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遺伝の組み換え価の問題
遺伝の組み換え価の問題において、答えはあるけれど解説が書いていないため、どのように解けば良いのかわからなく、困っています。解説をお願いします。 昆虫において、雄は性染色体としてX染色体とY染色体を一本ずつ持ち、雌はX染色体を2本持っている。この昆虫の眼の色は、2対の対立遺伝子、Aとa、Bとbがある。2対の対立遺伝子はX染色体に存在している。Aはaに対して、Bはbに対して優性である。それぞれの遺伝子との組み換え価は25%とする。 遺伝子Aを持ち、かつ、遺伝子bを持たない場合、眼が赤くなり、その他のときは眼が白くなる。 白眼の雌と、白眼の雄XabYを交雑させると、赤眼の雄、白眼の雄、赤眼の雌、白眼の雌が生まれる。赤眼の雌と白眼の雌の分離比は3:5のとき、白眼の雌の遺伝子型は何か? 答えは、XAb XaBとなるようです。
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- yanachu
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確認お願いします。 >遺伝子Aを持ち、かつ、遺伝子bを持たない場合、眼が赤くなり ”遺伝子Bを持たない”でなくて? bですか? X(AB)X(AB)が赤(bを持たない)で、X(AB)X(ab)が白(bを持つ)であるならば、 X(ab)Yの雄と交雑した結果できる雌は、すべてX(ab)を持つのだから、全部白眼になりませんか? Bはbに対して優性なんですよね…? もうひとつ。 >白眼の雌の遺伝子型は何か? ここで言う”白眼の雌”というのは、交雑後生まれた白眼雌ではなく、最初の、白眼の雄XabYと掛け合わせた雌のことでいいですね? **もし違うのでしたら以下はまったくの見当違いと言うことになりますので、無視して下さい** 以下、「遺伝子Aを持ち、かつ、遺伝子Bを持たない場合、眼が赤くなり」とし、 表現型でAbが赤眼、AB、aB、abが白眼と考えていくことにします。 まず、遺伝子組み換え価は25%ですから、遺伝子が減数分裂するとき4つに1つの割合で組み換えが起きていることを前提とします。 次に白眼の雌の組み合わせを考えます。 赤眼になるためには表現型がAb、それ以外のAB、aB、abが白眼ですが、 劣性遺伝子(XabY)と掛け合わせて赤眼が出るということは、Aとbが雌の遺伝子の中に必ずに含まれていなければいけない。 赤眼(Ab)の出る可能性のある、白眼雌の遺伝子の組み合わせは以下の通り。 X(AB)X(ab) 組み換え後の遺伝子分離比はAB:Ab:aB:ab=3:1:1:3 X(AB)X(Ab) 組み換え後の遺伝子分離比はAB:Ab=1:1 X(Ab)X(aB) 組み換え後の遺伝子分離比はAB:Ab:aB:ab=1:3:3:1 それぞれの分離比に、白眼雄 X(ab)Yを交雑してできた赤眼雌、白眼雌の数を数えて行けば、 (雄の遺伝子は劣性なので、雌の遺伝子分離比がそのまま表現型の分離比になります) >赤眼の雌(Ab)と白眼(AB、aB、aB)の雌の分離比は3:5 となる組み合わせは、X(Ab)X(aB)になることが分かると思います。