UPSの容量見積

質問

ハード系は門外漢なのですが、業務でUPSの容量見積をしなければならなくなりました。
サーバースペックの何を見てどのように何VA/何W必要なのか計算すればよいのでしょうか？
他に注意点等があればご教示ください。

回答No.1

misawajp · ベストアンサー

容量はサーバの消費電力の合計です

通常は　サーバ本体の電源容量が基本です

ですが　その前にどこまでバックアップするかを決めなければなりません

停電中でも運用を継続するのか、
サーバ本体のみを稼動させれば良いのか（ネットワークは運用停止しても良い）、
停電時には、運用を停止し、安全に再起動できるように停止させることで良いのか

これで要求容量は大幅に変わります
それと　バックアップさせたい時間が　重要です
安全に停止させるだけでも数分は必要です、運用を継続させる場合には安全に停止の数百倍の容量が必要です

さらに　勘違いし易いのは、実際に動作した場合　仕様値の良くて半分の時間しか使用できないことです

よほど大規模なサーバでなければ、0.5～1kWです
ディスプレイやプリンタは停電時には使用できなくても良いとします

UPSのカタログ値の500VA等は　バッテリが新品でも3分程度です
安全に停止させるためには2分程度は必要です

一般的には　停電後一定時間（30秒～1分）経過しても複電しない場合に停止操作を開始するような仕組みにします、そのためバックアップ時間は5分以上とします

あとは　UPSの仕様から選定ですが　　サーバが500Wの場合には　UPS　1kVA以上で500Wで10分程度バックアップできるバッテリを持つものを選びます

1.5～2kVAクラスが対象になります

なお　バッテリは消耗品です　バックアップ動作させなくても2年程度で能力は半分以下になります
さらに一月前の動作試験では正常に動作していたのに、実際の停電になったら、停止動作の途中でバッテリ切れ停止など珍しいことではありません

計算値のひとつ上のクラス程度では、その可能性は非常に高くなります

計算値の3倍くらいの容量の物を選ぶ必要があります

それと停電は忘れた頃にやってくる　　で　実際の停電ではほとんど役に立たなかった事例も多数あります

回答No.2

Microstar

ＵＰＳの容量見積は、サーバーの電源容量と停電時の電源保持時間を確認した方がよいです。
サーバーのシャットダウン時間以上の能力を確保した方がよいです。
細かいことはＵＰＳメーカーサイトでチェックしてみてください。