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ビジネス本や自己啓発本の効果とは?
- ビジネス本や自己啓発本は、厳しい社会を他人より優位に生きるための方法が書かれています。
- これらの本には、「〇〇をしなさい」「〇〇思考で行動しよう」といった具体的なアドバイスが書かれており、それらを実践することで人生を変えることができます。
- ビジネス本や自己啓発本は、成功者たちの経験や知識を学ぶことができ、それが自己成長やキャリアアップにつながると考えられています。
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こんばんは。 > 皆様はビジネス本や自己啓発本などを読んだりしていますか? はい、昔は読みました。 > 書籍の内容は「〇〇をしなさい」「〇〇思考で行動しよう」などだと思います。 > 書籍に書かれているような行動や思考を持つ事で人生が大きく変わったり、 > 年収アップに直結すると思っていますか? いいえ。私はそうは思っておりませんし、実際私の場合はしませんでした。 そもそも何が書かれているのかというと、「仕事ができる人間になる為にはどうすれば良いのか」という皆が出来る基本的な方法論と、その著者が実践してきたであろうスーパーマン的な方法論であり、出来る事と出来ない事で境界線が引かれるのです。 そしてそれらを全てこなしたからと言って出世するのかというとそうでもありません。 仕事の方法論を身につけるのは飽くまで出世のスタート地点に立っただけであって、それぞれの会社にある出世の作法とは異なるのです。 例えば上司が引越しをするというので自分の奥さんと一緒に手弁当で手伝いに行くなんて言う出世の作法も目にしました。しかし、それで出世がなされる会社とそうでない会社があります。 私の会社は上司からの定期評価で上司が自分の持ち点を部下に配って評価を行うのですが、もし「引越しを手伝ってくれたからこいつには高評価を」なんて事をやろうものなら、「あいつは部下にエコひいきをする」とか「仕事の出来に関係なく人間に評価を与えた」とか「評価を与えて昇進した人間の下につく人間がかわいそう」なんてなるドライな会社なので(良い意味で評価機能が機能している)、出世の作法など会社によって変わるものは参考になりません。 また、ある本では「英語を勉強しろ! 」とも書いてあってこれも私は大変尤もであるとも思うのですが、自分の社内にいるTOEIC高得点を持つ人が結構冷遇されているのを見て、ウチの会社には当てはまらないんだな、とも思います。 ただ、私自身の会社はこんな感じで、私自身も英語を喋れる訳ではありませんが、それであっても私自身はTOEICはお薦めしています。 上記他、仕事を専ら積極的にこなしておらず、ノルマ達成のギリギリのラインで仕事を消極的にするような人が「家庭を養えないから昇進させて欲しい」と言った申し立てを行った事により、九年居ただけ・温情措置で昇進した糞のような例もあります。 「家族を養いたいから頑張って昇進する」ではなく、「家庭を養えないから昇進させて欲しい」という完全他力本願な所にこの台詞を吐いた方の精神性が垣間見えますが(これを言った人物は努力ができない人間ではありませんでしたが、仕事が出来ず、それを改善しようともしなかったので周囲に迷惑をかけていた)、ただ単に怠惰の一心から出ている言葉でそれを実現したのです。これを認めた人事も本当に全くどうかしています。 当時積極的で真面目に仕事をしていた私からすれば、いまだにぶん殴りたくなる例ですが(じゃあ自分への評価は一体何によってされているのだ、と)、これによって「書籍の内容を咀嚼して自分のものにする」という作業はあくまでスタート地点に立つだけのものであって、出世の作法とは別問題なのだ、という事を認識させてくれました。 他の回答者が言われているように、こうした「ビジネス書はビジネスに直結しない」あるいは、「本を読めというのはビジネス書を読めという事ではない」という点において私は一票を送っておきます。これをやれば必ず出世・収入アップできる! と言ったマニュアルに該当する書籍は存在しないのです。あくまで個人が断片的に拾い集めるしかありません。 こうした意見をマイクロソフト日本法人の元社長が書いている本もありますのでご一読を。結構さらっと読めます。 本は10冊同時に読め! 成毛 眞 http://www.amazon.co.jp/dp/4837976913 --------------- 「仕事の為に本を読む」という点について多少の誤解があるのではないかな、と思います。 