4度と5度が完全である理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 4度と5度がなぜ「完全」なのかを説明します。
  • 4度と5度は協和し、濁らないきれいな音として聞こえるため、完全と呼ばれています。
  • 協和音を説明するためには、周波数や倍音の概念を理解する必要があります。
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4度と5度が完全である理由を教えてください

. 音程に関して学習しているところです。 「短3度」や「増5度」、「完全4度」と解説書ではよく見かけます。 「長短」「増減」のそれぞれの意味や理由などは感覚的に分かっているつもりです。 ですが「完全4度」「完全5度」に関して、 「なぜ4度の音と5度の音は、1度から見て「完全」なのか」と言う理由を自分なりにちゃんとした「文章で」もっておきたいんです。 「なぜ完全4度、5度なのか」と言うのは先にも書きましたが、「感覚的に」は理解しているつもりです。 ですが、この「感覚的」なことを「言葉」や「文章」に変換しているのですが、なかなか上手く出来ません。 数日前から「完全4度・完全5度・周波数・倍音」と言う語句で検索して、 見事に文章で説明、解説してるサイトはないかと探しているのですが、見つけられません。 「4度」と「5度」は「1度」から見て、何故「完全」なのか? 「文章」で教えてくれませんでしょうか? 今現在の私なりの解説を文章にすると ”1度と4度にあたる音を同時に鳴らすと、濁らないきれいな音に聞こえる。 これはこの2つの音が「協和」しているからである。 だからこの2音の関係は「完全」であるので、「4度」の音は「1度」とからみて「完全4度」の距離にあるのでこう呼ばれている。 「5度」の音も同じである” ま、こんな感じです・・・・。 この解釈自体が間違っている場合は、さらに詳しく教えてください。 知人いわく「この説明でも十分だと思う」と言ってくれましたが、私としては 「じゃあ、“協和”ってなんだ?」 ってことになるんではないだろうかと思い、この「協和」「協和音」を説明するために 「周波数」や「倍音」と言った語句で検索をかけた・・・ と言う流れです。 大変面倒くさいやつだと思われるでしょうが、どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

はじめまして。ベース歴:約40年、52歳の男性です。 若い頃に楽典や和声学など、基礎的なことを独学した者ですが、私の理解している範囲でお答え したいと思います。 長音程、短音程、増音程、減音程、そして完全音程の意味はお分かりかと思います。 また、完全音程は四度と五度だけではなく、完全一度(同じ音程)と完全八度(オクターブ音程)も あることはご存知かと思います。 さて、「四度と五度を何故、完全音程と呼ぶのか?」を理解するには、音程を転回(Inversion)する と良く分かります。 例えば、ド⇒レの長ニ度音程があって、ドをオクターブ上に移動(転回)させると、レとオクターブ上 に移動したドの音程関係は短七度になります。 あるいは、ド⇒ミの長三度音程のドを転回すると、ミとの音程関係は短六度になります。 短音程の場合は、ド⇒レ♭(ド♯)の短二度があって、レ♭(ド♯)と転回したドの関係は長七度に。 また、ド⇒ミ♭(レ♯)の短三度の場合は、転回後の音程関係は長六度になります。 これを整理すると、次のことが分かります。 ・長音程の関係はルート音を転回すると短音程に変わる。 ・短音程の関係はルート音を転回すると長音程に変わる。 ・二度は七度に、七度は二度になる。また、三度は六度に、六度は三度の関係になる。 そこで、四度と五度が出てきます。 ド⇒ファの半音(ミファ間)を1つ含んだ完全四度は、転回するとファ⇒ドになり、同様に半音を1つ 含んだ完全五度の関係になります。 また、ド⇒ソの半音(ミファ間)を1つ含んだ完全五度は、転回するとソ⇒ドになり、同様に半音を 1つ含んだ完全四度の関係になります。 さらには、ド⇒ド(同じ音程)の完全一度は転回すると完全八度になり、ド⇒ド(上)の完全八度は 転回すると同じ音程の完全一度になります。 以上のように一・四・五・八の音程は度数の数字が変化するだけで、長音程が短音程になったり、 短音程が長音程になるような変化はありません。 このことから「完全(Perfect)音程」と呼ばれるのです。 以上ですが、これより詳しいことは分かりません。 お役に立ったでしょうか? 楽しい音楽ライフを!

その他の回答 (2)

noname#148724
noname#148724
回答No.3

周波数を整数倍にする事によって得られる、音が全くうねらない音程のことです。 ただ平均律のばあいは5度と4度は若干のうねりが生じていますので、厳密には完全と言えないかもしれません。 純正律にすると完全な長短3度が得られます。

tikkys530
質問者

お礼

回答有難う御座います。是非参考にさせて頂きます。有難う御座いました。

回答No.1

音楽の歴史の一番最初の部分ですね。 「トニック(主音/根音/ド)」「ドミナント(完全五度/ソ)」は一番キレイに聴こえる和音だそうです。 でトニック(C)-> ドミナント(G)をトニックにして-> ドミナント(D)をトニックにして・・・で12音階が出来ます。 周波数はウィキの「純正律」「平均律」を参考にして下さい。 多分に感覚的な部分ですけど、「キレイな和音」だけでは曲になりません。 物語に「不幸」や「障害」が有るから「燃える/萌える」し、「ハッピーエンド」が光るのだと思います。 和音に関しては「ダイアトニックコード」をお調べ下さい。

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