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好きな、宗教音楽、推薦してください。

hossannpapの回答

回答No.8

 以前は連日の様に立ち寄っていたこのサイト。以前は無かった文字数制限が出来た事で、偶にある深い質問やそれに応える高度なお答えが影を潜め気味になって、昨今はチョット興味を無くし気味の私。今日は二か月ぶりにお邪魔してみました。  さて、先輩回答者様が私の好み曲も大凡紹介されていらっしゃいますので、私は気楽?に聴けるライト級な曲を御披露してみます。  難しい話は抜きにして感覚的に  一曲目は、ほんわか、でも、適度に重厚、そして鎮静・・・と言う感じでしょうか!? ●シューベルト:ドイツ・ミサ曲 (所持盤CD 7曲目~14曲目 試聴可) ベスト演奏かどうかは判りません http://www.tsutaya.co.jp/works/20090644.html  この曲は、父が持っていた25cmレコード盤(CDとは別演奏/現役です)に入っていた曲で、50年前に出会っていました。最初は何も感じていなかったと記憶しますが、親元を離れ独立してから、何故かこの曲のフレーズが思い出され、時にはハミングしている自分に気が付くという感じになっていました。  そして、この曲をどうしても聴かずには居れなくなって購入。今では、優しく聞役にも諭し役にも抱擁役にもなってくれる感じです。が、ソフトなだけに甘えるとキツク叱られている様に感じる事も有る様な!?!?!?  元気盛りの歌劇の様な・・・??? ●プッチーニ:正式名「四声のためのミサ曲」通名(ミサ・ディ・グローリア (部分的試聴可 3段目)http://www.geocities.jp/saitama_daikum/1985-89/1985-89.html (抜粋試聴可 最下段)http://www.geocities.jp/joc255/netcon.htm (試聴可CD1)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B-%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B5-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%8E-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%AA/dp/B00005M6HD/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1327382435&sr=8-3 (試聴可CD2)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%8B-%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%80%90SHM-CD%E3%80%91-%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B9-%E3%83%9B%E3%82%BB/dp/B001VOD53S/ref=sr_1_7?ie=UTF8&qid=1327382435&sr=8-7 (試聴可CD2の普及版)http://www.amazon.co.jp/Messa-Gloria-Philharmonia-Orchestra/dp/B000005ECY/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1327382435&sr=8-1  初聴きの時、宗教曲とは言え、イタリアオペラの作曲家が作るとこんなにも劇画チックで明るいのかと驚きました。確かに同じイタリアのヴェルディーは三大レクイエムの一つを作り、これもやはりイタリア的と言って間違い無いのですが、ヴェルディーに比べプッチーニのこの曲は、聴き始める前の覚悟を必用としません。聴き進むうちに身体の内なるものが賑やかに歓びはしゃぐ感じでしょうか?  うる覚えの記憶では、確かプッチーニが17歳か18歳の時の作品で、故郷の宗教行事の為とタイミングの合った故郷の音楽学校卒業卒業制作の両方の目的を兼ねて作られた曲だったと記憶します。更にその後の上級の音楽学校進学とその為のパトロンを得る為にも使ったようです。 後にオペラにのめりこんだプッチーニは、この作品に対し「若気の至り、恥・・・」と位置付け、一切の演奏を許さず楽譜も世に出す事を拒否した為、長く誰にも知られませんでしたが、20世紀中頃にアメリカの宗教化がイタリアでこの曲の楽譜を見つけ、プッチーニの子孫に公開の許可を得た事から演奏が聴ける様になったとの事です。  その様な、経緯まで知ると、プッチーニの青春時代の明と暗までもを想像したりします。が、曲そのものはプッチーニのトスカやマダムバタフライを思い出し、上品に強く激しくロマンチックです。  私の所持盤は、プッチーニの子孫が演奏や録音の許可を出して間が無い頃のレコードで当時この演奏しか聴けるソースが無かったと思います。ミシェル・コルボー指揮:リスボン・グルベキアン管弦楽団/合唱団(エラート ERA-2078)です。息づかいの伝わって来る演奏で好きなレコードですがチョッと残響が大き過ぎる感じです。  趣を変えて!?パリのエスプリ??例えば・・・ ●プーランク:黒衣の聖母への連祷(リタニエ) (現在は試聴出来るCDもサイトも無い様で残念)http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF-%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A2-%E3%83%9D%E3%83%AC-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/B00005FKN5/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1327385076&sr=8-5  プーランクが宗教曲ジャンルで作曲を始めるきっかけとなったのは、1936年に発生した友人の自動車事故死といわれています。直後、彼はフランス中部の聖地ロカマドールに行き、有名な黒い聖母に詣でます。そして作曲されたのがこの『黒衣の聖母のためのリタニエLitanies a la Vierge Noire』(1936)。  黒衣の~と訳されてますが、正式には「黒い聖処女」との事。リタニエは「連祷」という祈りの古い形態で、色々な詩句の最後に「我をあわれみたまえ」と言う様な詞が付いて、会衆が、繰返し繰返し唱える形式です。そうしているうちにある種の精神状態に入って行くのでしょう。ちょうど念仏とかお題目を何百遍も唱える様なものでしょうか。  正にお経!黒海?カスピ海も近そうだ・・・あの地域に気楽な旅が出来る日はいつ来るのだろう。 ●「東方教会のヨハネ・クリソストモ典礼」 (試聴可CD)http://www.7netshopping.jp/cd/detail/?accd=C0982159  私の場合、α波が出捲くりで、曲には申し訳ないですが、仕事中の環境音楽(BGM)の様に使っている曲が有ります。α波が出捲くったら仕事どころではないのでは、と、お思いでしょうが、私の場合は言葉としてよりサウンドとして聴いています。  以上、お気楽?鑑賞シリーズでした。

noname#212854
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。  筆致に懐かしさがあり、拝見するとお名前に記憶があったので調べてみた所、「オーヴェルニュの歌」の時に良い回答をいただき、参考にさせていただきました。  いままた、分かりやすく楽しい回答ありがとうございます。  シューベルトは良い曲と思っておりますが、プッチーニとプーランクは未聴というよりも、おそらく聞き過ごしてきたものと思いますので、しっかりと聞いてみます。  大変参考になります。  ありがとうございました。   ☆  ☆  ☆  二ヶ月ぶりの訪問に際し、当方へ回答いただきありがとうございます。  残念ながら、質問も回答御礼も、質問者や回答者の水準に関係ない、サイト運営者(たち)の知性のレベルであることは、こういったサイトの宿命であろうと思います。だから、高水準の人ほどモチベーションを維持し難いのは始めから約束されているのでしょう。  その上、サイトが交付しようとしている景品が貧弱で貰ってもゴミが増えるだけですから、以前いただけるという連絡があった時には、いっぺんにモチベーションが下がりました。  質問回答以外に目的がないと、長くは続きませんね。

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