書籍を書く時に、その著者は自分が持っている集約された知識を、更に人に分かりやすくまとめなおして書いています。なぜ仕事で本を読めと言われるのかというと、この集約された知識の中から自分自身の仕事のやり方へのヒントとして取り込む事がビジネスに役立つと考えられているからだ、と私は考えています。 人は経験によって強くなったり賢くなったりします。功利主義に徹底して言いますと、自分自身の経験だけならそれなりに人間として成長しますが、書籍を通して他人の人生の代理経験を行うと、その著者が伝えたい経験則を我々はノーダメージで受け取る事ができるのでオトクだ、という事です。 ビジネス書も大抵「ビジネスに役立つ経験則」を主眼にして書かれていますので、ビジネス書を読む事を否定しませんが、それ以外のジャンルも読んだ方が偏った見方も形成されず、バランスが取れて良いのではないでしょうか。 書籍は人の意見の集約ですので、友人を選ぶのと同様、書籍には自分との相性があります(この回答も然り)。 書籍に書かれている内容に「それはあるある」と賛同したり、あるいは「そりゃないわ」と反発したりします。 気の合った友人と長く付き合う事で、自分の人生が充実するのと同様に、自分にあった書籍を繰り返し読む事で、その著者の人生哲学を自分に取り込む事が「ビジネスと書籍」の関係において、もっとも効果が発揮されるのではないかな、と私は考えています。 尚、私が今後も付き合って生きたい友人だと思ったのは次のものなので、参考までにご紹介を。 ビジネスに直結する訳ではないのですが、私の考えでは、仕事人生=私の人生ではなく、私の人生の中の一要素に仕事があるイメージなので、仕事を含めた私の人生全体に対して影響を与えています。この点でお役に立てればいいかな、と思っています。 1. 学問のすゝめ 福沢 諭吉(著)/伊藤 正雄 (校柱) http://www.amazon.co.jp/dp/4061597590 ↑「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言う書き出しで始まりますが、その直後の文章に「そんな諺があるけれども実際にはそうじゃない」と福澤諭吉自身が大否定しているのはあまり知られていません。 「人はそんな諺の通り元々平等だって言うけれども実際は違う。貴人・富人もいれば下人・貧人もいる。その違いは何だろうか。それは知識の差だ。知識がある人間が重要な仕事を任され、貴人・富人となり、それ以外は下人・貧人となる。だから勉強しなさいよ(ただ、仕事の役に立たん勉強は意味が無いのでしなくてもいいんじゃね、とも書いています)。」という本なのです。 これ以外にも納得して「ああ、そうだな」と思える事が沢山ありますので、こちらを薦めさせて頂きます。 2. マイ・アメリカン・ジャーニー―コリン・パウエル自伝 [単行本] http://www.amazon.co.jp/dp/4047912360 アメリカと言えば黒人差別の歴史が色濃く残る国です。また、人口比率で言っても、確かパウエル氏が軍隊にいた頃は、アメリカ人全体の白人:黒人の比率が9:1という完全なマイノリティーであったと記憶していますが、なぜそのような出自の人間がアメリカのNo.4まで上り詰める事が出来たのか。また、湾岸戦争を指揮したパウエル氏の意見から見て仕事のやり方はどうしているのか、この辺りが参考になります。 ビジネスは軍事や戦争の考え方と直結しています。その軍事や戦争のリアリティーを湾岸戦争の指揮を執った際の作戦などの記述から、自分のビジネスシーンへのヒントにつなげられるのではないでしょうか。 私の印象に残っているのは、その湾岸戦争時の指揮の経験則として記載されていた「進捗が4割~7割の時に作戦を遂行せよ」というものです。 物事をスタートする際には、実際の活動と情報収集が同時進行するケースが多々あります。これが物語りの1割の時に実行を行うと、情報量が少なすぎて失敗に陥ります。しかし、8~9割の時に実施しようとしても、時間が不足しすぎてこれもまた失敗に終わるので、「4割~7割の時に作戦を遂行せよ」というのです。 こうしたヒントが隠れていると思いますので、上記をお薦めしています。 3. 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤優 http://www.amazon.co.jp/dp/4104752010 自壊する帝国 佐藤優 http://www.amazon.co.jp/dp/4104752029 野蛮人のテーブルマナー http://www.amazon.co.jp/dp/4062143666 数年前に鈴木宗男騒動に伴い逮捕された外務官僚の佐藤氏の著書。 