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原子力
原子力発電や原子爆弾は、日本語として おかしいような気がします。 原子とは、原子核と電子から、構成されるものを言います。 核分裂を利用して、エネルギーを取り出すということは 電子は無関係なので(厳密には違うのかも知れませんが) 原子爆弾は「核爆弾」のほうが正しいように思います。 原子力発電のほうは、言葉が思いつきません。 英語でもatomic bombというと思いますが なぜ、nuclear bombではなく atomic bombが定着したのでしょうか。
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No2の回答にある >分子レベルの反応を利用したものでしたが、核分裂を利用する方法は原子レベル ここでいう原子レベルってのは、原子そのものが変化するものです。 核分裂や核融合で別の原子に変化する際に減少する質量がE=MC2の式の通りにエネルギーになるわけです。 このエネルギーが破壊なり発電なりに使われます。 それに対し分子レベルの反応ってのは、たとえば燃焼(酸化)が挙げられます。 火力発電の場合はC(炭素、石炭)やCH(炭化水素、石油の類)が燃焼という化学反応を起こした際の熱エネルギーを利用したものであり、燃料を構成するCがCO2に、HがH2Oに変化しますが、それぞれの原子は健在で質量も変わりません。 といったぐあいに全然ちがったものであるため、原子力という大雑把なくくりになりました。 原子力という言葉は、戦後復興の時期に未来への希望とセットにして広められており、当時の一般人にとっては核分裂と融合のどちらなのかは大した問題ではなかったようです。 当時の科学雑誌での扱いはとても大雑把なものでした。 なお、補足にある>液体ヘリウムの気化による爆弾 これは化学反応ですらなく、単なる熱膨張による破裂ですね。 ペットボトルに水とドライアイスを入れて蓋するとそんな感じの爆弾になり結構な威力があります。 実験はおすすめしません。 No1への補足は、確かにその通り。 …なんですが、核爆弾を使う側や使われる側にとってはそんな違いはどうでもよいのではないでしょうか? 言葉やそれが指すものを使う側、使われる側、それぞれの立場になって考えた時、その言葉の正確さは果たして重要なものなのかどうか? そこら辺を考えたほうがよいかも知れません。
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- Willyt
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原子力でいいのです。これまでの発電は水力、火力が主で、これは分子レベルの反応を利用したものでしたが、核分裂を利用する方法は原子レベルです。だから火力、水力に対する用語として原子力発電は適切です。
補足
それでは、液体ヘリウムの気化による爆弾があったとしたら それは、原子爆弾なのでしょうか。 ヘリウムは希ガスなので、分子ではなく原子です。
- sisquiede6
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Bingで翻訳するとatomicはそのまんま原子です。 なのでたぶん直訳で原子爆弾となったのだと思います。 日本語的に原子分子の原子と原子力の原子は別のものなのかもしれませんね。 んで核爆弾となると水爆とかも含まれるので広義的なものになると思います。
補足
核反応を正確に表せば 原爆→核分裂爆弾 水爆→核融合爆弾 でいいのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 回答の内容が国語から、物理学に変わってきましたので ここで、締め切りますが >それに対し分子レベルの反応ってのは、たとえば燃焼(酸化)が挙げられます それでは、核燃料を燃やすという表現は変ですね。 (酸化ではありません) >核分裂や核融合で別の原子に変化する際に減少する質量がE=MC2の式の通りにエネルギーになるわけです。 これを質量欠損と呼ぶことは知っていますが、 核力のポテンシャルエネルギーの公式を見たことがありません。 おそらく、現代の物理学でも解明できないのでしょう。