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凸レンズの利用

中学の理科で凸レンズについて学習しましたが、一体どんなことに使うのか今でもよくわかりません・・・ なんとなく苦手で、作図や実像・虚像など丸暗記した記憶があります。 テストにもよく出たので今でも作図を書けるほどしっかり覚えてますが、私の中ではとてもムダな知識として蓄積されています。 1.結局凸レンズとはどのようなことに利用するのでしょうか。 2.目のレンズは凸レンズと同じ働きをするらしいですが、網膜には倒立実像ができるはずなのにどうしてまっすぐ見えるのでしょうか。 1.でも2.でもどちらかひとつでもいいので、よろしくお願いします。

noname#5902
noname#5902

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noname#11476
noname#11476
回答No.2

1.平たく言うとある一点から出てきた光を別のもうひとつの一点に集めるという働きをします。 ただ距離関係によっては光の広がり方を緩やかにしたりするだけである場合もあります。まあこれは不十分であっただけと解釈してもかまいません。 レンズの仕組みというのはもちろんカメラを初めとしたいろんなものに使われていますね。 CDだってレンズを使ったピッアップで読み込んでいるように、レンズは実にさまざまな分野で使われており、その基本的な原理が昔習ったものです。まあレンズ関係を使う人でなければあまり関係ない話といえばそれまでで、日常生活ではあまり習ったことを使わないかもしれませんけどね。(単なるユーザーとしてならばあまり必要ないという意味です) で、その働きがあると、他の物体からの光を他の場所に集めることが出来て、全体では物体を他の場所に転写できます。これが「実像」です。 2.人間の脳が逆さなものを正しく正立像に近くしているのです。 実は面白い実験を行った人がいて、ミラーを使ってわざともう一度さかさまにするめがねをかけて、それをずっとその状態で生活したそうです。そうするとだんだん違和感がなくなってきて、やがてそれが標準となり、違和感がだんだん解消したそうです。つまりそれが自然の状態と認識してきたということです。逆に今度はめがねなしの状態ではしばらく違和感があったそうです。(こちらは違和感は早く解消しました) 人間の脳の柔軟性の一面をしる実験ですね。 われわれは生まれたときから倒立像ばかり見てきていますから、今見ているのが正立像だと主張しますが、それはあくまで脳内の感覚的なものでしかありません。倒立像が正常ですから、正立像が逆さに見えるのです。 では。

noname#5902
質問者

お礼

CDのレンズもそうだとはびっくりです。 レンズという言葉はよく聞きますが、なんのレンズなんだろう・・・と思っていました(^^;) >その働きがあると、他の物体からの光を他の場所に集めることが出来て、全体では物体を他の場所に転写できます。これが「実像」です。 この説明でカメラのしくみがなんとなくわかった気がします。 しかしこれだと倒立に映るような気がしますが・・・それでいいのでしょうか。 映画なんかで明治初期の古そうなカメラをのぞく場面があると、さかさまに映ってますよね? 2.脳が正しく変換してくれているのですね。 この実験のお話、大変楽しく拝見しました。 凸レンズっておもしろい!! 小学生だった時レンズで遊んでいたら、目が悪くなると親にとりあげられてから、レンズは怖いんだとずっと思っていました。 ひさびさに実験してみたくなりました。 回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#11476
noname#11476
回答No.3

>倒立に映るような気がしますが・・・それでいいのでしょうか。 その通りです。フィルムですから(CCDでも逆さに取り付ければ同じ)後でひっくり返せばよいだけですね。 もし一眼レフをお持ちであれば、フィルム面が来るところにルーペを突き当てて、その状態で「B」(バルブ開放)で見るとちゃんと逆さに見えますよ。 では~。

noname#5902
質問者

お礼

再度回答いただきまして、ありがとうございます。 大変よくわかりました。 今はデジカメしか手もとにありませんので 実家に帰ったときに見てみようと思います。 ありがとうございました。

  • yomo3
  • ベストアンサー率32% (88/269)
回答No.1

1.いっぱいあります。カメラとか、望遠鏡とか双眼鏡とか、遠視用(老眼用)メガネ・コンタクトレンズとか……。 2.脳で像を認識するときに正しく理解しているからです。逆に言えば、逆さに映っている状態が正しい状態なのですね。つまり、網膜にどのように映っているとかあまり関係ないのですよ。何しろ生まれたときからずっと逆さに映っているからね。

noname#5902
質問者

お礼

カメラや望遠鏡など、日常生活で使うものにこんなに利用されているとは思いませんでした。 2.については、つまり脳の中で正立の像?に変換しているということなんですね。 回答ありがとうございました。

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