ノンフィクションなので大変面白い。 議員だった頃のアントニオ猪木氏と組んで朝鮮人外交官(のような人物)を酒で潰した話も。 4. 繁栄 マット・リドレー http://www.amazon.co.jp/dp/4152091649 歴史から見て、人類は今後繁栄していくのか、それとも滅亡して行くのか。 その大量の過去事例を持って簡潔な結論に導いていくこの書籍は「素晴らしい」のひと言です。上記は上巻のリンクですが、下巻もありますので併せて薦めさせて頂きます。
その他の回答 (10)
- waltz-of
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書籍に書かれていることを実行したり考え方を本のとおりにしても何も変わらない もし変わるなら、私は株式で3000万円儲けたとかFXで八億稼ぎ脱税で捕まった主婦のFXで稼ぐ方法等を買ってそのとおり実行すればみんながみんな、3000万円儲けることができるから
自己啓発本は全くといっていいほど読まないですね。 以前 何度か立ち読み程度はしたことがありますが 「○○しなさい」と言われてその通りにすれば 成功するだなんて美味しい話はないと思ってしまします。 「コツコツ積み重ねなさい」などの常識が書かれている本も多いですし。 それくらいなら、小説を読んでリラックスしたり、 新書で普段読まないジャンルの本を手にして話題を仕入れたり、 もっと知りたいと思うものを探した方がいいかなと思います。 啓発本を読んで頑張ろうという姿勢は素敵ですが、 啓発本が伝えるのはあくまで「姿勢」であって、 具体的にこんなことが面白いよ、こんな世界があるよという「知識」でないので 学ぶきっかけには啓発本は向かないかなと思います。
- phobos
- ベストアンサー率49% (515/1032)
一人前の社会人の方とお見受けしますので、あえて歯に衣着せずに書かせて頂きます。 私自身はビジネス本や自己啓発本は本屋で手にとって眺めてみたことがある程度ですが、そもそもこういう本の真価は「(漫然と)読んで役に立つかどうか」ではなく、「(積極的に)役に立つ部分を読み取れるかどうか」ではないかと思います。 つまり読者の側から積極的に求める何かがあって読んでこそ初めて意義の出てくる本だとおもうのです。 言い換えれば、「厳しい社会を他人より優位に生」きる事を目標にして既に行動している人がこういう本を読んだ時には、他人を蹴落とす生き方に自信を強めたり、あるいは目前の困難を打破する方法のヒントを得たりすることは、あり得ると思います。 ただ、失礼ながら質問者さんの場合は、多分こうした本を読むことは役立たないばかりか、かえって不安を増すだけではないかと思われます。 それはなぜかというと、 「周りの皆は読んでいるのかな?読まないと取り残されるかな?」と「そのような書籍の内容が気になってしまいます」のならば、希少本ならいざ知らず、まずは一冊コンビニで買って読んで自分で確かめてみればすむことだからです。 それをせず安直にこういうサイトで質問してみよう(そして「そんな本は読まなくてもOK」という回答をもらったら安心しよう?)という姿勢では、失礼ながら、どんな本であっても、一握りの成功者になるための方法を身につけたり実践したりするのは難しいと思います。 そして、それで良いのだと思います。 むしろ「厳しい社会だからこそ他人を蹴り落とさず共に助け合って生きていく為の方法」について書かれた本を読み、そのための思考や行動を身につけて人生を大きく変えた方が、質問者さんにとっては(そして周りの人にとっても)ハッピーな方向ではないかと思われます。
- williumblake
- ベストアンサー率29% (379/1287)
啓発本を読んだからって、その人の人間性が変わるわけではありません。 年収がアップしたとすればそれは、もともとその人が持っていたポテンシャルで、本を読んだせいではないと思います。 むしろ本を読まずに自分で実感して見出した事柄のほうが、重要な気がします。 以前試しにその手の本を読んで見たことがありますが、「これだけ?」「こんな陳腐な内容をわざわざ本に?」と驚くものも多かったです。 全ての本がそうだとは言いませんが、出版社に踊らされるのも考えものです。
