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「重複受精」の読みについて

先日、生物の授業で重複受精というものを習ったのですが、教科書のその語の読みが「じゅうふくじゅせい」となっており、先生もそのように言われました。 僕自身は「重複」の読みは「ちょうふく」だと教えられてきたので、「じゅうふく」という読みは間違いだと思い込んでいました。(間違いではない、と言われますが・・・)しかし、教科書にまで書いてあるし、生物用語だからなぁ・・・と一時は納得していたのですが、やはり気になってきました。 そこで調べてみたのですが、国語辞典には『「ちょうふく→じゅうふく』となっているものの重複受精は乗っておらず、ウィキペディアには「ちょうふくじゅせい」と書いてあるものの、「じゅうふくじゅせいが正しい」と書いてあるサイトがあったりと、明確な答えが得られませんでした。 重複受精の読みは、「じゅうふくじゅせい」「ちょうふくじゅせい」のどちらが正しいのでしょうか?また、「じゅうふくじゅせい」と読むのならば、なぜこのような読み方を刷るのか、ということまで教えていただければ幸いです。

みんなの回答

  • peror
  • ベストアンサー率21% (17/79)
回答No.4

生物学一般についてはわかりませんが、 ジュウフクと決定された過程を一つ知っています。 複数の癌を患った状態を、重複癌といいます。 2つの癌なら、「ちょうふく」でよかったんですが、 3つ以上の場合も時にあり、3重複癌と記載した際に、 3重を「さんじゅう」とついつい読んでしまう事、 また、そう読んだ方が、意味が伝わりやすいので、 それに合わせて、2つでも「じゅうふく」と読むようにすると 決まりました。

回答No.3

私も全く同感で、不満に思っていましたが、これには理由があります。 学術用語の読み方は、個人の好みでバラバラになっては困りますので、文部科学省で「学術用語集」という本を編纂していて、学術用語はこの用語集にしたがって使用しなければなりません。 その学術用語集の遺伝学編と、植物学編の中にこの用語があり、「double fertilization」の訳語は「重複受精 じゅうふくじゅせい」と記載されているのです。 どうして文部科学省の学術用語集の編纂者が「じゅうふくじゅせい」という読み仮名にしたのは不明ですが、ここにこう記載されている以上、教科書等でもこの読み方を使用する他はありません。そこで、どの教科書でもわざわざルビまで付けて「じゅうふくじゅせい」と記述しているのです。 授業で出てくるたびに不愉快です。学術用語集を訂正してもらうわけにはいかないのでしょうか。

  • t932
  • ベストアンサー率54% (211/389)
回答No.2

内科医です。 学術用語にはゆれががあって、ましては読み方などにはいくつかあるというものは珍しくありません。 生物学会系ではのどうなっているのか知りませんが、医学系の学会では日本医学会が医学用語を管理していて、一応 重複のよみはすべて「じゅうふく」で統一しています。 手元のふるい岩波書店の生物学辞典も重複はすべて「じゅうふく」です。 手元の電子辞書の 旺文社の生物辞典は「じゅうふくじゅせい」でした。 ただライフサイエンス辞書プロジェクトでは 重複は「ちょうふく」にあてていました。生物系の学会に用語統一する委員会は私の調べた限りではないようです。むかしは前述の岩波の生物学辞典などが権威があったようですが、最近は改定されていないようなので現在はなにが標準なのかわかりません。 玉虫色ですが じゅうふく、ちょうふくどちらも正しいのですが、多数決で「じゅうふく」でよいのではないでしょうか? あまりこだわることはないでしょう。

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

「ちょうふくじゅせい」が本来は正しいのですが、今や「じゅうふくじゅせい」としか読めない子供が増えまして、10年以上前に文科省の用語の読み方が「じゅうふくじゅせい」に変わりました。どちらでも正しいと思います。 用語は時代と共に変化します。文科省は国語審議会等の結果を踏まえまして、10年程度で生物用語も変更しています。内分泌の読みが「ないぶんぴつ」ではなく「ないぶんぴ」でも良くなったり、「嬢細胞(じょうさいぼう)」も教育漢字に嬢の字が無くなり、「娘細胞(むすめさいぼう)」と読み書きしても良くなった例は代表的なものです。

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