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仏教的には、医療とはどういう行いだと思いますか?

東北・北海道で医業に携わる者です。 経緯を詳しく話すと長くなってしまうのですが、”仏教的な原理に従って行う医術とは、どのようなものだと考えますか”、というのが質問になります。 あるいは、”医術というものの仏教的な倫理体系の中でどう位置づけますか?”ということについてのご意見でも頂ければ、大変助かります。 皆さまのお考えや、書籍のおすすめなど、お聞かせ頂ければ幸いです。

みんなの回答

  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.1

仏教系では、薬師如来という方もいらっしゃいますし、病気治しは、苦しんでいる人を救うってことで、仏教の教えに添った行為だと思います。 ただ、西洋医学は、魂、心というか目に見えないものを認めず唯物的な面が強いので、仏教の教えとずれる面もあるかと思います。 また仏教は、2500年以上も前の教えですし、現代医療についてはうまく適用できない面もあると思います。 特に臓器移植関係は、臓器売買とか臓器目当ての誘拐、人身売買など、地獄的な面もあって、問題が多いと思います。 どんなに頑張っても、人間は死んでいくもので、医学は絶対に敗北する運命になっています。それを理解して、「諸行無常」の心を忘れずに活躍されるのがいいと思います。

akataya
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。そうですね、仏教のオリジナルの教えをそのまま現代医療に適用するのは無理があるのかな、と私も思います。なので、仏教の原理を踏まえつつ、我々が頭を使っていくしかないと考えています。 言ってみれば、仏教原理は憲法、細かいルールは法律にあたるもので時代とともに新しくなる必要があると思います。 唯物論的な観点に立って発展してきた西洋医学を、仏教的な観点に立って行うのであれば、西洋以上により活発な医療倫理のすり合わせがあっても良さそうなものですが、そういう話はあまり聞きませんね。医療が単なる技術集団にならないためには、必要なことだと思うのですが。。。 特に仏教は、一神教的な「駄目だからダメ」という問答無用な縛り方を、良くも悪くもしにくいため、下手をすると「何でもアリ」に陥りそうで怖いですよね。移植や遺伝子治療や延命が可能になってきた現代では、ますます必要ですね。 ご意見ありがとうございました。

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