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薬を飲まない主義
私の友人に風邪を引いても~家の決まりだからと薬を絶対に飲まない人がいます。以前テレビで風邪薬を飲んだことのないアフリカの原住民に飲ませたらたちまち風邪が治ってしまったという話があったので、ある意味飲まないことはいざというときよいとは思うのですが、それは漢方の薬についても同じことがいえるのでしょうか? 漢方であれば度々飲んでいたとしても、効能は同じと聞いたこともあります。どうなのでしょうか?
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漢方について回答したものです。 私なら 「薬も飲む事だけが治療ではない。健常時の養生が第一である」 「健常時の養生の延長線上に漢方薬の内服がある」 「それでも漢方薬を含めて薬を飲まない主義を押し通すのだったら、貴方の体質や性格にかなった完璧な養生を実践するべきでは?」 「不養生をしながら病気になっても治療もしないというのは匹夫の勇といわれても仕方ないよ」 ついでに 「貴方が自己責任だとしてやりたいほうだいやってきて取り返しのつかない事態に至った場合、それでも貴方を見捨てる訳にはいかない立場の人間の事を想像してみてね」 などと告げると思います
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- okozenosebire
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薬を飲まない主義と主張する人々の論拠を推測するに 薬剤耐性が恐い 薬の副作用が恐い 己の自然治癒力に自信がある 森羅万象なすがまま などが挙げられるでしょう。 耐性についてですが、現代薬理学的には代謝耐性と機能耐性が知られています。 これを漢方薬に当てはめるのは不可能です。 何故なら薬草の単一成分を抽出して用いる訳でもないばかりか、複数の薬草を組み合わせる訳ですから薬材耐性を議論する事そのものに無理があります。 副作用についてですが漢方薬では甘草の偽アルドステロン血証が知られていますが、これは薬草の下拵えを省くという手抜きが引き起こすものであり議論になりません。 また現代医学的診断をした上でその病名に経験的に効きそうな漢方処方を選択するというのが現代漢方の流れです。漢方は本来その人が保持していたハズの力が何らかの理由で不足したものを補うという医術です。余計なものを補わない限り副作用など発生しません。現在副作用などと称されているものはすべて漢方の勉強が不勉強な漢方専門医による誤治です。 漢方薬が合わなかったとか合ったとかの議論ではありません。 漢方薬は適応症や確率で選ぶものではないのですから。 病気というものは感染症であれ、生活習慣病であれ不養生が根底にあります。 従って治療は養生第一なのです。 西洋医学は対症療法が主になりますから、養生をして自然治癒力を向上させなければならないのにもかかわらず、医師はありきたりの養生法を簡潔に患者に伝えるのみです。 これでは不養生な患者が増えて、製薬会社がよろこぶばかりです。 漢方は体質や性格や生活環境を考慮した上で個人個人に適した養生法を患者に伝える医術でもあります。これ実践出来る漢方専門医は極めて稀です。薬草を常時準備している漢方専門薬局のごく一部が実践しています。 病気は薬を飲んでいたなら良いものではないはずです。 飲んでいたなら治るものではないのです。 漢方は食養生や生活養生の延長線上にプロットされるものです。 養生に必要とあらばたとえ何ヶ月にわたろうと常時漢方薬を服用する事もあるのです。 漫然と服用するのではなく、生活や体調の変化に応じて薬を変えたり中止したりする必要は勿論あります。 ただ漠然と漢方薬服用を継続するかどうかの是非そのものが変なのです。
お礼
ありがとうございました。補足もよろしければお願い致します。
補足
漢方について十分な知識のある方から頂ければ副作用はほぼないとして、薬剤耐性そのものの議論ができないわけですか…。 友人に以下の言葉を言ってあげたいのですが 『薬や漢方を飲まない主義なんて手遅れになったら大変だよ。漢方はしっかり飲めば副作用ないし、耐性なんてつかないんだから。』 こうは言えないということでしょうか…。 補足質問です。よろしければお教えください。
- Kowalski_Japan
- ベストアンサー率22% (283/1243)
漢方薬は、『中国医学の薬』と云う意味で有って、魔法の薬では有りません。 当然ながら、長期服用をしていれば害作用が出てきます。 東京都のゴミの最終処分場では大量のハエが発生しますので毎日殺虫剤を撒いています。 しかし、やがて耐性が出来ますので3ヶ月おきに別のものに替えています。 これで分ると思いますが、耐性などは簡単に出来るものでは有りません。 少なくとも3ヶ月、つまり90日、つまり90回は耐性が出来ないと考えて良いでしょう。 私の父は、いざとなったときに効かなくなるとか言って薬を拒否して、 「人間の持っている偉大なる自然治癒能力で治す」と言い張って死にました。 他の患者さんは薬の投与で続々と治って退院して行ったのに父だけは治りませんでした。 そして死にましたが、アホじゃないかと思います。 いざと云う時とは何なのでしょう。 ところで漢方薬の中には砒素が使われているものも有りました。 それが分ったときに日本は輸入も使用も禁止にしましたが、当然ながら 長期服用していた人たちは砒素中毒になりました。 漢方薬は安全だ・・など、どこから出てきた迷信なのでしょうね。
お礼
友達にもその話をしてみます。ありがとうございました。
- bukebuke
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風邪に関しては効く薬は存在しないのです 病院で処方されるのは対処療法的に症状緩和する薬くれるだけです
お礼
回答ありがとうございました。
- chineselantern
- ベストアンサー率32% (116/359)
人間には免疫力があるので「これくらいで」と飲まない人がいますが悪化してからでは遅いです。 そう言い張った人の話。 「風邪だから寝れば治る」と言い悪化。吐く、熱下がらないので病院に行ったら「ノロウィルス」 以前も原因不明の皮膚病で緊急入院。 漢方は体に優しいと思うかもしれませんが必ずしもそうではありません。 服用する漢方と合わない成分を誤って摂取すると拒否反応が起こることがあります。 漢方は漢方医と相談し服用したほうがいいのです。 病院と同じです。医師と相談しつつ薬の処方を変えていきます。 程よい付き合い方をしていくことで健康を維持しましょう。 意地を張ったり「主義」と言って取り返しのつかない事にならないといいですが。 俳優さんで「病院嫌い」で体調悪くても行かずに家族に無理やり連れて行かれ「遅すぎました。もう(手術しても)無理です。」と言われた人がいました。
お礼
なるほど漢方もほぼ同等なんですね。あと手遅れになってしまってはいけませんよね。友達には伝えておきます。回答ありがとうございました。
- 宝(@shima_sp)
- ベストアンサー率40% (527/1315)
当方、持病持ち。 仲良い(偉い方なので仲良いは不適切かも)大学病院の名誉教授数人共、同じ事言いました 「病気は薬と共存し快適な生活を」 以後、素直の共存してます。 漢方も同等です。
補足
回答ありがとうございました。
お礼
親身に答えて頂きありがとうございまいした。 ベストアンサーにさせて下さい。