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定積分についての質問なんですが

次の等式を満たす関数f(x)を求めよ。 f(x)=6x´2ー2+∫(-1~1)f(t)dt という問題で F'(t)=f(t)とすると ∫(-1~1)f(t)dt=[F(t)](-1~1)=F(1)-F(-1)であるから∫(-1~1)f(t)dtは定数である. と解説に書いてあるんですが、これでなぜ定数になるとわかるんでしょうか? それとですが この後 ∫(-1~1)f(t)dt=a (aは定数)と置くんですが、わざわざ定数としなければいけない理由はなんなのでしょうか? 解説よろしくお願いします

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回答No.2

>∫(-1~1)f(t)dt=a (aは定数)と置くんですが、わざわざ定数としなければいけない理由はなんなのでしょうか? 先に、こちらから。 #1さんの説明でも十分っちゃ十分なんですが… 解答の続き見ました?(あ、ひょっとしたら、問題集で、 略解になっていて、答とヒントだけがあるのかな?) この先、∫[-1,1]f(t)dt を求めるのに、 方程式を解かないといけない、ということは、 この式を何度も書かないといけない、ことに。 それは、さすがに面倒ですよね。だから、 文字1つで表しておこう、ということです。 あるいは、文字1つで表しておけば、続きで、 方程式を解いてみよう、という発想になりやすい、 こっちは、#1さんの説明ポイントに近いですね。 >F'(t)=f(t)とすると >∫(-1~1)f(t)dt=[F(t)](-1~1)=F(1)-F(-1)であるから∫(-1~1)f(t)dtは定数である. >と解説に書いてあるんですが、これでなぜ定数になるとわかるんでしょうか? #1さんの回答通りですが、もう少し踏み込むと、 不定積分・原始関数・∫f(x)dx は、xの関数になりますよね。 問題のように、変数がtでも、∫f(t)dt は、tの関数です。 それに対して、定積分・∫[a,b]f(x)dx は、 ザックリ言えば、y=f(x),x軸(y=0),x=a,x=bで囲まれた面積 (x軸より下にある部分は、面積マイナスと考えると、完全に 定積分そのものです)ですから、 xの関数が答に出てくるようでは、面積がスッキリ 決まらないことになって困る、というより、 スッキリ決まるように計算をしている訳だから、 多分、最初から何かやり方を間違えているはず、 ということになります。 つまり、a,bとかいう文字が出てきたとしても、 変数xなどとは関係ないので、定数になる、 だから、定積分は原則定数、ということです。 ∫[a,b]f(t)dt も、被積分関数と積分する変数の 文字を変えただけだから、やはり、本質的に定数です。 その例外となるのは、 f(x)=~+∫[a,x]f(t)dt のように、 全体がxの関数の関数の話をしているときに、 定積分の積分範囲に、xの式が入っているようなとき、 ∫[a,b]f(t)dt が、aやbの式になるのと同様、 ∫[a,x]f(t)dt は、aやxの式になる、 こういう場合は、xの式の部分は、全体のxに関係ない、 (積分に使った変数tと関係ないのは前と同じですが) という訳にはいかない、xの関数としてみてやらないと いけない、ということです。 そこらへんを学校でやっているところなら、 今の次の段階で出てくるので、違いに気を付けてください。 問題の∫[-1,1]f(t)dt は、tでの定積分だから、 結果には、tは出てこない、積分範囲が、a,bどころか、 -1~1なので、普通の値として出てくる、完全な定数、 ということは、解答に書いてある筋道を経なくても、 当たり前、と、思えるようにならないと、おおげさに 言えば、定積分が解ったことにはならない、と考えた 方がいいかと思います。 ついでに言っておくと、 ∫[a,t]f(t)dt、∫[a,x]f(x)dx というような式ですが、 定積分する中身の変数と、積分範囲に書く文字は、 意味・レベルが違うので、こういうふうに書くと、 数学として間違いという訳ではないのですが、 紛らわしいので、できるだけ書かないという お約束になっています、単なるお作法というより、 こんな具合に書いて自分で勘違いしたりしたら、 目も当てられない、ということで。 また、問題のような式、 f(x) = ~ + ∫[a,b]f(t)dt で、 定積分部分を、∫[a,b]f(x)dxと書いてはいけない 訳じゃない、ただ、どのみち、定積分で、そこの 変数は消えてなくなる訳だし、別の変数を使った 方が、全体の変数xと勘違いしなくていいでしょ、 ということで、別の文字をあてるのが、慣れない 内は変に思えるかもしれませんが、常道。 ちなみに、こういうとき、tを使うことが、多いのは、 一時的に(Temporary)使う変数だから、です。 ついでに、その1つ先の次あたりで出てくる ∫[a,x]f(x-t)dtのような形について、 注意しておくと、 特別に、xがtの関数になっていれば、 そう直して計算しますが、でない限り、 積分はtについてする、ということは、 積分の内側では、xは定数(何度も書いて ますが、念のため、繰り返すと、 1とか2とか値が決まっているという ことでなく、tとは関係がない、 tを決めるとxが決まる、というような 関係のない文字だ、という意味です) 、だから、普通に、xの関数の中での、 a,b,cなどと同じに考えて計算します。

souta3513
質問者

お礼

遅くなりましたが 詳しく解説していただきありがとうございました!

その他の回答 (1)

noname#158987
noname#158987
回答No.1

>F'(t)=f(t)とすると ∫(-1~1)f(t)dt=[F(t)](-1~1)=F(1)-F(-1)であるから∫(-1~1)f(t)dtは定数である. と解説に書いてあるんですが、これでなぜ定数になるとわかるんでしょうか? そのままのように思いますけど。 F(1)-F(-1)ですよね? 関数に具体的に数値が入っているのですから、定数だと思いますよ。 >∫(-1~1)f(t)dt=a (aは定数)と置くんですが、わざわざ定数としなければいけない理由はなんなのでしょうか? 定数としなければいけないのではなく、上記のように定数なんですよ。 で、定数だけれども見た目が定数っぽくないから、aと置き換えてすっきりさせて 問題を解きますってことだと思いますよ。

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