アメリカF1ビザ更新後、入国前に学校が変わった場合

質問

新規でF1ビザを取得する場合は、渡米前に入学予定の学校が変わった場合、ビザの取り直しをしないといけなかったと記憶しています。

今回は新規ではなく、現在所属している学校のI-20をもってF1ビザを更新する予定ですが、状況次第では再渡米前に別の学校に転校し、その新しい学校からのI-20をもって再入国に臨む可能性があります。

ビザを取得すると、ビザ申請時の前の学校の名前が載っている状態になりますが、それと転校先の別の名前の学校のI-20をもって入国することはかまわないのでしょうか？　それとも、新規でF1ビザを取得した人同様、再度ビザの取り直しをしなければならないのでしょうか？

ご存知のかた、よろしくお願い致します。

回答No.3

tnk_tk

F-1ビザの更新は、『前のビザにただ「更新」というスタンプが押される』というタイプのものではなく、あくまでも「新たなビザの発行」です。必要な書類等もすべて新規と同じ（成績証明書だけがアメリカの学校のもので良い、という違いはありますが）、手続き上、「面接が省略される可能性がある」という点だけが違うはずです。
したがって、今回更新（新規取得）したビザは、パスポートに新たなビザページとしてステッカーが貼られることになります。
ですから、申請した時と異なるI-20で入国することは（新規の時と同様）できないと思います。

また、ｔransferのことですが、「学校を転校すること」と「SEVISのtransfer(移行）」とは別の問題です。
一人の学生がSEVIS（I-20)は同時に２つ持つことはできません（ありません）。

SEVISのtrasfer手続きは２つの学校間のDSOが行うもので、学生は転校したい旨を現在所属する学校のDSOに告げるだけです。
その際には、転校先の学校からの「入学許可レター」を見せる必要があります。
現在のDSOはそれを受けて、あなたのSEVISをリリース（transfer out)し、転校先の学校がそれを受けてtransfer in手続きをとるのです。転校先の学校からのI-20を受け取るのは「その後」です。この時点で、以前の学校のI-20は無効になります。
こうして転校先の学校からのI-20は、以前のSEVISを受け継いだ形になり、SEVIS番号も引き継がれ（同じになり）ます。

通常、これらはアメリカに居ながら転校する場合に行うものです。
質問者さんが現在帰国中であれば（帰国中にtransferしたいのであれば）、現在の学校に連絡してI-2(SEVIS）を切ってもらい、新しい学校からは新規のI-20を受け取り、SEVIS費を再支払いして入国し直す必要があると思います。
いずれにしても、現在の学校のDSOには「中退する」旨を連絡して、現在のSEVISをterminateしてもらわなければ、次の学校のI-20では入国できません。

お礼

ありがとうございます。違うSEVISのI-20を持つのではなく、日本にいながらトランスファーの手続きは可能と学校からは言われているのです。