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検察官を志す場合の出身法科大学院の上位・下位の差
- 出身法科大学院が就職に与える影響は上位か下位か
- 法科大学院の成績や出身大学も評価対象になるのか
- 浪人した場合の法科大学院進学への影響
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まず、私の勝手な印象ですが、ご質問とお礼の文章を拝見しただけで、あなたならそれなりのローに受かると思いますよ。 >下位ローにすら合格は難しいのではないかと懸念しているのですが、残り五ヶ月を余す事なくその為の勉強に費やした場合、どこまで何とかなるのかが知りたいです。 適性試験である程度の成績を取ることは必要だと思いますが、今、適性試験の点数ってそんなに高いのは求められていないと思いますよ。 受験生全体のレベルが下がっているので、そもそもそんな高得点の人もかなり少ないですしね。 というか、未修で受験予定なのでしょうか? それなら適性の点数は高いに越したことはないでしょうが、既修なら、はっきり言って適正なんてどうでもいいと思います。 法律科目で高得点取ればいいだけですから。 本試験までなら、1年近くありますよね? 十分間に合います。 >私が取り急いで昨晩調べた所、上位はおろか下位ですら難易度が非常に高いとの事だったのですが、この情報は古いのでしょうか。 情報が古いということもあるとおもいます(確かに開設時は、下位ローでもかなり難しかったと思います)が、だれが誰に向けてその情報を発信しているかだと思います。 司法試験は、今でも医師国家試験と並んで最難関試験と言われていますけど、おそらく司法試験に受かった人のうち結構な人が、それほど難しかったと思っていないと思います。 特に新司法試験の場合は(当然ローについても)。 現在の新司法試験は、たとえ下位ローであっても在学中(及び最低でも最大受験できる年数の5年)真面目に継続して努力をすれば、合格するようにできています。 その程度のレベルです。そのようなカリキュラムを組まなければ、学校として認められないシステムであるはずなので。 それを最難関と考えるかどうかは、その人次第でしょう。 >私の学部成績の平均は良程度であり、法科大学院を目指す人の成績は殆どが優とも聞き及ぶ為、この点も痛いと考えています。 私は全く痛いとは思いませんけどね。 むしろ、一番気になるのは、無理そうならチャレンジすらしようとしない姿勢そのものです。 検察官に対する熱意も、そんなものとしか思われませんよ。 前回回答の通り、検察官になるというのは単に司法試験に受かるというのとは少し異なるスキルや情熱が必要です。 お礼の文章を拝見すると、この点において熟考の余地があるのではと思います。 健闘を祈ります。
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- rinntama
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実際は採用基準を公開しているわけではないので、あくまで個人的な感想というか、漏れ聞こえてくる情報ということになってしまいましが…。 私個人が、現役検察官や新司法試験合格者から聞いた感想としては 1.司法試験及び二回試験の成績(ただ、これも、凄く重視してるらしいという情報もあれば、それほどでもないという情報も聞きます。それでも、4桁ではまず無理でしょうね。) 2.修習での成績 3.年齢 4.性格 あたりが重視されているように思います。 >大学時点での成績が優秀ではなかったり、法科大学院がいわゆる下位だった場合は まぁ、評価はいろいろでしょうが、私が知る限り、大学の成績が悪くて下位ローにしか受からない人が、司法試験や二回試験でそれなりの成績をとれるとはとても思えません。 どこを下位ローと考えるかも問題ですが、今、ロースクール入試ってもの凄く簡単ですから。 ロー開設の頃は、こんな人がこんなローに??ってこともありましたけど、現在ローに通っているような人たちは、正当な評価を受けていると思います。あるいはそれ以上? 今後はもっと簡単になるでしょうね。 そういう意味で、結果的にロースクールのネーミングが重視されたように思えることがあっても、単純に司法試験に上位で合格するような人は、当然上位ローに合格する実力があるというだけだと思います(司法試験の成績をべらべらしゃべる人は少々数ですが、少なくともその人がどこロー出身かは簡単にわかるわけですし、その意味で、ローの名前だけが独り歩きしているって可能性もありますね)。 >出身大学やその成績までが評価対象であるという話も聞いたことがあるのですが、こちらについても気になります。 一口に評価対象と言っても、それがどの程度重視されるのかわかりませんし、また、大学の成績をそのまま成績そのもの(能力)として評価しているのかについても疑問ですね。 例えば思考だったり、授業に対する取り組みみたいなものに対する補強証拠(笑)的に使う可能性はあるかもですけどね。 >浪人したという話を私はあまり聞きませんが、した場合は一年であっても大きなマイナス要素として扱われるのでしょうか。 まず、年齢が一つ上がるというのは、マイナスでしょうね。 その他の条件が全く同じと仮定するなら、年齢は若い方がいいに決まっています。これは検察官、というか法曹に限ったことではありません。 それから、【性格】(と言っていいのかな、素質というべきか、社会性というべきか)は、非常に重要だと思います。 検察官はなりたい、なりたいと思ってなれるわけではありません。むしろ、いかにむこうからなって欲しいと思ってもらえるかです。 もちろん希望や熱意は重要ですが、修習中に声がかからないようではね。
お礼
丁寧なご回答、どうも有難うございます。 私は現在法学部の3年なのですが、ここ数日、この時期にもなって検察官を志したいと強く思うきっかけがありました。 しかしこれまで進学を全く視野に入れていなかったものですから、現状からの挽回の余地は果たして残されていないのかを知りたかった次第です。 下位法科大学院に通いつつも挽回の可能性があるなら捨て身の努力を行う覚悟もありますが、 完全にその道が絶たれているのであれば、いたずらに様々なものを失ってしまう結果にしかなりませんので。 >>ロースクール入試ってもの凄く簡単ですから。 私が取り急いで昨晩調べた所、上位はおろか下位ですら難易度が非常に高いとの事だったのですが、この情報は古いのでしょうか。 適性試験まで五ヶ月という状況を踏まえると、学部1年目の頃から着々と準備してきた方々との差は埋め難いように思われ、 下位ローにすら合格は難しいのではないかと懸念しているのですが、残り五ヶ月を余す事なくその為の勉強に費やした場合、どこまで何とかなるのかが知りたいです。 (私の学部成績の平均は良程度であり、法科大学院を目指す人の成績は殆どが優とも聞き及ぶ為、この点も痛いと考えています。)
お礼
>>検察官に対する熱意も、そんなものとしか思われませんよ。 回答者様の仰る通りです。 生半可な気概で務まる職ではない事は、私も重々承知しています。 現在、家庭の金銭事情が些か逼迫していて就職への強い要望があるのですが(既に大学には奨学金で通っています)、それを退けてまでの進学を考慮するに当たり、そもそも将来的な可能性が無いのであればあまり身勝手はできないという考えもありました。 加えて自身の状況が全く掴めていないタイミングでしたから、やや怯んでしまっていたように思います。 度重ねてのご回答、誠に有難うございます。 大変参考になりました。