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文章力のあるライトノベル作家は?
- ライトノベル作家に求められる文章力とは、描写の巧妙さや読みやすさなどが重要です。
- 文章力のある作家は、情景を見事に描写し、効果的な言葉遣いで読者を魅了します。
- また、会話文の話主変更やストーリーの流れをうまく構築できることも大切です。
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田中芳樹『銀河英雄伝説』をおすすめします。新しくはないですが… まだ、ライトノベルという概念のないころの作品ですが、いま読むと、ライトノベルの最高峰という感すら受けます。デュアル文庫で再刊されましたから、やはりライトノベルという位置づけになると思います。 設定には、ところどころにマンガ的な軽さ(構図の単純さ、展開の都合よさ)はありますが、文章そのものは、描写の比喩の巧みさ、人物設定の上手さ(いまでいえば「キャラ立ち」ですね)、中国文学の素養にもとづくちょっと難しい言葉の散りばめ方、会話の軽妙さなど、他の追随を許さないと思います。 おっしゃるような「文章力」という点では、ほとんどの作家(芥川賞作家・直木賞作家とか、他のベストセラー作家)を軽く上回ると思います。
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- mizutama0905
- ベストアンサー率27% (3/11)
文章力のことはあまり分からないのですが 「ニーナとうさぎと魔法の戦車」 これは、今まで読んだライトノベルの中でで唯一心にジーンときた作品です
お礼
ありがとうございました。 紹介頂いた本を読んでみます。
- j2ee
- ベストアンサー率39% (255/639)
秋山瑞人さんは、文章が綺麗で、情景が上手いなあ、と最近あらためて思いました。
お礼
ありがとうございました。 紹介頂いた著者の本を読んでみます。
- DieMeute
- ベストアンサー率70% (571/807)
文章力についてですが、ライトノベルの各レーベルの大賞とか各賞とかは抜きにして、他の一般の文学賞を受賞している人は相応の優れた文章力を持っていると判断していいのではないでしょうか。 例えば現役のライトノベル作家では・・・ 村山由佳さん。 ジャンプジェイブックスという週刊少年ジャンプから派生したライトノベルのレーベルで1991年に佳作を受賞してデビューし、現在も同レーベルで活動を続け「おいしいコーヒーの入れ方」という小説シリーズを16巻出しています。 そしてライトノベルだけでなく一般の小説も書いており、1993年には「天使の卵」で第6回小説すばる新人賞を受賞し、2003年には「星の船」という作品で直木賞を受賞しました。 さらに2009年には「ダブル・ファンタジー」という作品で、第4回中央公論文芸賞、第22回柴田練三郎賞、第16回島清恋愛文学賞の三賞を受賞しています。 他には夢枕獏さん。 ソノラマ文庫から「キマイラ」シリーズで1982年にデビューしました。 この人もライトノベルの他に一般の小説を書いており、1998年に「神々の山嶺」で第11回柴田錬三郎賞を受賞し、2011年には「大江戸釣客伝」で第39回泉鏡花文学賞を受賞しています。 こうした一般の文学賞を受賞した人に文章力が無いと言う人はいないのではないかと思うのですが・・・ あと、受賞こそ逃したものの文学賞の候補に挙がった作品を書いてる人も相応の文章力があると言えるのではないかと・・・ 例えば・・・ 小野不由美さん。 1998年に出された「屍鬼」という作品は惜しくも受賞できませんでしたが、第52回日本推理作家協会賞の候補作、第12回山本周五郎賞の候補作に選出されています。 あとは以前ライトノベルを書いていた人で、現在はライトノベルを書いていないけど文学賞を受賞した人が・・・ 山本文緒さん。 1987年にコバルト文庫からデビューしましたが、5年間ライトノベルで活動した後、一般の小説に移り2001年に「プラナリア」で直木賞を受賞しました。 唯川恵さん。 1984年にコバルト文庫からデビューし8年ぐらいコバルト文庫で活躍しましたが、その後、一般小説にうつり2001年に「肩ごしの恋人」で直木賞を受賞。2008年には「愛に似た者」で柴田錬三郎賞を受賞しました。 あと亡くなっている方で・・・ 大長編ヒロイックファンタジー小説のグイン・サーガで有名な栗本薫さん。 1978年に「ぼくらの時代」で江戸川乱歩賞受賞。 1981年に「絃の聖域」で吉川英治文学新人賞を受賞。 ちなみにグイン・サーガの第1巻は1979年に出されました。 こうした方々を文章力が無いという人はいないのではないかと・・・
お礼
沢山の情報をありがとうござました。 まずは、現役のライトノベル作家のものを中心に読んでみます。 他に紹介されたものも読んでみたいと思います。
お礼
いろいろと具体的に答えていただき、ありがとうございました。 大変有名な作品ですが、私はまだ読んでいませんでした。必ず読みます。