こんにちは。 「夢をかなえるゾウ」は読みましたね。 内容を全く知らない状態で買いました。 あの本も、一応自己啓発本になりますね。 あれはとても解りやすかったです。 ビジネス本や自己啓発本なんて、読んだだけで劇的に変わるわけないじゃないですか。 ラジオやテレビで「10日で10kg痩せられますよ!」なんて薬を信じるか信じないか、というのと同じです。 「ようは自分次第」ってことですよ。
昔からある指南本が流行り廃りで前に出てくるかどうかの違いであって、最近になってそういった本が増えたなんてことはないと思います 顧客の不安感を煽って商品を買わせようとする、とても簡単な手段です。 雑誌の広告にある「宝くじが当たるブレスレット」みたいなものと同等ですね。 それらの本を読んで性格が変わったり年収が上がった人を見たことはありませんが、それらの売上が出版社等の利益に直結していることは分かります 私は本に指図されたくありませんので、考え方も行動も自分で責任を持って決める、というタイプですからそういった本が気になったことは無いです
- ktrtmd1400
- ベストアンサー率12% (16/129)
僕は読書は「本との出会い」だと思っています。人に出会うのと同じように。あなたがコンビニに立ち寄るならそれ相応の本との出会いが有ります。僕はコンビニの本だろうとビジネス本だろうと自己啓発本だろうと、ひとくくりに敬遠はしません。タイトルが気になるなら、自分に何かを気付かせてくれる要素が有るかもしれない…ぐらいにとらえてチラッと立ち読みしたり。そんなもんですよ。人生なんて本ぐらいで変わりはしません。変えるのは自分です。また、年収アップに結びつくとは思いません。販売されている書籍を前にして、人は単なる消費者に過ぎません。
- itazura64
- ベストアンサー率19% (29/148)
本から知識や知恵・立ち回りを学んでいる人と、まったく入れてない人なら、地位向上は本を読んでいる人の方が確率として高いかもしれません。 その書いてある方法が本人に適して、職場に適して、ピッタリと応用できた場合に限りますが。 でも業界によってはHow to本に頼ってるようじゃダメダメなものや、新聞の方が有意義なものなど様々ですから、一様に昇進、昇給には繋がらないでしょう。 時間や心にゆとりや余裕のあるひとが持っておけば、面白く、応用できるかもしれない知識ですね。
- k-a-r-a-p-a-n-a
- ベストアンサー率19% (257/1321)
「読書好きの方にお聞きします」って、 これは 「仕事好きの方にお聞きします」 ですね あんな本、まともに読んだことはありませんが こんな本で本当に優位にいきられるのなら こんなに毎年たくさんの本が出るわけないじゃないですか 八重洲ブックセンターだって この手の本で1フロアーを埋めていますからね ゴルフの本だってそうでしょう いったい誰の言うことを聞けばいいんだってことになります ただ わたしは好きな作家や評論家など 名前で買うことはあります お手本としたい人がどんなことを考えているのか どんな本を読んだのか どんな経歴だったのか 等々は 知りたいですよね 著者名も知らず、タイトルだけで買っていたんじゃ 身が持ちません そうだ 古い名前ですが (名前に古い新しいはありませんが 本が古いと言う意味で) 元NHKアナウンサー鈴木健二氏の 「20代までにしておきたいこと」とか 30代、40代・・・ これは読み物としても面白かったですね お説教ではなく体験談として・・・ 笑えます
>厳しい社会を他人より優位に生きる為の方法が書かれているように思います。 >私は性格的にそのような書籍の内容が気になってしまいます。「読まないと大変な事になるぞ」「周りの皆は読んでいるのかな?」「他の人は将来の事をしっかりと考えているのに。俺だけ取り残されいるな」などいろいろ考えてしまいます。 >書籍の内容は「〇〇をしなさい」「〇〇思考で行動しよう」などだと思います。書籍に書かれているような行動や思考を持つ事で人生が大きく変わったり、年収アップに直結すると思っていますか? そういう発想になる人がそれなりに多いんでしょうね。だから、そういう本が売れる。ということはそういう本が増える。 商売の一つの基本ですね。そういう本はほぼ全部、ビジネスになるから書かれている。 私は、他人の単なる金儲けに手放しで加担する気はないのでそういう本は買いませんし読みません。それに、そんなものに頼って人生がどうにかなると考えるほど頭も心も弱くないですから。 まあそもそも「増えている」とも「沢山見かける」ともあまり思いませんけどね。こういう本が多くなったのはそう最近の話じゃないので。