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コロイド
教科書をみてて、塩化鉄の反応で FeCl3+3H2O→Fe(OH)3+HCl の反応でコロイドができるんですができたコロイドは 生成した塩酸と反応しない が、しかし、 Fe(OH)3+HCl→FeCl+3H2O 上の式の水酸化鉄は塩酸と反応します。 なぜなんでしょうか?
- fumihisa
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- 回答No.1
- unyo12
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うーん。「できたコロイドは生成した塩酸と反応しない」というわけではなく、(1)のような「平衡状態」にあるような気がします。平衡状態にあると仮定すると、次のような考察から、実験条件の違いにより、fumihisaさんが教科書でご覧になった2種類の反応式が記述されるのだと思います。 FeCl3+3H2O←→Fe(OH)3+3HCl ・・・(1) 【熱力学的考察】 左向きの反応はいわゆる「中和」ですから、熱力学的には左辺のほうが安定です。おそらく、熱力学的には不利な右向きの反応を行うに際して、教科書に「加熱(もしくは、熱湯を使用)」という条件が記述されていると思います。 つまり、通常は(1)の左向き反応が優勢であるのに対し、加熱によって(1)の右向き反応が優勢になるため、実験条件によって異なる向きの反応が記述されているのだと考えられます。 【濃度的考察】 それぞれの反応に用いる試薬の濃度はどの程度ですか? fumihisaさんの教科書にある反応は、それぞれこんな条件ではないですか? 「FeCl3+3H2O→Fe(OH)3+HCl」 ・・・H2Oが圧倒的に多い環境。(1)のは右辺に偏るため、この反応式が記述される。 「Fe(OH)3+HCl→FeCl+3H2O」 ・・・HClがある程度多い環境。(1)の平衡は左辺に偏るため、この反応式が記述される。
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