初めて漫画を描いたとき、みなさんはどうでしたか？

質問

初めての少女漫画を描いてみたいです。

でも、舞台となる場所やキャラ同士の関係、ひとりひとりの性格などはどんどん浮かぶのに
その設定でどんなストーリーにするのかは一向にまとまりません。

舞台が現代ではないので、時代考証を確認しながらのストーリー作りだからというのもあるのかもしれませんが、
ただ「この設定で漫画を描きたい！」と意気込んだだけで、何ページなのかとかも決まってないし着地点もぼんやりした感じです。

やっぱり最初の漫画は、時代ものでない方がいいですか？

みなさんが漫画を初めて描こうと思った時は、スムーズに描くことができましたか？

設定ばかりが先走ってしまうことってありますか？

右も左も分からないので、ちょっとしたことでもアドバイスをいただけたら嬉しいです。

回答No.2

NURU_osan · ベストアンサー

漫画家が漫画を描けるかどうかは、絵の才能よりもストーリティング（話を作ること）の方が重要です。絵がどれだけ上手くても話が書けない漫画家は、他人の原作（小説等）の漫画化やイラスト、絵日記漫画等でやっていくしかありません。

　私も小学生の頃に漫画を描こうとしましたが、登場キャラがとりとめも無く突き進むだけのナンセンスなものしか描けませんでした。
　その後も何度か描いたことがありますが、絵日記漫画や一コマ漫画（台詞つきのイラスト）だけです。正直言って、話をつくることまでは何とか成っても、それのページ割やコマ割を考える段で断念してばかりでした。

　何かメソッドのようなものがあって、それを学べるのであればそこから学んで行った方が良いでしょうが、何も無い状態でやるのなら、単なる画集や設定集のような形から始めていくのも手でしょうね。基本といわれる４コマ漫画形式で小さいエピソードを一つの漫画にすることを繰り返して、絵の中での「間」のとらえ方を習得するという方法もあると思います。
　とにかく、描いて覚えるしかないでしょう。

　設定ばかりが先走る人も居れば、設定が後から付いてくる人も居ます。
　少年向けＳＦ漫画の例で申し訳ありませんが、永野護のように設定ばかり壮大で細かく作り込まれていて肝心の物語が遅々として進まない作家も居ます。彼は壮大で細かく作り込まれた世界の中の小さなエピソードを、少しずつ切り取って作品にする作家の代表例です。
　逆に松本零士のようにレギュラーキャラクターの設定が時代を経るにつれてどんどん変化していく（描く物語にあわせて設定を変化させてしまう）作家も居ます。こちらは描きたい小さなエピソードがたくさんあって、そのエピソードを積み重ねた上に一つの壮大な世界を作り上げる作家の代表例です。
　どちらもファンにとっては迷惑であり、同時に楽しみにもなっています。

　大切なのはあなたが思い描く「世界」を、読み手と共有することです。それがファンタジーでも時代物でも未来モノでも現実社会の一部でも関係ありません。要は、読み手が入っていくことが出来る「世界」を、あなたがどう描くか？です。
　ストーリーも絵も、どちらもあなたの「世界」を構築する材料でしかありません。

お礼

漫画家さんによって色々なスタイルがあるのですね。

私の「世界」を改めて確認して、それをブレさせずに絵もストーリーも作っていきたいです。
練習あるのみですねっ。
４コマ漫画から始めてみます！

ご回答ありがとうございました。

回答No.3

Pochi67

私は話を考えるときは、どういうシーンを作りたいかってところから始めます。
　このシーンを作るために、どういうキャラを出すか。
　どういうふうに持ってきて、どういうふうに終わらせるか。

　なので、その設定とキャラで、一番見せ場シーン（言わせたいセリフ、作りたいアクション等）を考えてみてはいかがですか？
　それでダメなら、よくある【伝説の剣を探しに行く】みたいな、目的を作ってやる。

　ひとつ場面を決めれば、それなりに作れるようになりますよ。

お礼

ストーリーの中に「目的」を入れれば、
そこからは楽かもしれませんね。

描きたいシーンを考えてみて、そこから展開するなら私にもできそうです。

ご回答ありがとうございました。

回答No.1

もこ猫ミクにゃん（@miku-chi）

初めてストーリー漫画を描いたのが小学１年生のときで、正しい描き方も知らずに行き当たりばったりで100Pも描いてしまいました（現在紛失してしまいましたが・・・）。
その場その場の行き当たりばったりなので、設定が滅茶苦茶だったり展開が唐突過ぎたりしましたが、好きなことを詰め込んだので割りとスムーズに描けていたと思います。

正しい漫画の描き方を多少かじってからはいろいろ考えちゃってスピードダウンしちゃいますね。

基本現代物や時代物、ファンタジーでもやることは結局同じですよ。
プロット（あらすじ）を先に考えてから、考証を合わせていく方法もあります。

設定ばかり先走っているのなら、登場人物に任せる方法もありますね。
登場人物の設定がしっかりしていれば脳内で勝手に動いてくれます。
それを拾ってまとめて作品にするのがちょっと大変だったりしますが。。。

初めての漫画なのですから、とにかくストーリーを完成させることを目的にネームでもいいから描いてみてはいかがでしょうか？
投稿作品ではないので、ページ数も決めなくてもいいと思います。
勢いが付くのなら、幼少時の私みたいに行き当たりばったりでもいいと思います。

ちなみにページ数はプロットかネームが出来た後に編集推敲して増やしたり減らしたりすることが出来ます。

お礼

小学校一年生で１００ページの漫画を描いたなんてすごいですねっ！

最初からすごいものを描こうなんて無理なんですよね。
最初だからこそ、色々試してたくさん描きたいと思います。

ご回答ありがとうございました。