは、深刻な問題になりがちですし、国内企業 どうしでも、異業種間の提携などの場合には、似た ような問題の種を含んでいることもあります。 そういう意味では、視野を広く持って漏れなく考える 能力は重要であり、その一部は、こういう形で測る ことができるかもしれません。 また、例えば、市場についてある想定をし、それが 正しいか間違っているかの調査をすることにしたとき、 調査には、当然、コスト(お金だけでなく、そのための 時間も含めて。時間なども企業ではお金換算ができますが、 個人だと、自分の使う時間は、コスト算入しないことも 多いので、えらく無駄なことをしていることもあります) がかかりますから、例えば、「カードの問題」的なものか 「飲酒問題」的なものかを見誤ってしまうと、コストが 倍になったり、コストは安かったが、役に立たない調査に なり、丸損、ということになりかねません。 こういう見極めの能力も、ある程度は測れるかも しれません。
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中田亨『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』から引用しました。 解答ありがとうございました。
問題の解き方についての質問ではなく、趣旨ですね? ・「P⇒Q」と「¬P⇒¬Q」とは違う ・「P⇒Q」と「¬Q⇒¬P」とは同値 ・「¬P」ならば「P⇒Q」 の理解度をチェックしたい、ということですかねえ。
お礼
対偶について問われている問題ですね? この問題は,ウェイソンの4枚カード問題からです。 解答ありがとうございました。
- alice_44
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「PならばQ」の意味を理解して欲しいってことでしょ。 未成年が酒豪で、飲んだけど酔ってなかったら、どうするんだろう?
お礼
解答ありがとうございました。 後半のツッコミは,受けました。 ウェイソンの4枚カード問題というものです。
お礼
参考図書までありがとうございます。私は, 中田亨『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』化学同人からです。 (横書きの文章だから,句読点でなく,コンマとピリオドでしょうか?) 対偶を日常例を使って表しているのですね。 ウェイソンの4枚カード問題から引用しました。